2021/05/02

地テシ:206 コンビニ大好き! の巻

前回にも書きましたヴィレッヂプロデュース2020 Series Another Style「浦島さん」WOWOW放送のオンエア時間が決まりましたよ! 6/12(土)の16:10ですって!

https://www.wowow.co.jp/detail/173282

さらに! 緊急事態宣言の発出により大阪公演の後半が中止となってしまった劇団☆新感線「月影花之丞大逆転」の、WOWOWでのオンエアも決定致しました!



詳細は後日の発表ですが、無念にも大阪公演途中で中止となってしまった、ムダにハイテンションな人々が暴れ回る作品をご自宅でお楽しみ頂けます。

舞台映像と言えば、昨秋に配信上演されましたノックノックスさんの「照らす」再配信も決まりました。しかもディレクターズカット版ですって奥さん! たった一回だけの上演だったこの作品を、コロナ禍だからこその作品を、よろしければご覧下さいませ。詳しくはこちら。

https://knock-knocks.jp/terasu_sai


昨年から今年に掛けてのバタバタとした演劇の現場。上演中止だったり公演延期だったり企画変更だったり無観客配信上演だったり。そりゃもうバタバタしました。今もまたバタバタしています。三度目の緊急事態宣言で外出もままならない日々ですが、お家で少しでもお楽しみ頂ければ幸いです。



さて、このような日々ですから買い物にも困りますよね。そんな時に便利なのが近所のスーパーマーケットやコンビニです。生活必需品が幅広く揃えられていて、本当にお世話になっております。
とはいえ、実は私はほとんどスーパーには行かないんですよ。ほとんどコンビニで済ませています。もう、コンビニ大好き! 様々なチェーンがありますが、いずれの店舗でもそれぞれ趣向を凝らした品揃えで楽しめます。
しかしまあ、コンビニにはホントに様々な商品がありますよね。チェーンによって違うのはもちろん、オーナーさんによっても品揃えが違うので、その違いを見て回るだけでも楽しみがあります。いや、見て回るだけじゃないな。大体買っちゃうな。いつも行くコンビニにはない商品を見つけてしまうと大体買っちゃうな。特にお菓子。あとコーヒーね。あ、あとカップ焼きそばもね。色々買うなあ。

ええと、そんなワケでね、最近コンビニで続けざまに素敵な新商品を見つけたんですよ。見つけちゃったんですよ。だもんでその内からいくつかご紹介したいと思います。



まずは最近、斬新で強力な商品展開をしている湖池屋さんの新作「ひとくちのごちそう ポテトと料理」二種。

 
「包まれたデミグラスハンバーグ」と「包まれたタルタルフィッシュ」。かまいたちさんのCMでもお馴染みのこちらの商品。もう、見た途端に美味しいと確信しましたよ。そして案の定美味しかったのですよ。凝ったソースがカリカリポテトにインされているならば、そりゃあ美味しいでしょうよ。
どちらも美味しいのですが、味のパンチという意味ではデミグラスハンバーグの方が私の好みです。でも、どちらも美味しいですよ。いやあ、最近の湖池屋さんは攻めてますねえ。新プライドポテトとかSTRONGとか。



次は異なるコンビニチェーンで見つけた名店再現系のカップラーメン二種。

 
福岡の名店であるShinShinさんの博多ラーメンと、名古屋の名店である味仙(みせん)さんの台湾ラーメン。旅公演で行く度に訪れる名店の味が再現されているんですって。ええと、実はまだ食べていないので味は判りません。なんだよ! 食べてないのかよ! まだ食べてないのかよ! 食べてないのに書くのかよ!
いや、次にいつ買えるか判らないから勿体なくてまだ食べていないのですが、この二店の再現系カップ麺が出た! という事実に驚いている段階です。まあ、この手の再現系にはあまり期待はしていないのですが、出ちゃったら買っちゃうよね。
もしそれぞれの地元に行かれる機会がありましたら是非。ちなみに、味仙さんは系列の支店が東京の神田と新橋にもあるよ。


最後は私の愛するコンビニであるセブンイレブンさんの新商品を。

 
この、セブンイレブンさんのカップ総菜シリーズが大好きなのですが、今新商品として出ている「野菜と食べる砂ずりポン酢」「鶏モモ肉と豆もやしナムルの葱塩ダレ」は、どちらもお酒のアテとしてとても優秀なんですよ。こちらが東京限定なのかどうかは知りませんが、一度お近くのセブンイレブンさんを覗いてみて下さいませ。


そんなこんなの素敵なコンビニライフ。もちろん皆さまも満喫なさっているかとは思いますが、普段買わない商品も是非手に取ってみて下さいませ。







てな原稿の下書きを昨日あらかた書き上げたのですが、今日の夕方、またコンビニでこんな商品を見つけてしまいました!



思わず二個買っちゃった! こりゃ買うよね! 買っちゃうよね!



2021/04/25

地テシ:205 Annapurna Interactiveってば! の巻 そのさん

まずは残念なお知らせをせねばなりません。現在大阪公演中の劇団☆新感線「月影花之丞大逆転」ですが、4/28(水)以降の全公演を中止とさせて頂きます。

http://www.vi-shinkansen.co.jp/UserArticle/Detail/480

昨春の「偽義経冥界歌」でも公演休止・中止を経験しましたが、ホントに切ないんですよ。一度目の緊急事態宣言が出されたのが丁度一年前。その延期公演を一年後に設定した団体も多く、それらが軒並み中止に追い込まれているのも残念でなりません。とにかく、なんとか終息に向かって欲しいと思います。まあ、ずっと思ってるコトなんですけどね。

ええと、その替わりというワケではもちろんありませんが、昨年10月に上演致しましたヴィレッヂプロデュース2020 Series Another Style「浦島さん」「カチカチ山」のWOWOW放送が決定しましたよ!

https://www.wowow.co.jp/release/005924

新型コロナ感染対策のために急遽企画を変更してお送りした三人芝居と二人芝居です。全ステージの生配信にも挑戦した作品ですが、いよいよWOWOWで気軽に見られるようになりました。まずは「浦島さん」が6/12(土)に、そして「カチカチ山」が7月にオンエアされます。
さらに! 6月上演のNAPPOS PRODUCE「りぼん、うまれかわる」の全キャストも発表されました。

http://napposunited.com/reborn/

このようなご時世ですので、無事公演が始められるのか、始められても最後まで公演が行えるのか、予断は許せません。関係者一同、細心の注意を払って準備したいと思っております。



さて! 気を取り直して、ゲームのお話です。私の好きなゲームデベロッパーであるAnnapurna InteractiveさんがSwitchで出しているゲームについてですよ。ちなみにこちらが現在Switch Storeで販売されているアンナさんの作品リストです。

https://store-jp.nintendo.com/search/?q=annapurna

「そのいち」では「GOROGOA」「Donut County」「Gone Home」をオススメいたしましたね。詳しくはこちらを。

https://note.com/macoto0807/n/ne971cbccb4ee


そして今回は「フィンチ家の奇妙な屋敷で起こったこと」「I am Dead」の二本のゲームをオススメしたいと思います。《死者の思い出を辿る》というテーマは同じなのに、全く違うテイストの二本なんです。


まずは「What Remains of Edith Finch フィンチ家の奇妙な屋敷で起こったこと」



あらかじめ言っておきますが、ちょっと不気味です。それは「何故だか皆が不思議な死に方をする一族の死の瞬間を追体験するゲーム」だから。ホラーではありませんが、ちょっと不気味なカンジです。でも、ホントに面白いんですよ! ホラーが苦手な私が言うのだから間違いない!
主人公は一族の末裔のエディス・フィンチ。エディスが幼い頃に離れた実家を訪れる所から始まります。この実家が奇妙なんですよ。タイトルにある「フィンチ家の奇妙な屋敷」の通り、増築に増築を重ねた奇妙な形をしています。
お母さんが亡くなった時にエディスに渡された一つの鍵。この鍵を持って実家に来てはみたものの、当然の如くこの鍵では玄関は開きません。なんとか屋敷に中に入ってから、数珠つなぎ的に全ての部屋を巡っていきます。そして、それぞれの住人の死の瞬間を追体験していくコトになるのです。

このゲームが面白いのは、それぞれの死に様を体験する時の操作性の多様性。なんとかして部屋に入って、思い出の品を見つけて、その部屋の住人の死に様を追体験する。その連続なのですが、それぞれのプレイフィールが全く違うので、常に新しい驚きが待っているのです。
ジャンルとしてはウォーキング・シミュレーターです。一人称視点で屋敷の中を歩き回りながら、ポインタの出る場所をクリックして物語を体験していく。まさにウォーキング・シミュレーターの王道です。パズル要素などはなく、順番に体験していくだけ。でもね! でもね! その体験の仕方がとにかく斬新で独特なんですよ!
ファンタジー風あり、RPG風あり、カメラ撮影風あり、コミック風あり。あまり詳しく書いてしまうとプレイの魅力を削いでしまいますのでこの辺りにしておきましょう。

要するに「飛び出す絵本の中に入り込むようなゲーム」です。実際にゲームの中でも「絵のうしろに入ったような」という表現もありますし、飛び出す絵本を操作するシーンもあります。バラエティに富んだ操作方法で死を体験しながら、一族の歴史を体感していくのです。
部屋の壁などに文字が現れてプレイヤーを誘導してくれるのですが、その文字の消え方がまたカッコイイんですよ。踊るように揺れたり、吸い込まれていったり。また、扉を開けたり本を開いたりするアクションも直感的で気持ちがいい。誘導も見事だし、全体的にスタイリッシュな印象です。
ウォーキング・シミュレーターにしては珍しく、何かを操作するとプレイヤー(エディス)の腕が見えますし、下を向くとエディスの胴体も見えます。二周目をプレイすると、ここにも仕掛けがあったんだなと気がつきます。仕掛けと言えば、要所に登場するひいおばあちゃんのイーディ(Edie)の本名が主人公と同じくEdithであるコトもね。

確かにちょっと怖そうだし不気味な印象はありますが、決してホラーではありません。画面が暗めなのは、廃屋なので電気が通っていないから。しかも部屋を巡る内に日も沈んで月明かりになってしまいます。ですが、そういった光の演出も見事で、空気感も美しい。
Switch版だけでなく、PC/PS4/Xbox Oneでもプレイできます。是非この美しくスタイリッシュなゲームに触れて頂きたいと思います。



次は「I am Dead」のご紹介を。こちらの主人公は、もう判りやすく幽霊です。「幽霊が他の幽霊を呼び出していく」ゲームなんです。でも、全然怖くなんかありません。ノリは明るいし、画面も超ポップです。



舞台は北大西洋に浮かぶ静かで穏やかな島。この島で生まれ育った主人公のモリス(この声優さんがまた素晴らしい)が海岸を散歩しているところから始まります。島の博物館を開設し、島民からも親しまれていたモリスさんですが、実は先日亡くなってしまいました。つまり主人公は幽霊なんです。
そして愛犬スパーキーの幽霊と出会いますが、スパーキーから島の危機を伝えられます。島の火山がもうすぐ噴火してしまうと。
島の火山を3000年に渡って守ってきたガーディアン(原文ではCustodian:管理者)の力が弱まり、急いで替わりのガーディアンを見つけなければ噴火してしまうのだそうです。そりゃ大変だ!

本来ならば島を愛するモリスさんが新しいガーディアンになれば良いのですが、ガーディアンになるためには死後1000日経っていなければならないと幽霊法典3-42bによって定められているのですって。なんだ、その妙にリアルな設定は。
とにかく、急いで5人の候補者の幽霊を説得しなくてはなりません。故人の思い出を持っている人を探し出し、その記憶の中から形見の品を割り出し、その形見の品を探し出します。その探し方が面白いんですよ!

島には多くの建物があり港があり公園があります。そのそれぞれを拡大してグリグリと回して眺めることができるのですが、さらにその内部まで透視することができるのです! ええと、透視というか、断面図を見ることができるのです。そう、CTスキャンとかMRIスキャンのように。これは新しい感覚です!

建物の中には部屋があり、たくさんの家具やら飾り物やらがあります。それらをクリックして拡大したり回したり中を覗き見たりして、ヒントを頼りに探し出していきます。これが実に楽しいんですよ。
時計の中には歯車が合ったり、家電の中には電子部品があったり、結構細かく作り込まれています。箱や袋の中で意外なモノが見つかったりもしますが、これを覚えておくと後で役に立つかもしれません。
また、人物にも調度品にもガラクタにもいちいち説明がついていて、細かい設定があるコトが判ります。その説明を読んでいくのも楽しいんですよ。注釈好きにはたまりません。

果たしてモリスとスパーキーは新しいガーディアンを見つけることができるのでしょうか。後半にはちょっと意外な展開になって、島の歴史を知ることになります。
形見の品を探して候補者の幽霊を呼び出していくだけなら、比較的短時間でクリアできると思います。しかしそれ以外にも、グレンキンという幸運の精霊を探したり、ミスター・ウィスタブルのナゾナゾに答えたりというミニゲームもあるんですよ。これをやり始めるとほぼ全てのオブジェクトを調べなくてはなりませんから結構大変です。
でもいいんです。このゲームは細かく設定された注釈を片っ端から読んでいくゲームでもあるのです。妙にリアルだったりウィットに富んでいたりする注釈を読みながらニヤリとするゲームなんです。まあ、ミニゲームはやらなくても進行には影響ないしね。

プレイしながら、なんとなく解体ゲームを思い出しました。解体ゲームというのは、オブジェクトをグルグル回したり眺めたりながらギミックを操作したり分解したりしていくゲームです。PC/PS4/iOS/androidの「GNOG」とかPS2の「鈴木爆発」とかね。ああ、どちらもマイナーなので判りにくいよね。まあ、いいや。


魚人という水棲人が町で普通に暮らしていたり(彼らの好物はバターを塗っていないトースト)、鳥人のような観光客がいたり高性能なロボットがいたりと、現在の地球とはちょっと違った世界観なのも面白い。
とにかく、ローポリゴンでポップなオブジェクト、フラットでカラフルな画面、優しくて可愛いキャラクター。もう隅から隅まで愛らしいゲームなんです。ちょっと作業感が強いかもしれませんが、膨大なフレーバーテキストを楽しみながら島の歴史を体感して頂けたらと思います。PC版もありますよ。



今回は「死者の思い出を辿る」二つのゲームをご紹介いたしました。ちょっと不気味で静謐な世界観と、驚きに溢れた操作感やストーリーが楽しめる「フィンチ家の奇妙な屋敷で起こったこと」、ポップでほんわかした世界観と、新しい操作感や優しいストーリーが楽しめる「I am Dead」。どちらもオススメですので、気になる方は是非。こんな時だからこそゲームで楽しむのも良いと思うんですよね。



2021/04/18

地テシ:204 Annapurna Interactiveってば! の巻 そのに

私の参加する次の舞台が発表されました。NAPPOS PRODUCE「りぼん、うまれかわる」は6/18〜27に六本木トリコロールシアターにて上演されます。作・演出は悪い芝居の山崎彬さん。そう、今年の2月に上演されました「今日もしんでるあいしてる」に続いてまた彬さんのお世話になりますよ。
出演は4年前に共演した元・乃木坂46の深川麻衣さんと、2ヶ月前に共演した潮みかさんと、昔から知っているのに初共演となる阿部丈二さん。他にも出演者はおりますが、それは後日発表となります。
4ヶ月振りの舞台ではありますが、馴染みのスタッフ・キャストと共に面白いモノをお届けできるように頑張りたいと思います。

それと、私の所属する劇団☆新感線「月影花之丞大逆転」の大阪公演も始まりましたね。強烈なキャラクターばかりが出てくる、やたらと味の濃い作品となっております。二時間の作品でよかった。でなければ胸焼けがすると思います。味が濃すぎてな!
大阪公演は4/14〜5/10、オリックス劇場ですよ!


ええと、ゲーム情報では無く、久しぶりに演劇の情報をお届け致しました。ああそうさ。だってそっちが本職だからさ。趣味がゲームなのさ。あと、音楽と映画と読書と博物館巡りと街歩きも趣味なのさ。趣味が多すぎて忙しいのさ。



さて、SwitchストアでディスカウントされていたAnnapurna Interactiveさんのソフトについての続きです。もうセールは終わっちゃったけれども元々が比較的値段の安いインディーゲームですので、気になる方は買ってみるのも良いのではないでしょうか。良いのではありでしょうか。ありでしょうよ。

https://store-jp.nintendo.com/search/?q=annapurna


ええと、ここで最近のインディーゲームの流行についてお話ししなくてはなりません。インディーゲーム(とかインディーズゲームとか)というのは、大規模なゲーム開発会社ではなく、数人(場合によっては一人)〜数十人の小規模なチームで制作された、主にダウンロード販売で流通する比較的小粒なゲームのコト。

そもそも、家庭用ゲームの歴史というのは1970年代のパソコン(当時はマイコンと言っていました)に向けて小規模に展開していたインディーゲームが主流でした。(なにしろ販売方法がカセットテープだったのよ! カセットテープにデータが音声として記録されていたのよ!)
しかし80年代に入ってPCゲーム市場が徐々に大きくなり、またファミコンを始めとする家庭用ゲーム機も登場し、それらが商業的な成功を収めるようになります。それでも実際にゲームを作っているのは少人数のチームでして、現在のインディーゲームの規模と大差ありませんでした。
それがPCや家庭用ゲーム機が進化するにつれて徐々に大規模になっていき、90年代以降は豊富な資金と人的財産のある大規模な開発会社がゲーム市場を席巻していきます。
ところが2010年代になると、安価で利用できるゲーム開発ツールが出てきたり、Steamなどのようにインディーゲームでも気軽に発売できるプラットフォームも登場したりしました。また、スマホの台頭もゲーム市場の裾野を広げるのに一役買ったと思います。
結果として、小粒ではあっても斬新な発想のゲームがたくさん流通するようになりました。玉石混淆ながらも活発な市場を提供し、中にはミリオンセラーにまでなる作品も出てきたのです。Angry BirdsとかMinecraftUndertaleなどはその典型と言えましょう。

要するに、有名な大手会社が製作・販売する大作しか売れないというこれまでの風潮が変わり、聞いたことのない小規模なインディー会社が製作する作品でもスマッシュヒットを記録するコトができるようになったってコトですよ。
大作ではなくても、きらりと光るアイデアのゲームがクチコミで話題になり、売れる。昔ではあまり見られなかった現象ですが、SNSの発達によって話題の広まり方も格段に速くなっているからだと思います。
PCゲーム市場ではドンドンそうなってきていたのですが、最近では家庭用ゲーム機でもその傾向が強くなってきました。特にNintendo Switch。毎週発売されるゲームの半分くらいがインディーゲームになっています。PCで注目されたインディー作品をどんどん移植しているんですね。いや、それにしてもインディーゲームの割合が多すぎませんか。どれがアタリかまるで判りゃしない。まあ、それもまた面白いんですけどね。


ゲームを作る会社には、大きく分けて開発会社(デベロッパー)と販売会社(パブリッシャー)があります。デベロッパーがゲームを製作し、パブリッシャーがそのゲームを販売する。もちろんこの二つが同じ会社という場合もありますが、昔ならいざ知らず、近年ではほぼ分業されています。
つまり作る人と売る人ですね。音楽ならばバンドが作る人、レコード会社(って今でもいうのかな)が売る人。小説ならば作家が作る人、出版社が売る人。作家さんが好きなモノを書いて出版社に売り込むコトもありますし、出版社が売れそうな企画を作家さんに書いてもらうコトもあります。
このように、それぞれが得意な分野で分業しているのですね。作る側には斬新なクリエイティビティが必要ですが、売る側は強力なマーケティングや企画力、そしてなによりも強固な販路を持っています。これによってWin-Winな関係が構築されるのです。

ゲームでも同様です。面白いゲームを作る人と、それを上手くマーケティングして売る人。その両輪が上手く組み合わさると大ヒットが生まれるというワケです。
で、今回ご紹介しているAnnapurna Interacitiveさん(めんどくさいので以下アンナさん)はパブリッシャー、つまり発売元です。それぞれのゲームを開発しているデベロッパーはバラバラですが、それをまとめているのがアンナさんなんです。そして、私はアンナさんが販売しているゲームを割と信用しているというコトなんです。

ここからはあくまで私の推測なんですが、アンナさんは出す作品に対して自信を持っているんじゃないかと思うんですよ。面白いマイナータイトルを見つけて買い付けているのかもしれないし、開発者から売り込みがあるのかもしれないし、面白そうな企画に資金提供をしているのかもしれないし、間違った方向に進展している開発者に口出ししているのかもしれません。そのあたりは判りません。
ただ、いずれにしてもリリースされる作品のどれもが斬新で面白いのですから、プレイする側からすれば意識せざるを得ないのですよ。お! このパブリッシャーが出すゲームは大体面白いな! じゃあ次の作品も気にしておこうかな! てなカンジで。

私はレーベル買いというコトをします。このパブリッシャーが出す作品は気にしておこう、と思ってしまうのです。音楽ならばSweet Soul Recordsとか昔のEPIC・ソニーとか、書籍ならばハヤカワ文庫とかちくま文庫とか、映画ならばPixarやMarvelを傘下に持つDisneyとか。これらのパブリッシャーが出す作品にはある程度の信頼を置いているのです。要するに、私の好みに合っているってコトですよ。
で、ゲームに関してはアンナさんの出す作品にも同様の信頼を置いているというワケです。他には大手ですが任天堂とかUbisoftとかね。全部を買うワケではありませんが、これらのパブリッシャーが新作を出せば取りあえず気にするワケですよ。あくまで私の好みのハナシですが。

私が初めてアンナさんを意識したのはiOS版の「GOROGOA」をプレイした時。起動して始めに映し出されるのはブラウン管に映った風の大文字「A」のアンナさんのロゴ。その後、「Donut County」やPS4の「Outer Wilds」などでもこの「A」のロゴを見るコトになり「なんだこのパブリッシャーは。私が好きなゲームばかりリリースしてるじゃないか」と気になり始めたというワケです。
もちろん今後リリースが予告されている作品も気になっています。サイバーシティをネコになって散策する「Stray」とか、「Solar Ash」とか「Neon White」とか。いずれも2021年の発売予定です。皆さまにも、ぜひ気にして頂きたいパブリッシャーなのです。




ええと、今回はアンナさんのオススメゲームの話ではなく、アンナさんというパブリッシャーについてお話し致しました。そうです。お察しの通りです。要するにゲームが進んでいないのですね。いや、ちょっとずつプレイはしているのですが、まだ終わってはいないのです。
だってSwitchの「BRAVELY DEFAULT II」は大きな山を越えて一気に話が広がったところだし、PS5の「OUTRIDERS」では久しぶりのSFシューターでドンパチしてますし、「The Pathless」では可愛い鷹さんと共に矢を撃ちまくりなんです。ちなみにこの「The Pathless」のパブリッシャーもアンナさんです。

そんなワケで、なかなかゲームを終えられない昨今ですが、次回こそはアンナさんの「フィンチ家の奇妙な屋敷で起こったこと」「I am Dead」について書きたいと思います。いやあ、これがまた斬新で面白いのよ!


2021/04/11

地テシ:203 新しいお友達のアンプとプリンタってば! の巻

前回、ブログサービスの一種であるnoteさんってなんかいい感じ! という話をチラッと書きましたが、色々考えるのも面倒なのでサクッとアカウントを作って投稿してみました。
https://note.com/macoto0807

白バックのシンプルな画面でキレイだし、行間も広くて読みやすい。記事リンクや埋め込みリンクも作りやすいのでなかなかイイカンジです。
まだ判りませんが、取りあえずしばらくはこちらのBloggerさんと並行して書いてみようと思います。



さて、今回はAnnapurna Interactiveさんについての後編を書く予定でした。予定だったんですよ。予定だから変わるコトだってありましょうよ。あるでしょうよ。
ええと、意外と忙しくてゲームが進まなかったんですね。前回ご紹介したのは「GOROGOA」「Donut County」「Gone Home」の三作でしたが、実は他にも「フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと」とか「I am Dead」とか「If found...」とか「ケンタッキー ルート ゼロ:TVエディション」とかも買ってあるんですよ。いっぱい買ったな! ええ、何しろ大幅値下げですから! 気になっていたソフトですから! ちなみにセール期間は4/12までですよ!

https://store-jp.nintendo.com/search/?q=annapurna

 

忙しいったって舞台の仕事が無くて暇なはずなんじゃないの? って私も思います。いや、私にだって舞台以外にも仕事はありますよ。色々と水面下で動いているからその準備とかね。

そしてもう一つ。というか二つ。時間に余裕のある今のうちに調子の悪い家電を買い換えようと思ったのですよ。といいますのも、ウチのAVアンプとプリンタがどうにも不調なのです。その話を事務所の偉い人に話したら、PS5の抽選販売に当たったから運を使い果たしたんですよとか言われましたが、PS5が当たる前から調子が悪かったんです。もうずっと調子悪かったんです。ずっと調子が悪いのに放置していたのかよとか自分でも思いますが、まあなんとか騙し騙し使っていましたが、そろそろ限界です。ついでに言うと実は洗濯機も調子悪いんだよなあ。

いや、洗濯機は解決策を見つけたので調子悪くてもなんとかなるのですが、アンプとプリンタはマズい。アンプは頻繁に音声が途切れたり、フロントスピーカーが鳴らなくなったりしますし、プリンタに至ってはプリントができません。そりゃもうプリンタじゃ無いね。いや、スキャンはできるんですけどね。
ウチではAVアンプで5.1chサラウンドを組んでおりまして、映画を見るにもゲームをするにも圧倒的な迫力なんですよ。自慢のシステムなんですよ。それが、背後のサラウンドスピーカーはちゃんと鳴るのにフロントスピーカーが鳴らないのでは本末転倒です。前後不覚です。色々配線や設定をいじってみましたが、どうにも原因が分からない。
また、私は俳優業以外にデザイナーもやっているのですが、プリンターがプリントできなくては仕事になりません。プリンターがプリントできないのならば、それはもはや「ター」です。ターなんか持っていても何の役にもたちません。

ええと、そんなワケでこの機会に一気に買い換えるコトにしました。それぞれもう10年以上使っているからな。しょうがないよな。
昔に比べてAVアンプもプリンタも安くなってるし機能も増えています。こりゃもう買い換えましょうそうしましょう。私のコトですから、そりゃもうネットで詳しく調べてヨドバシに行って実機も確かめて、様々な要素を考えながら決めましたよ。買ったのはもちろんヨドバシ.comだよ! 大きくて重いからな! いやあ、ヨドバシエクストリーム便って凄いな! すぐ届いたよ! 配達員さんありがとう! ご苦労様です。

まずはAVアンプですが、当然ながら音が安定しました。フロントスピーカーもちゃんと鳴りますし、途切れることも無くなりました。
そして、最近のアンプってWi-Fiに簡単に繋がるのね。昔のは有線LANのみだったから別売りの機器を使って無理矢理無線LANにしていたのよ。それが簡単に無線で繋がるのよ! しかもSpotifyとかAmazon Musicとかにも一発で繋がるのよ。AppleのAirPlay2にも繋がるのよ。コレがもう便利!
例えば外でiPhoneでSpotifyの音楽をヘッドフォンで聴きながら部屋に帰ってきたとするじゃない。そこで、ワンボタン押すだけで自宅のスピーカーシステムで続きを聴くことができるのですよ。リッチでファットな音で聴くことができるんですよ。
他にも様々な恩恵があるのですが、とにかく買い換えて正解でした。これでゲームも5.1chの大迫力を取り戻したのさ。特にウォーキング・シミュレーター系では静かなので環境音の臨場感が際立ちますね。もちろんハデなアクションゲームでも大迫力さ。

プリンタも新しくなって安定しました。ちゃんとプリントもできます。これでターからプリンタに昇格です。古いのも新しいのもWi-Fi対応のプリンタ複合機でしてプリントだけで無くスキャンやコピーもできるのですが、古いのはFax機能もあったんですよ。しかし、思い返せばもう何年もFaxなんて受けておりません。そりゃそうだ。となればFax機能の無い複合機も選べるワケでして一気に選択肢が広がりました。
そんなワケで、新しいプリンタ複合機は小さく軽くなりまして、しかも速くキレイにプリントできます。いやあ進化していますね。こちらも買い換えた甲斐がありました。

この手の機器を買い換えたことのある経験のある方ならお判りと思いますが、設置にも設定にも手間が掛かるモノなんです。古いのの配線を外して箱にしまって、新しいのを箱から出して配線して、さらに様々な初期設定をしなくてはなりません。これがまた面倒なのですが、やらなくては使えませんからやるワケです。だもんで忙しかったというワケですよ。

というワケで自宅の機器も新しくなり、色々と落ち着きました。これで安心してゲームに取りかかれます。次回はAnnapurna Interactiveのソフトの続きを書きたいと思います。
とかいいながら、PS5でも色々と始めちゃって忙しいのは内緒ダゾ!

とにかく! SwitchでのAnnapurna Interactive作品のディスカウントは4/12までですからね! 明日までですよ! 先ほど書いたまだクリアしていない作品もちょっとずつプレイしていますが、今のところ「フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと」が面白そう! オシャレで新鮮で驚きに満ちています。それ以外のも面白いよ。改めて念押ししますが、名作揃いですのでこの機会に是非!



2021/04/04

地テシ:202 Annapurna Interactiveってば! の巻 そのいち

最近では再び自宅エクササイズとしてNintendo Switchの「Fit Boxing 2」をプレイしていますが、やっぱ汗かきますね。冬場には軽く汗ばむ程度でしたが、春になって暖かくなってくるとプレイ中に結構暑くなります。薄いTシャツに着替えてからプレイしないとちょっと辛い。


さて、前回、前々回とNintendo Switchの「BRAVELY DEFAULT II」の面白さについてお話し致しました。
やっとの事でPlayStation5を手に入れたのに、今現在、主に稼働しているのがNintendo Switchなのはもちろん「Fit Boxing 2」や「ブレイブリーデフォルト2」をプレイしているからなのです。なのですが、ここにきてもう一つ理由ができました。理由ができちゃいました。それは! SwitchストアでAnnapurna Interactiveさんのソフトが4/12までディスカウントされているからだ!

https://store-jp.nintendo.com/search/?q=annapurna

どう、この大盤振る舞い! 4/12までですよ!

以前、PS4/PS5のゲーム「MAQUETTE」についての記事を書いた時にもチラッと書きましたが、Annapurna Interactiveという発売元が販売しているゲームはハズレがなくて面白いんですよ。もちろん全てをプレイしているワケでは無いので断言はできませんが、いくつかプレイした範囲では実験的で刺激的なゲームが多いのです。
Switchではありませんが、今まで私がプレイしてきたAnnapurna Interactiveの作品はPS4の「風ノ旅ビト」や「Flowery」「Outer Wilds」、PS4/PS5の「The Pathless」と「MAQUETTE」。いずれも新鮮な驚きのある面白いソフトばかりでした。
また、今回のセールにもなっている作品も、PS4で「Sayonara Wild Hearts」、iOSで「GOROGOA」や「Donut County」「Florence」をプレイしています。どれも面白いですよ。

それが大幅割引での販売となれば気にするなというのが無理でしょう。他のプラットフォームでもプレイしたコトのあるタイトルも含めていくつか購入してみました。


まず、一番にオススメしたいのは、iOSで何度もプレイしてるけどやっぱり大好きな「GOROGOA」。パズル好きには文句なくオススメできる名作です。いわば「インタラクティブな絵本」です。


 
これ以外にも公式動画はあるんですけど、ちょっと攻略のヒントが多すぎてプレイの楽しみを削いでしまうかもしれませんのでご注意を。
まあ、この動画でもお判りの通り、精緻に描かれた美麗な絵を移動させたり拡大縮小させたり重ねたり分離させたりして繋いでいくというゲームです。これが結構難しい。文字によるヒントは一切ありませんが、絵でのヒントは多いです。また、背景の柄をよく見ることも大事。意外な二枚が繋がって絵本が動き出す瞬間が驚きに溢れています。
実は私、このゲームは何度かクリアしておりますが、今回久しぶりにやり直してみたらやっぱり迷いました。解き方を忘れているんですね。おかげでまた新鮮な気分でこの美麗な動く絵本を楽しむことができました。


次はiOSでやりかけていた「Donut County」を。途中までプレイしていたのに存在を忘れちゃってたんですよね。なので今回、改めて最初からプレイしてみました。ええと、「地面の穴を操作して色んなモノを地中に落としていく」ゲームです。



始めは小さなモノしか落とせませんが、徐々に穴が大きくなって更に大きなモノを飲み込んでいけます。で、最終的には家とか岩山も落とすことができるようになります。この辺り、ちょっと「塊魂」を思い出させる操作性ですね。短い章立てになっているので気軽にプレイできるし、合間に挟まれるコミカルなやりとりも面白い。うん、こりゃ明らかに「塊魂」を意識してるな。
もちろん、ただ穴に落とすだけではなくて、ちょっと頭を捻らないといけない部分もありますが、まあそれほど難しくはありません。一気にプレイすれば2〜3時間でクリアできます。ですが、口も性格も悪いアライグマのBKを始めとするドーナツ郡の奇妙な住人たちで笑いながらゆっくり楽しんで下さい。隅々にまでスタッフの遊び心が詰まっていますよ。特にエピローグとスタッフロールが小粋です。


そして、前々から気になっていた「Gone Home」もプレイしてみました。いわゆるウォーキング・シミュレーターと呼ばれるタイプの、一人称視点で歩き回りながら謎を解いていくゲームです。こちらはいわば「インタラクティブな小説・映画」ですね。



ちょっと怖そうな印象がありますが、ホラー的要素は一切ありませんのでご安心を。主人公が一年の世界旅行から帰ってきたら、お父さんもお母さんも、そして妹も誰も居ません。家の中を歩き回ってみると、至る所にメモや手紙や書類が残されています。なぜ誰も居ないのか。
もう一度言いますが、ホラー要素はありません。あるのは、ある愛の物語。そして家族の物語です。
パズル要素はほぼ無く、もちろん戦闘もありません。ただ歩き回ってメモを読み、要所で読み上げられる妹の日記を集めていくだけなのですが、これが面白いんですよ。元々は皮肉を込めた呼び名だったウォーキング・シミュレーターという手法を、ちゃんとしたゲームジャンルとして確立するキッカケとなった作品なのです。

1995年のアメリカが舞台なので、懐かしい小道具がいっぱい出てきます。ハッキリとしたBGMは無いのですが、所々に落ちているカセットテープを近くのラジカセに入れてやると、パンク風のガールズロックがかかるのも面白い。他にもスーパーファミコンや宅配ピザ、ブラウン管テレビなど、いかにも90年代のアメリカって感じです。ストーリーもね。
オプションとして、開発者の裏話コメンタリーを聞きながらプレイするコトもできます。私は一周目は普通に、二周目はコメンタリーを聞きながらプレイしましたが、これがまた楽しい。しかも一周目では見落としていたメモをいくつも見つけました。全部見つけなくてもまあ問題は無いのですが、よりストーリーが深くなります。
こちらも一気にプレイすれば2〜3時間で終わります。そのあたりも映画っぽい。いい映画を一本見たような気分になれますよ。


他にも何作か購入したのですが、まだプレイが追いついていません。プレイできたらまたご報告致しますね。とにかく、数百円で買えるソフトもありますので、気になる作品がございましたら是非プレイしてみて下さい。ディスカウントは4/12までですよ!

あ、それから、アンナプルナ愛に溢れたnoteの記事も見つけたのでご参考に。私の説明よりも判りやすく解説されています。
https://note.com/yusuke3rd/n/n4eba654c61a4

やっぱ、noteってなんかいいな。シンプルな画面で行間も広くて読みやすい。このBlogも引っ越ししてみようかな。



2021/03/28

地テシ:201 「BRAVELY DEFAULT II」楽しい! の巻 第二章

先日、私が長年宣伝美術を担当させて頂いているプロジェクトKUTO-10さんの「かもめごっこ」を拝見致しました。ホントに自分勝手な登場人物ばかりで誰にも感情移入できないのに、セリフがいちいち心に刺さってくるあたりがまさにチェーホフ流。地方のアマチュア劇団の話なので、地方のアマチュア劇団出身の私としては特に揺さぶられました。いよいよ本日3/28の14時が千秋楽です。下北沢 シアター711ですよ。


さて、前回はNintendo Switchの「BRAVELY DEFAULT II(ブレイブリーデフォルト2)」の快適さについてお話し致しました。メニュー画面での操作やフィールドでの移動などが実に練られたシステムで、まさに痒いところに手の届く作りになっています。その分、プレイヤーはストーリーや戦闘に集中できるというワケです。
快適だからといって戦闘が単調になるワケではありません。それぞれの敵には様々な属性(火や水など)と武器(剣や槍など)に対して耐性があり、こちらの攻撃を半減したり無効にしたりしてきます。敵の弱点は戦闘中にいつでも見られるのは親切なのですが、逆に言えば敵の弱点を常に意識しなくてはならないというコトです。
さらに、こちらの攻撃に反撃するカウンターや、特定の行動に反応して嫌な攻撃をしてくるジャマーなど、一筋縄ではいかない厄介な敵も多いのが悩ましい。そりゃこっちだってカウンターやジャマーが使えるんだから、敵だけ使えないなんて不公平ですからね。

特にボスはとにかく嫌らしい攻撃や反撃をしてきます。このボス戦が面白いんですよ。ボスを倒すと、そのボスが持っているジョブを手に入れることができます。つまり、その嫌らしい攻撃や特性を持っているジョブを自分が使うコトができるようになるのです。そのためには、今手に入れているジョブを組みあわせて適切な攻撃をしていかないと簡単に全滅させられるというワケです。
ボスはHPも高いのでとにかく長期戦になります。頻繁にこちらのピンチを立て直しながら、ちまちまとボスのHPを削っていきます。歯が立たずに全滅してしまっても、ジョブとアビリティを考え直してから再挑戦すると意外とあっさりと勝てたりするところがこのゲームの醍醐味。
ボスの弱点や攻撃の属性、単体攻撃か全体攻撃か、物理攻撃か魔法攻撃か、狙ってくる状態異常は何か。それらを見極め、こちらのジョブや武器を整える楽しさ。戦闘が面白いRPGは楽しいのです。

また、行動の順番を前借りできる「ブレイブ」というシステムも面白い。通常のコマンド選択式RPGならば自分の順番が来るまで待たなくてはなりませんが、ブレイブで前借りすれば最大四回連続で行動できます。連続で攻撃してもいいし、アイテムで戦闘不能を復活させてすぐさま魔法で回復させてもいい。様々な行動を連続で行えます。
しかし前借りするだけなので、もちろんその後しばらくは行動できません。チャンスと取るか、リスクと取るか。壊滅しかけた戦線を瞬時に立て直してもいいし、有無を言わせずたたみ掛けてもいい。ブレイブによって一気に戦略が広がります。


このように戦闘が面白くも難しく、駆け引きの必要な奥深いシステムになっているのですが、それを支えているのがジョブとアビリティなのです。様々なジョブを育ててアビリティを集め、組みあわせていく。これを考えるのが楽しいんですよ。
ジョブというのは白魔道士とか吟遊詩人などの個性豊かな能力を持つ職業です。アビリティというのはそれぞれのジョブの持つ特殊能力ですが、その内のいくつかは他のジョブでも使うコトができます。つまり、それらの組みあわせ方によって戦闘が面白くなるというワケです。

この面白さは何かに似ているな。そうだ! 懐かしの「FINAL FANTASY V」と似てるんだ。そうそう、これはFF奇数番の楽しさです。昔のFF奇数番が好きだった人には文句なくオススメできます。
ええと、FFといえばスクウェア(現スクウェア・エニックス)が制作した、言わずと知れたRPGの名作シリーズですが、初期のFFでは偶数番と奇数番での特徴が違いました。FF4やFF6などの偶数番は固定ジョブのキャラクターが多数登場するストーリー重視で、FF3やFF5などの奇数番は少数キャラクターとジョブチェンジを駆使するシステム重視と言われています。

BD2では四人の固定メンバーに20を越える多彩なジョブが用意されています。ジョブが成長すれば様々なアビリティを覚え、そのジョブとアビリティを組みあわせて様々な効果を得ることができます。いわゆるシナジー効果ですね。
比較的汎用性のある組みあわせもあれば、限定的ではありますが絶大な効果を生み出す組みあわせもあります。その掛け合わせを考えながら試してみるのが楽しいんです。
20種類以上のジョブのそれぞれに10個以上のアビリティがあり、そのどれもが個性的なのが驚きです。単体で強力なモノもありますが、他のアビリティと組みあわせるコトで効果的になるモノもありますので、新しいジョブやアビリティを手に入れるたびにワクワクします。だもんで、ついついプレイしてしまうというワケですよ。


私もようやく4章に突入し、ストーリーも急転直下に慌ただしくなってきました。ジョブもアビリティも随分と増えましたが、まだまだあるようです。
キャラクターも可愛らしく、また表情豊かで声優さんも達者なので、要所に入る会話部分も楽しめます。本当にキャラクターの表情が見事なんですよ。それほど可動パーツは多くないのに感情表現が細やかです。
個性豊かなボスたちが次々と襲ってくるので、ストーリーも楽しくなる上に撃破後のジョブ入手も嬉しい。つまり、ストーリーの面白さと戦闘の面白さが直結してくるのです。
ストーリーが進みましたらまた改めてご報告致しますが、昔ながらの王道RPGでありながら、新鮮な楽しさを感じられる今作。是非皆さまにもお楽しみ頂きたいと思います。Switchのストアには5時間までたっぷり楽しめる体験版もありますからね!


2021/03/21

地テシ:200 「BRAVELY DEFAULT II」楽しい! の巻 第一章

ええと、念願の、待望の、垂涎の、まあとにかく待ちに待ったPS5をようやく手に入れた私です。さぞや素敵なPS5ライフを送っているだろうと思いきや、今現在メインでプレイしているのはNintendo Switchの「BRAVELY DEFAULT II(ブレイブリーデフォルト2)」という体たらく。
最新マシンよりもこっちの方がいいのかと聞かれれば困ってしまいますが、久しぶりに、ホントに久しぶりにコマンド選択型RPGをプレイしたら経験値稼ぎが楽しくなってしまったんですよ。いやあ、楽しいよねレベル上げ。

最近のゲームのトレンドといえば、だだっ広いフィールドで冒険しまくるオープンワールドや、大人数での対人戦バトルロイヤル、超ハードな敵とのシビアな戦闘が特徴の死にゲーなどのアクション系が人気です。私も近年はオープンワールドゲームを中心にプレイしてきました。
しかし、あるゲームのCMがそんな私の注意を惹きました。「ジョブチェンジを駆使して世界を救え!」 お、これは! 私はジョブチェンジシステムのあるRPGが大好きなのです。
それが「ブレイブリーデフォルト2(以下BD2)」。そういえば10年程前にNintendo 3DSで初作をプレイしたなあ。行動回数を前借りするブレイブというシステムが斬新で面白かったなあ。
そんなことを思い出しながらついついSwitchのカートに入れてしまいました。しかし、コマンド選択式の純粋なRPGなんて長らくプレイしていないんですよ。バリバリ3Dのアクションゲームで撃ったり切ったりばかりしてきたんですよ。そんな私でも楽しめるのでしょうか。

ええと、結論から言いますと、全くの杞憂でした。むしろ久しぶりの経験値稼ぎとレベル上げにハマってしまいました。王道プレイ。いや、王道プレイではあるんですが、それを支えているのはこのゲームの快適さです。このゲームのポイントは「快適さ」と「ジョブチェンジの楽しさ」にあると思っています。今回はその快適さについて解説していきたいと思います。



ゲームに於ける快適さの指標にも色々あります。ロード時間が短いとかメニュー操作がしやすいとかレスポンスが早いとかボタン割り当てが適切とか、まあ様々あると思いますが、各ゲームごとに色々とアイデアを凝らしています。
でね、このBD2ではコマンド選択型RPGとしては上記の要素はもちろん、考え得る限りのユーザーフレンドリーさでもって快適さを実現しているのですよ。なんかプレイの隅々にまで及ぶ快適さ。よく考えられているなと感心します。

まずね、町が広くない。リアルサイズの町を等身大のキャラクターが走り回って迷子になりそうな最近のRPGではなく、こぢんまりとした町を小さな主人公たちが走ります。しかもRスティックを押し込めば町全体が見られてお店やクエストの場所が一目瞭然。コレは便利。迷わない。
しかもBボタン押しながらだとダッシュするので移動も楽チンです。ダッシュはフィールドでもダンジョンでも有効なので移動にイライラしません。

フィールドでの移動と言えば、昔のRPGではランダムエンカウントと言いまして、歩いていると突然モンスターに襲いかかられるのが普通でした。しかし今作ではシンボルエンカウントと言いまして、モンスターが歩いているのが見えるのです。で、モンスターとぶつかれば戦闘開始です。
モンスターとぶつからなければ、つまり上手いこと避けていけば戦闘せずに進めるのです。いや、もちろん戦闘しなくては経験値がもらえないのでレベルは上がりませんが、先を急いでいる時とかHPが減っていて戦闘したくない時とかにはとても楽です。
しかも今作では、自分よりも明らかに弱い敵は逃げて離れてくれるのです。これが実に便利。と言いますのも、BD2ではフィールドでも剣が振れるのですが、剣が敵に当たってから戦闘に入るとこちらの行動回数が増える「ブレイブ」という状態になります。しかも敵の背後を取って戦闘に入るとこちらが先制できるので、逃げる敵に背後から剣を当てて戦闘に入ると圧倒的に有利な条件になるのです。

更に! BD2では複数の敵と連戦するともらえる経験値が増えるのですが、複数の敵が逃げると大体固まりますので連戦に持ち込みやすいのです。つまり、自分よりも弱い敵が逃げる時には無視して先に進んでもいいし、あるいは連戦を狙って追い込んでたくさんの経験値を狙ってもいいのです。どう、この親切設計!
弱い敵ならば比較的簡単に倒せますので狩りにはもってこいです。もらえる経験値は少なめですが、連戦でのボーナスを期待すればそこそこはもらえます。しかも特定の敵を呼び寄せるアイテムもありますので、ガンガン連戦を狙えばガンガン経験値をもらえるというワケです。

フィールドで剣が振れるのには別のお得さもあります。フィールド上の草を刈ると時々アイテムが出てきます。お金や消費アイテムだけではなく、武器や防具も出てきます。これが大事。結構強めの武器が拾えたりします。
またフィールドでは夜と昼の概念があるのですが、それぞれで恩恵のあるアビリティがあるので昼になるのを待ったりする場面もあります。その時にはただ待つのではなくて草刈りに専念すれば時間もつぶせるしアイテムも手に入るというワケです。一石二鳥!

フィールドや町ではいつでもセーブができますが、いわゆるダンジョンの中ではセーブができません。また、HP/MPを回復できるテントも使えません。これはまあ、よくある制約です。もし全滅してしまったら最後のセーブデータからやり直しです。
しかし、BD2が親切なのはオートセーブが頻繁にされていること。エリアが切り替わるごとくらいにオートセーブされています。つまり、手動セーブが随分前でもオートセーブからやり直せば割とすぐに取り返せます。
しかも、ダンジョンの中間あたりとボス直前くらいには、入り口に戻れるワープホールやセーブポイントが用意されています。これでダンジョン探索が格段に楽になります。ここを拠点に宝箱を探したり経験値稼ぎをしたりもできますし、ヤバくなれば回復したりセーブしたりできますからね。至れり尽くせりとはこのことです。


これだけ快適とか便利とか楽チンとか書いてしまうと楽すぎて単調になっちゃうと思うじゃないですか。単純作業の連続だと思っちゃうじゃないですか。ところがどっこい、そうはならないのがBD2の面白いトコロ。割と序盤から属性半減とか無効とかカウンターとかの厄介な敵が出てきてしまうのです。
ただ「戦う」を連打していれば勝てるような戦闘ではなく、属性魔法や強化弱体や特定条件などを駆使しなくては勝てない戦闘なんですよ。つまり戦闘が面白い。それを実現するのがジョブチェンジシステムなのです。
てなワケで、快適さについて説明するだけで長くなってしまいましたので、次回はBD2のジョブチェンジの楽しさをお話ししたいと思います。

ええとザックリと言いまして、昔のファイナルファンタジーシリーズが好きな方にはオススメのRPGです。懐かしくもあり、そして最新の面白さもあるというコマンド選択型RPGの完成形みたいな名作だと思いますので、気になる方はゼヒ!




2021/03/19

地テシ:199 プロジェクトKUTO-10「かもめごっこ」始まったよ! の巻

昨年の春から、芝居のできなかった半年と芝居がノンストップで続いた半年を過ごしてきましたが、しばらく舞台の仕事がなくなったためにようやく知り合いの舞台を観に行くことができるようになりました。既にいくつか拝見致しましたが、いやあ、やっぱり舞台を生で見るのって面白いよねえ。楽屋に挨拶に行けないのは残念ですが、とにかく舞台ができてそれを客席で観ることができるコトが嬉しいのです。
配信や記録映像ではいくつも観ておりましたが、この一年で客席で見た作品といえば昨年の「カチカチ山」ゲネプロだけですよ。しかも関係者だからね。
例年ならば何十本も舞台を観ている私ですが、昨春から今春までの一年での客席観劇がたったの一本なのは悔しい限りです。

その前に最後に観劇したのはなんだっけ。そうそう、昨年三月のプロジェクトKUTO-10「なにわ ひさ石 本店」でした。あの時も出演していた劇団☆新感線の「偽義経冥界歌」が上演中断していたから観に行けたんだよなあ。
そしてこの三月。毎年春の風物詩のようにプロジェクトKUTO-10の新作「かもめごっこ」の公演が始まりました。毎年春に公演があるから、大抵自分の舞台と重なっていてなかなか観に行けないんですよ。宣伝美術を担当させて頂いているのにね。

旗揚げ公演からほぼずっとチラシを作らせて頂いているプロジェクトKUTO-10さんは、工藤俊作さんが主宰する劇団。劇団というかプロジェクトです。固定した作家も演出家もおらず、工藤さんが気になる作家さんや演出家さんにお願いして作品を作るため、毎回作風が変わるという面白いプロジェクトです。
最近では主に大阪を中心に活動している若手の作家さんや演出家さんと組んで、主に大阪を中心に活動している俳優さんと共に新鮮な化学変化を楽しめる作品を作ってきていましたが、今回は第二十回公演と言うことで、第一回公演の時と同じく作・三枝希望さん、演出・岩崎正裕さんという布陣で臨みます。
しかも「かもめごっこ」というタイトルからも判る通り、チェーホフの「かもめ」からインスパイアされた作品になっているようです。



大阪公演はウイングフィールドにて3/18〜21、東京公演は下北沢 シアター711にて3/25〜28です。
様々な感染対策をとっての上演となります。最新の空気清浄機や検温器、消毒器を用意しているそうです。しかも、二時間ちょっとの芝居なのに、途中で換気をするために休憩も挟むそうです。
もちろん私も観に行きますよ。一年振りのKUTO-10。どんな作品になっているのか、とても楽しみです。


2021/03/14

地テシ:198 PS5で「MAQUETTE」! の巻

ねんがんの PS5を てにいれたぞ !


というワケで、前回はPS5を手に入れた経緯とその凄さを解説致しましたが、ハードウェアはマシンでしかありません。ソフトをプレイしなくては意味がありません。ですので「ASTRO's PLAYROOM」でPS5コントローラの凄さを体感し、「THE PATHLESS」でハイスピード移動に陶酔し、「Marvel's Spider-Man: Miles Morales」で美麗さに驚き、「イモータルズ フィニクス ライジング」でポップな神話世界を楽しんだりしております。それぞれちょっとずつだけどね。


しかし、一番最初にハマってエンディングまでプレイしてしまったのは3/2に発売された一人称再帰的パズルゲームである「MAQUETTE」です。
一人称再帰的パズル? ええ、公式にそう書いてあるのです。再帰的とは大雑把に言って「あるモノを構成する要素の中に、あるモノそのものと同じものがある」コトでして、いわゆる入れ子構造ですね。フラクタル画像のように、あるモノを拡大していくとそこにまた同じモノがある構造です。ちょっと違いますが、マトリョーシカ人形をイメージして頂くと判りやすいかもしれません。



「MAQUETTE」(マケット)はいわゆる「脱出ゲーム」の一種です。部屋の中にある様々なモノを観察し、操作してカギを探し出し、出口から脱出する。ブラウザゲームによくある、あの脱出ゲームに似ています。
しかしこちらは一人称再帰的パズルですから、もちろんタダの脱出ゲームではありません。一人称ってコトは主人公目線でして、しかもフィールドを自由に動き回れます。
まずプレイヤーは素敵な音楽が流れる綺麗な庭園にいます。道なりに庭園を進むと、壁の所々に文字が浮かび上がります。どうやらある男が過去を思い出しているようです。広い庭園を歩いて、指示に従っていけば簡単にカギが手に入り、庭園を出る事ができます。ここまでがチュートリアルを兼ねた第一章。

第二章からが「再帰的」パズルの始まりです。目の前にはメリーゴーラウンドを思わせるような赤い屋根の大きなドーム。周りの四方にはお城があったり公園があったり。
よく見ると、赤屋根ドームの中には今自分がいるのと同じ風景のミニチュアがあります。真ん中に赤屋根、四方にお城や公園。さらによく見ると、ミニチュアの赤屋根の中にはもっと小さなミニチュアが見えます。そして、自分がいるフィールドの上を見上げれば巨大なドーム状の屋根。あ、これ多分赤い屋根だ。

そう、これが再帰的な部分。つまり入れ子構造です。自分のフィールドとミニチュアは繋がっているのです。ミニチュアの中にある小さな赤いキューブを移動させれば、自分のフィールドにある大きな赤いキューブも移動します。これで大きすぎて動かせなかった大きなキューブを移動させることができて道が開けました。
しかも、ミニチュアの中にあった小さな赤キューブをミニチュアから取り出し、自分のフィールドに置いてからミニチュアセットの中を見ると、更に小さくなった赤キューブがあります。
そう、このゲームは、再帰的な入れ子構造を利用して、オブジェクトのサイズを変えながら行動範囲を広げていくというシステムなのです。様々なオブジェクトのサイズを大きくしたり小さくしたり、フィールドとミニチュアの間を行ったり来たり。ああでもないこうでもないと何度も試行錯誤しながら解法を考えていきます。
最終的には自分までをも小さくしたり大きくしたり。小さくなった時のフィールドの広さったら! 家のデカさったら! 足の遅さったら! 夢の中でもがいているような気分になります。

パズルは章立てになっていて、だいたいフィールドの四方にある四つの謎を解いたら次の章に進みます。章ごとに謎解きのパターンが変わるので飽きません。
基本的にヒントはありませんが、壁に浮き上がる文章がちょっとヒントになってはいます。あと、文章が浮き上がる壁の場所は重要なヒントになっています。次の回答はこの壁のあたりにあるよってワケです。
判りやすい謎もあれば、全く見当も付かない謎もあります。私も二箇所ほどホトホト困り果てました。二時間くらいああだこうだしても解法が判りません。そんな時にはそれまでの考え方を捨てて「こんなコトしてみたりして〜」と大胆にやってみたら解けたりもしました。

クリアした後にプレイ時間を見てみたら約10時間でした。何度かロードし直してるから実際にはもうちょっと掛かっているとは思うのですが、まあ短めのゲームですね。
でも、プレイしている時は何時間も没頭してしまうほどの面白さです。ちょっと悩んで、こうかなとトライしてみてダメで、そうこうするうちに急にピカーンッとアイデアを思いついて成功した時の気持ちよさよ!
それとは別に、ダメ元で「こんなコトしてみたりして〜」が正解だった時には思わず「あッ!」と声が出ましたよ。「コレが正解なんかい〜!」とツッコみながらも、いや確かに理にかなっているなと思ったり。

美しいフィールドを歩きながら謎を解いていくところは「The Witness」を、大きさを変えながら解いていくところは「SUPERLIMINAL」を、絵本の中を冒険しているような気分になるところは「GOROGOA」を、こんなコトしてみたりしてが解法に繋がるところは「風ノ旅ビト」や「THE PATHLESS」を、切ない恋物語を描いているところは「florence」を、そして入れ子構造を利用して大きさを変えるところはVR専用ですが「a fisherman's tale」をそれぞれ彷彿とさせますが、それらとはまた違った面白さがあります。これらのゲームがお好きな方ならば、間違いなくオススメです。
このゲームの開発元はGRACEFUL DECAYさんですが、販売元は面白いインディーゲームを見つけてリリースすることで定評のあるANNAPURNA INTERACTIVEさん。私はこの会社のゲームが好きでして、上記のGOROGOAも風ノ旅ビトもflorenceも、あるいは「DONUT COUNTY」も「OUTER WILDS」もANNAPURNA INTERACTIVEさん。いやあ、ハズレがない。これからも注目の会社ですよ!



美しくノスタルジックな風景と素敵な音楽の中で解いていくバラエティに満ちた謎。そして紡がれる一組の男女の甘く切ない物語。これがもう、ホントに甘くて切ないのよ。そう、このゲームで描かれている風景は、この二人の恋物語の風景なんです。その恋物語がどんな結末になるのかはもちろん見てのお楽しみ。
ただ、注意して欲しいのは、できる限り自力で解いて欲しいというコトです。ネットで検索すれば攻略法を書いたサイトや動画が見つかりますが、やっぱり自力で解いた方が満足度が違います。私も迷いながらもなんとか自力で全て解きましたが、終わってから攻略動画を見たら若干違う方法で解いたりしていました。解法が一つではないのも面白いトコロ。
ちなみに、PlayStation Plusに入っていると、ゲーム中に公式のヒント動画を見ることができますが、これはヒントといいながらほぼ答えを言ってしまっているのでご注意下さい。

ようやくPS5を手に入れたのに、主にプレイしているのはPS4でもプレイできるゲームとか、Switchのゲームとかなのは不思議ですが、まあそれもまたよし。こうなったらもうXbox series X/Sもなんとかして手に入れたいところですが、こちらも品薄で手に入りません。
というワケで、次回はSwitchの「BRAVELY DEFAULT II」について書きたいと思っています。王道ながらも新しい要素も多い、快適で楽しいコマンド選択式のRPGらしいRPGですよ。


2021/03/07

地テシ:197 ついにPS5が来た! の巻

2/21にダイラブが終わってもう二週間。久しぶりにのんびりな日々を過ごしている私です。コロナ禍によって昨年4月に「偽義経冥界歌」博多公演が中止になってから五ヶ月間、全く舞台の仕事が無かった私です。当分舞台の仕事は出来ないと思っていた私です。しかし、そこから10月の「浦島さん」「照らす」、12月の「オリエント急行殺人事件」、今年2月の「今日もしんでるあいしてる」まで、意外なことにノンストップで舞台ができた私です。
舞台のなかった五ヶ月間から一転してこの半年は本番終了から次の稽古始めまで余り期間がなく、割とみっちりと続いておりました。このような社会情勢の中でも舞台ができるのは本当に嬉しいことです。舞台や音楽ライブなどのライブイベントの現場はまだまだ厳しい状況ですが、なんとか続けていけるようにそれぞれのカンパニーが最大限の努力を続けております。我が劇団☆新感線も「月影花之丞大逆転」を上演中です。皆さまもよろしければこれからも舞台をお楽しみ頂ければと思います。

 
さて、てなワケでね、久しぶりにみっちりゲームをプレイする時間ができました。本番を抱えているとなかなかみっちりとはプレイできませんからね。
そして! そんな時期に最適の! 中々手に入らないと噂の最新ゲームマシンであるPS5が! 超ハイスペックで超美麗な画面のPS5が! めくるめくゲーム体験ができるPS5が! ついにウチに来ましたよ!



PS4と比べてみました。デカいよ! 高さが1.5倍くらいあるよ! でもそれほど重くはないよ!
そして、コントローラの滑り止めのザラザラが、実はPSシリーズのアイコンでもある○×△□であることも確かめましたよ!



SIEが昨年11/12に発売したPlayStation 5は余りの人気に比して供給量が少なすぎて主に抽選販売となりまして、これが中々当たらないんです。私も発売日にゲットするべく本家のソニーストアやいくつかの家電量販店での抽選に応募しておりましたがことごとくハズれ、二次抽選とか三次抽選とか、まあとにかく応募しまくっていましたが全然当たりませんでした。
そんな「今日もしんでるあいしてる」の本番期間中。ある朝、メールをチェックしているとソニーストアからのメールがありまして「PlayStation5抽選販売」との件名ですから、また落選の通知かと何気なく開いてみました。そして何気なく読んでいましたら「当選されましたのでお知らせ致します」とか書いてあるんですよ。ん? んん? まさに二度見です。

当選? 当たったの? そういえば落選通知メールなんてモノはないのでして、当たった人にだけ通知が届くんでした。その通知が届いたってコトは? ええと、当選したって書いてあることは、当選したの? ええ、そうでしょうとも。当選したから当選したと書いてあるんでしょうよ。つまり当選したんでしょうよ。困惑して何度も同じ事を書いてしまっていますが、要するにPS5が買える権利を手に入れたってコトですよ。
困惑したままソニーストアに飛んで購入手続きをし、困惑したままヨドバシ.comに飛んで外付けSSDを購入し、困惑したままPS4からのデータ移行について詳しく書いてあるサイトをブックマークし、そして困惑したまま下北沢・本多劇場へと向かったのでした。
一週間ほどで届くとのことでしたので、来週にはPS5がウチに来るってコトですか? 来るってコトでしょうね。不思議なモノで、嬉しさよりも困惑が勝っています。半信半疑というか疑心暗鬼というか。なんか現物が来るまでは安心できない気分なのです。とりあえずこのことは忘れて本番に集中しましょう。そんな一週間。

実はね、ウチのPS4が今年に入ってから不調なんですよ。カタカタと異音がするんです。HDDを2TBに換装しているからそのせいかとも思って差し直してみたりしましたが、どうやら違う。ディスクドライブでもなさそうだ。おそらく冷却ファンかもしれません。まあ、初代PS4だしな。
プレイ自体は問題なくできるのですが、やはりカタカタうるさいのが気になります。ハードウェアの為にも良くないしって気もしてあまりプレイできていなかったのです。困ったな。よし、こうなったらPS5だ。実はPS5ならばPS4のソフトも走るんです。そしてもちろんPS5の最新ゲームも楽しめるんですよ。そいつぁ好都合だ。よし、なんとしても早いことPS5を手に入れよう。うん、そうしよう。とは思っていました。
いや、だからといってねえ、急に当選通知を送ってこられてもねえ。困惑しますよ。いや、全然困ってはいないんですが、実感が湧かないってコトですよ。

そんな二月下旬のある日。大きな荷物が届きました。ええ、そりゃPS5でしょうとも。丁度本番も終わりノンビリしていた日々でしたよ。早速開梱してセットアップしましょう。外付けSSDも繋ぎましょう。PS4を外して替わりにPS5を繋ぎましょう。
データ移行に関しては、これ以上PS4さんを酷使するのも可哀想なので、各ゲームのセーブデータに関してはクラウド経由で、ゲーム本編に関してはPS5に直接ダウンロードしました。今までのアカウントでログインすれば全てが簡単にセットアップできます。
そんなこんなでやっと実感が湧いてきました。ああ、PS5が手に入ったんだなって。


さて、PS5といえば最大8K対応でレイトレーシングにも対応した超美麗画面、高速SSD採用での爆速ロード、3Dオーディオ対応、さらにほとんどのPS4のゲームがそのまま動く後方互換性など、大人気機種であるPS4の正統進化と呼べる最新ゲームマシン。しかもディスク無しのデジタルエディションなら四万円以下という驚異のお値段なんです。

しかし、PS5の最大の特徴はDualSenseと呼ばれるコントローラだと思います。歴代PSのコントローラは機能的にもデザインもあまり変わってきませんでしたが、PS5ではちょっと大きくなって丸みを帯びた形になり、切り替えの入ったツートンカラーになっております。
このコントローラには様々な最新技術が納められているのです。まず、ハプティックフィードバックと呼ばれる振動機能。Nintendo SwitchではHD振動という精度の高い振動を採用していましたが、あれをもっと精密に、もっとプレイとの親和性を高めたモノです。
操作するキャラクターがコンクリートを歩いているのか、砂地を歩いているのか、草地を歩いているのか。そういった感覚を実に明確に振動で伝えてきます。コントローラに付いているスピーカーからの音と相まって、まるでそんな地面を歩いているかのような感覚を与えてきます。
また、L2/R2ボタンにはアダプティブトリガーと呼ばれる機能が付いています。L2/R2ボタンは車のアクセルや攻撃に割り当てられることの多いボタンですが、このボタンにプログラムできる抵抗力が付いたんです。つまり、弓を引き絞る時の抵抗力や、急ブレーキを掛ける時の抵抗力などを指先で感じることができるのです。トリガーが、重い。これは実に新鮮な感覚です。精密な振動と相まってプレイの臨場感が格段に増しました。

PS5にはあらかじめ「ASTRO's PLAYROOM」というゲームがインストールされています。多彩なステージで可愛いキャラクターを操作しながら、PS5とコントローラの様々な機能を体験できるゲームです。こういう丁寧な導入は任天堂がお得意なのですが、ここに来てやっとSIEも本腰を入れたようです。
このゲームをプレイすると、美麗な画面と臨場感のある音響だけでなく、コントローラの凄さが判るようになっています。技術デモ的なゲームなのですが、楽しく高性能を体験できるんですね。
あと、このゲームで楽しいのはフィールドのソコココでキャラクターたちが撮影を行っているのですが、それが過去の名作PSゲームをモチーフとしているのです。これは何のゲームかなとか考えるのも楽しいですよ。

あと、ホーム画面も新しくなっています。いわゆるダッシュボード画面ですね。PS4のダッシュボードも優秀でしたが、あれがもっと進化した感じ。使いやすさもそうですが、爆速ロードによってキビキビ動きます。これによってそれぞれのゲーム間やメディアプレイヤーへの移動が楽になりました。

そして今回の最大の変更点。それは、決定ボタンが○じゃなくて×になったことだー!
今までは右端の○ボタンが決定でした。任天堂で言うところのAボタンですよ。右端ボタンで決定という長年親しんできたルーティンを根底から覆され、今までキャンセルだった×ボタンで決定しなくてはならないという違和感! いや、まあすぐ慣れたんですけど、今度はSwitchでプレイする時にまた困惑するという体たらく。いやぁ混乱するわ。

ええと、こんな感じで楽しいPS5ライフを送っております。やりかけていたPS4ゲームや、もちろんPS5ならではの最新作もちょっとずつプレイしていますが、実はSwitchの「BRAVELY DEFAULT II」がやたらと楽しくて、ついついこちらをプレイしてしまっています。なんじゃそりゃ。

「BD2」については近日書きたいと思いますが、それよりも今書きたいのはPS5の「MAQUETTE」という3Dパズル。PS5で一番最初にハマったゲームです。ですので次回はこちらで。なお、PS4ユーザーの方は1,980円で買えますが、PS5ユーザーでPlayStation Plus会員の方は3月のフリープレイですから無料でプレイできますよ。お見逃しなく!


2021/02/28

地テシ:196 終わる舞台と始まる舞台と! の巻

先週本多劇場にて上演されました悪い芝居「今日もしんでるあいしてる」の配信用特別撮影版がいよいよリリースされました。予定よりちょっと遅れてしまいましたが、ようやく配信が始まりました。ご購入はこちらから。

遅れてしまったために、配信期間が三月末までに延びました。つまり、一度ご購入頂ければ三月末まで何度でもご覧頂けます。
公演を普通に収録したDVDとBDは今年中旬にリリースされますが、こちらの特別撮影版はディスクにはなりません。お見逃しなく!


 
関係者プレビューとして私も拝見致しましたが、出演者からしても新鮮に見るコトができました。とても綺麗な映像で、美しい照明が映えます。この撮影のためにみっちり一日掛けて上演されまして、様々なアングルから撮影するために何度もシーンを繰り返しました。
カメラの視点は客席からだけではありません。カメラも舞台上に上がって、横から上から、様々な角度の視点があります。ていうか、ほぼ舞台上からの視点しかありません。
つまり、カメラが凄く演者に近づいたり、演者に付いていったり、演者越しに演者を映したり。カメラ自身が登場人物のように舞台上を動き回ります。これがもう、新鮮! 今までの舞台記録映像では見たことが無い視点、感じたことのない感覚。

映画の手法として、ワンカメラでずっと長時間撮影する「長回し」という撮影方法がありますが、あれに近い感じ。いや、こちらはカット割りはしているのですが、芝居自体はノンストップで続いているために長回しっぽいことになっているのです。
なんかね、舞台を題材とした映画を観ているような感じなのです。劇団☆新感線のゲキ×シネなんかも映画っぽい作りになっていますが、こちらはもっと映画っぽい。ちょっとドキュメンタリータッチのね。

わずか一週間、7ステージしか上演されなかった作品ですので、ご覧になった方も、ご覧になれなかった方も、ご覧にならなかった方も、この新感覚の映像をぜひ体験してみて下さいませ。


こちらの配信開始と同時に始まったのが、我が劇団☆新感線の最新公演であるYellow新感線「月影花之丞大逆転」。こっちは大バカ芝居です。近年の新感線作品としては最少人数の11人、最短時間の二時間。
先日行われたゲネプロと呼ばれる最終舞台稽古を観ましたが、おじさんとおばさんと美女とイケメンが、力の限りバカなコトをやっています。様々なパロディ満載です。いつものように昭和なネタが多いのですが、意外と新しいネタもパロっていたのが新鮮でした。

私自身もお客さんとして客席から舞台を観るのは昨秋の「カチカチ山」ゲネプロ以来でした。いやあ、生の舞台を観るのってやっぱり面白いよね。ライブステージの面白さを再確認致しました。
やっぱり演劇人だからね。舞台を観てると舞台をやりたくなっちゃうよね。早くもっと普通に舞台ができるようになったらいいなと思います。

劇場では様々な感染防止策を講じておりますので、一年振りの新感線公演をお楽しみ頂くのはいかがでしょうか。東京公演は東京建物 Brillia HALLにて2/26〜4/4、大阪公演はオリックス劇場にて4/14〜5/10です。
あ、ちなみに、劇場でも売っている、こちらのYeah郎くんペンライト。



買わずに舞台を観てると多分「買っとけば良かった」と思うんじゃないかな。どうぞよろしく! まあ、この舞台以外では全く使い道はないけどね。


上演の終わった舞台と、上演の始まった舞台と。臨場感ありまくりな舞台映像と、生の舞台と。
皆さまに見て頂くことによって我々の舞台は完成いたします。厳しい日常のちょっとした息抜きにでもなればと願っております。よろしければ、ぜひ。


あ! それから、例の手に入りにくいアレが、空気清浄機みたいな形のアレが、白くてデカいアレが、ようやく当たったんですよ! って話を書こうと思っておりましたが、アレについては次回!


2021/02/22

地テシ:195 ダイラブ終わったよ! の巻

わずか一週間だけでしたが、たった7ステージだけでしたが、そのためにたくさんの人々が準備をし、たくさんの人々が色んなコトに心を配り、そしてたくさんの人々が観に来て下さった、悪い芝居「今日もしんでるあいしてる」が無事に終了致しました。
千秋楽のカーテンコールでも言いましたが、無事に始まって無事に終われることがこんなに嬉しい公演はありませんでした。みんなありがとう。中止にならなくてよかったね。

それと、もう一つ言いたいことがあります。確かに判りやすく全面に立ってストーリーを引っ張っていたのは客演陣でしたが、世界を構築する芝となっていたのは劇団員の皆さんです。出演していた劇団員さんたちはもちろん、今回は出演はしていませんがスタッフとして様々なバックアップをして下さった劇団員さんたちにもとてもお世話になりました。
自分自身が劇団に所属する身ですから、劇団力とでも言いたくなるような何かを知っています。それを今回、感じられたことがまた嬉しく思います。嬉しくてありがたいっていうかね。
あ、もちろん、劇団員である岡田太郎さんの音楽を始めとして、演出部・映像・照明・音響・衣裳・小道具などの、気心の知れたよく判ってるスタッフワークにも感謝を。ありがとうございます。

千秋楽直後に公開予定だった配信用特別撮影版の公開はちょっと遅れてしまいますが、その分カッコよくなると思います。数日中には配信が始まると思いますが、そのティーザートレーラのYouTube版を貼っておきましょう。



それと、山崎彬さん作詞、キムアスさん作曲による劇中歌が期間限定でYouTubeにて公開されています。ご覧頂いた方には確実に刺さる曲ですので、こちらも貼っておきましょう。


 
劇中では牧田哲也さんが歌っていたパートは井上メテオさんが歌っています。3/7までの期限付き公開ですからお早めに! それじゃ、おやすみ!

2021/02/21

地テシ:194 いよいよダイラブ終わるよ! の巻

現在公演をしている、下北沢で演劇をしている、このような世情でも舞台が上演できる喜びをかみしめている、悪い芝居「今日もしんでるあいしてる」も、いよいよ本日2/21が千秋楽です。

まさに今のそんなエンターテインメントの現場を描いてもいる今作ですが、まさに今の世情をも描いてもおります。今しかできない演劇。本当はこのような描き方はしたくないのは山々ですが、それでもこの胸の高まりは抑えられないのです。そんな演劇がいよいよ千秋楽を迎えます。
初日前には日によっては残席もたくさんあった公演ですが、皆さまのクチコミやSNSでのご宣伝の効果によりまして、結果的には全公演がほぼ満席(といっても50%使用ですが)となりました。ありがとうございます。

しかし! これで終わりではありません。本日の千秋楽公演が終了した後、「配信用特別撮影版」のデジタルリリースが始まります。始まる予定です。予定でした。ええと、ちょっと遅れることになりました、すみません。あまりにもイイ感じで撮れてしまったので、編集に時間を掛けているようです。
そのかわり、配信期間が三月いっぱいまで延びるようです。一度お買い求め頂ければ、三月末まで見放題です。そんな配信用特別撮影版のチケットはこちらです。

これはただの配信公演ではありません。この配信のために特別に上演・撮影され、特別に編集されたバージョンですよ。このバージョンのディスクでの販売予定はありませんので、約一ヶ月の配信期間を終えるともう見るコトができないかもしれない特別版です。
本編をご覧頂けなかった方にも作品をお楽しみ頂けるだけでなく、ご覧頂いた方には別の角度からの、別の視点からの作品をお楽しみ頂けるという、なんともお得なバージョンとなっております。

実は、休演日の一日を丸々使って、劇場に居られる時間を最大限みっちりと使って撮影されたんですよ。様々なアングルから撮影するために(いやもうホントに様々な角度から、客席からだけではなく、例えば舞台真下からとか、さらには舞台上で俳優目線からとか)それぞれのシーンを何度も繰り返しながらの撮影でしたので、通常の2、3ステージよりも疲れました。
いや、出番以外は息が抜ける我々俳優部よりも撮影スタッフの方が疲れたはずです。だってほとんど休憩無しで長時間の撮影をしたのですから。いやあ、お疲れ様でした。

配信が遅れてしまうお詫びと言ってはなんですが、ティーザートレーラーを載せておきますね。カッチョイイ! 多分来週の中頃には配信できることになりそうですので、舞台をご覧になった方も、ご覧になれなかった方も、ワクワクしながらお待ち頂ければと思います。



そうそうDVDといえば、一昨年末に上演された「明治座の乱 麒麟にの・る」のDVDも発売されたそうです。ていうか、ウチにも届きました。まだ観てないけど。
本編に加えてなにやら特典映像がてんこ盛りの、ディスク6枚組だそうです。多いな! 正気の沙汰じゃないな! 確かにちょっとお高いですが、山ほどの特典もついてカラーブックレットも付いてます。気になる方は是非。

詳しくはこちら

今日で終わる舞台も、これから配信される舞台も、一年以上前に終わった舞台も、様々な形でお楽しみ頂ければと思います。我々演劇人にとっては舞台も記録映像も、それぞれ愛おしいものなんです。このような世情では尚更です。

次に舞台上で皆さまのお目に掛かれるのはいつになるでしょうか。その時を楽しみにしつつ、しばし休息の日々を送りたいと思います。
しかも、そんな休息にうってつけのアレを手に入れられそうなんだよね! そう、アレだよ! それについては次回! まずは今日の千秋楽だな! 色んなコトに気をつけて頑張ります!

2021/02/16

小田急線が一部運休になっております

本日2/16(火)のダイラブは下北沢本多劇場にて14時開演の一回公演ですが、10:30の段階で新宿〜新百合ヶ丘間の運転が見合わせとなっております。
 
昼過ぎになっても運転再開されないかもしれませんし、再開されてもダイヤが乱れると思われます。本日ご来場予定のお客様におかれましては、お越しの際は京王井の頭線やバスのご利用をお薦めいたします。
 
 ご面倒をお掛け致しますが、カンパニー一同ご来場をお待ちしております。

2021/02/14

地テシ:193 いよいよダイラブ始まるよ! の巻

久しぶりに大きな揺れが来ました。東京都内でもかなりゆれました。皆さまご無事でしょうか。東日本、特に東北地方にお住まいの方は余震にも十分注意して、気をつけてお過ごし下さい。

そしていよいよ本日2/14、悪い芝居「今日もしんでるあいしてる」の幕が上がります。本多劇場です。21日までです。約二時間です。感染予防にも地震にも万全に対策を取っておりますが、どうぞお気を付けてお越し下さいませ。

今作の舞台はなんだか不思議なウィルスが蔓延した世界。負けまいと頑張る人々と、振り回される人々と、その数十年後の人々と。熱い人や可愛い人や、ひねくれた人や愛らしい人や、冷めた人や面白い人が出てきます。
私も柄にもなく愛を語ったり語らなかったりします。久しぶりの本多劇場です。久しぶりに下北沢に通います。悪い芝居さんとしては初の本多劇場です。

こんなご時世ですので、ぜひお越し下さいとは言いにくいのですが、こんなご時世だからこそ下北沢に来て頂くのもよろしいのではないかと思います。客席は50%使用ですが、心の中では100%です。まだチケットも間に合います。どうぞよろしく願い致します。

あ、今作では配信もございます。しかも、配信用特別撮影版ですぜ! つまり、後日発売されるDVDやBDとも違う、特別な編集版というコトです。そのために休演日に撮影するという手の込みよう。つまり、本番と、特別撮影版と、記録映像版の三種類の楽しみ方ができるってコトですよ。

あと、なんだか可愛いグッズも、通販ですがたくさん用意されているようです。ロンT、フーディー、バケットハット、トートバッグなどなど、ピンクを差し色に使った可愛いヤツ。



詳しくは悪い芝居さんの公式twitterをご覧下さいませ。ちなみに、見終わった後はなぜだかお好み焼きが食べたくなっていると思いますよ。どうぞお楽しみに!

2021/02/07

地テシ:192 ダイラブまで一週間! の巻

悪い芝居「今日もしんでるあいしてる」の初日が一週間後に迫りました。私にとって今年最初の舞台です。緊急事態宣言が延長されている昨今でも演劇ができるのは幸せなことです。ちなみに夜公演でも20時頃には終演する予定です。感染拡大対策も万全に行いますので、よろしければ本多劇場にお越し下さいませ。悪い芝居さんにとっては初の本多劇場公演でもありますよ。


 
「今日もしんでるあいしてる」略して「ダイラブ」は、ええと何故そう略されるのかは作品を観て頂ければ判るのですが、ある特殊なウイルスが蔓延した当時とその数十年後を描いた、なんとも不思議な人々と不思議な愛に満ちあふれた作品です。
暑苦しいとさえ思えるような熱い人々も、妙に達観したような冷めた人々も、そんな人々に振り回される人々も、なんだかもう可笑しな人々がたくさん登場します。そんな人々のうねりが溢れ出てくるような作品になっております。

そんな個性的な人々がたくさん登場するのですが、参加している人々も個性的です。悪い芝居の劇団員さんたちはもちろん、多彩なゲスト陣がまた個性的なんです。
勢いのある劇団・柿喰う客の牧田哲也さん、モデルの文目ゆかりさん、蜷川幸雄さんの薫陶を受けた内田健司さん、伝説の盛り上げ師・アイアムアイのキムアスさんと井上メテオさん。
愚直な役柄が似合う牧田さんと、さすがの表現力が光る内田さんのお二人は安定感もあって舞台を牽引しています。牧田さんは出番もセリフも多くて大変だと思うのですが、絶大な熱量と繊細な演技で惹きつけます。内田さんは、なんていうんでしょうか、ええと、クセモノ感。妙にフラットだったり静かに炎が燃えていたり。ただ者ではない感が凄いんですよ。

しかし、驚きなのが初舞台のはずの文目さん、キムアスさん、メテオさんのお三方。初舞台とは思えぬ存在感と、初舞台ならではの新鮮さの両方を感じさせる見事さです。
初舞台とは行っても、演劇の現場が初めてなだけで、普段から人前に立つことを生業とされている方々ですから、勘どころというかツボを押さえられるのだと思います。なんていうか、こちらも負けていられないという気持ちをかき立てられる存在なのです。

劇団員の方々も(今回はスタッフとして関わっておられる方々も含めて)難題を要求する山崎彬さんの演出に食らいついて行っているトコロが頼もしい。いやあ、自分が若かった頃のコトを思い出したりするトコロも、この作品のテーマとも重なったりして刺激を受け続けております。

なんだか熱いとか不思議とか愛とか色んなキーワードを書きましたが、堅苦しいところも難しいコトもありません。いや、あるかもしれないけど、可笑しな人々に笑いながら気がついたら愛の深さを感じられるような、そんな作品になりそうです。通し稽古も始まりました。もっともっと面白い作品になると思いますので、よろしければどうぞ本多劇場にお越し下さいませ。
あ、劇場にお越しになれない方でも配信でお楽しみ頂けます。しかも配信用特別撮影版です。皆さまのおうちへ、悪い芝居の作品をお届けします。どうぞお楽しみに!



2021/01/31

地テシ:191 2020年の落ち穂拾い! の巻

ええと現在、悪い芝居「今日もしんでるあいしてる」の稽古中の粟根です。感染対策に最大限の努力を払いながら稽古中の粟根です。初日まで約二週間の粟根です。このようなご時世でも舞台を作れるコトを楽しんでいる粟根です。面白くなりそうなので喜んでいる粟根です。
いやあ、初めて参加する劇団ですが、実は見たコトもない劇団ですが、面白いという噂は聞いている劇団ですが、実際に参加してみるとホントに面白いんです。毎日変化していく稽古を観ているだけでも面白い。個性がバラバラすぎて面白い。それについては本番前に詳しくお伝えしたいと思います。
2/14から21まで、下北沢の本多劇場での上演です。本番期間終了後には配信版も公開されますので、ちょっと気になる方は公式HPでチェックしてみて下さいね。

さて、そんな稽古で中々に忙しい日々でして、中々にゲームも進まない日々です。正直に言いまして、ここに書くような記事もない日々です。
ですので、今日は昨年後半に撮った写真の落ち穂拾いでもしてみましょうか。街中で見つけて、ちょっと面白いと思って撮った写真たち。その一部をご披露致しましょう。

まずは西新宿あたりで撮った、地面の写真。いや、地面じゃないな。真ん中あたりに何かいますね。



スズメだ。これはスズメですね。11月頭なのでそろそろ寒くなってくる頃です。ひょっとしたらこの鉄板の上が意外と暖かかったのかもしれません。



これだけ寄っても微動だにしませんでした。羽を膨らませて空気を含んで断熱をしていますから、結構寒かったのでしょう。可愛いなあ。踏まれないように気をつけてね。

同じく西新宿あたりで取り壊されていた木造住宅。私は取り壊されている建築が好きでして、なんでなのかは判りませんが、取り壊されている途中とか建築途中とかの建築を観るとつい観てしまうのです。そして写真を撮ってしまうのです。



なんかこの、断面図っぽい感じが好きなのかもしれません。しかも取り壊されている建物の場合、そこで過ごしてきた人々の様子まで伺えるから面白さを感じるのかもしれません。取り壊されるってコトは、そこにまた新しい建物が建つワケでして、そんな解体と再生のドラマを見ているのかもしれません。

解体と再生といえば再開発です。現在、都道420号鮫洲大山線という道路が整備中でして、通称「環状6.5号線」なんて呼ばれてタモリ倶楽部でも取り上げられたりしています。品川あたりから戸越、五本木、三宿、笹塚、中野、板橋中宿を繋ぐ整備道路でして、まだまだブツ切れですが順次建設中です。
そんな環状6.5号線(6号線は山手通り、7号線は環七)の、東北沢あたりで見つけた整備中の写真。



右側の道路が環状6.5号線でして正面の空地が道路拡張予定地。おそらくこの空地は、左に見えている宇田川木材さんの倉庫跡地なんだと思いますが、それにしてもどうして壁の根本だけが残されているのでしょう。まったく意味が判りません。
いずれ道路が整備されてしまえば、この壁の根本も撤去されてしまうのでしょうが、なんだかこれもまた解体と再生の名残のような気がして撮ってしまいました。なんだかいとおしくてね。

そんなこんなの日々。ではまたお会い致しましょう。


2021/01/27

「悪い芝居」の生配信に出るよ! の巻

現在、悪い芝居「今日もしんでるあいしてる」稽古中の私ですが、その悪い芝居さんは稽古で忙しい中、YouTubeでの8日連続生配信に挑戦中です。
1/27がその最終日なのですが、その生配信に私もお邪魔することになりました。
 
1/27の21時から24時まで。総合司会は潮みかさん。他にも劇団員さんが総出演するらしいです。そんな中、「今日あい」ゲスト陣の中から内田健司さんと私も参加することになりました。
 
もちろん「今日あい」の稽古の話もしますし、この8日間の集大成として潮さんが作った歌なども披露されるそうです。ていうか、どうなるかまだ全然判りません。「今日あい」の予習がてら、悪い芝居公式YouTubeチャンネルを覗いてみて下さいね!

2021/01/24

地テシ:190 「今日あい」タイムテーブル決定! の巻

2/14から上演される予定の悪い芝居「今日もしんでるあいしてる」のタイムテーブルが決定されました。


初日まで一ヶ月を切っているこのタイミングでの発表となってしまいまして誠に申し訳ありません。緊急事態宣言の発出と共にライブイベント業界全体が対応に苦慮しておりまして、急遽タイムテーブルを変更するカンパニーも多くありました。
「今日あい」に関しましてはチケット発売前でありましたので、タイムテーブルを変更しての発売となります。不要不急の外出の自粛が求められている昨今、なかなかに難しいところではありますが、万全の感染拡大対策を取りながらお待ちしておりますので、よろしければ会場にお越し下さいませ。

でもやっぱり会場でのご観劇は不安だなあというお客様でも大丈夫。2/21千秋楽終演後に「配信用特別撮影版」が配信されることが決定致しました。こちらは単なる公演収録映像ではなく、定点カメラだけでなく様々な視点から作品を描く特別版です。休演日に、この映像のために収録を行う予定です。
つまり、劇場で見て頂くのとはまた別の楽しみ方のできる映像なのです。劇場でご覧頂いた方にもオススメできるという、なんともお得な映像なのですよ。
なお、こちらとは別に、通常の公演を収録したDVD・BDも2021年中旬に発売が予定されておりますが、「配信用特別撮影版」の販売予定はございません。劇場でご覧頂くのと、それをそのまま収録したディスクと、配信用特別撮影版という、三種類の楽しみ方ができるってワケですぜ。詳しくは公式HPをご覧下さいませ。


ある特殊なウィルスが全世界に蔓延した、今と同じような違うような世界。若さと焦りと希望を持った人々と、それから数十年経ってしまった人々と。山崎彬さんの描く愛に溢れた叫びを、ぜひ本多劇場でご覧下さい。私にとっても久しぶりの本多劇場ですので楽しみです。お待ちしております。

2021/01/17

地テシ:189 久しぶりにFit Boxingやってます! 後編の巻

急激に寒くなったり大雪になったり、また急に暖かくなったりしている昨今、みなさまいかがお過ごしでしょうか。一日での気温変化も大きくなっておりますから、どうぞ体調に気をつけてお過ごし下さい。

さて、年末年始の連休から、悪い芝居「今日もしんでるあいしてる」のリモート稽古中である今まで、自宅にいる時間の多くなった私が再開した自宅フィットネスの「Fit Boxing 2 リズム&エクササイズ」。前作との比較をお話しして参りましたが、今回はその続きです。

インストラクターが増えたとか、画面も音楽も新しくなったとか、判りやすく大きな変化を前回は述べて参りました。基本的にやることは同じなのですから、この辺りの変化が判りやすく目立つセールスポイントになると思います。
しかし、基本的にやることが同じだからこそ、プレイフィールに関わる細かな進化こそが、前作からのプレイヤーにとって大事な変更点になると思います。

まず、レクチャーが詳しく丁寧になりました。新しい動作が登場すると、別枠で三分ほどのレクチャーを受けることができ、実際にその動きだけのトレーニングができます。やってしまいがちなダメな動き方などもやって見せてくれるので、とても判りやすい。
メインモードである「デイリー」では前作と同じように目的や鍛えたい筋肉、ストレッチの有無、時間を選べるのですが、今作ではその設定を変えずに「軽め・いつも通り・重め」が選べるので、手軽にその日の体調に合わせやすくなっています。

「設定」メニューでは細かいセッティングができるようになりました。例えば、パンチ以外の動き(ダッキングとかスウェーバックとか)を除外したり自動的にJUSTにしたりすることができます。これによって苦手だったり事情で行えなかったりする動きをやらなくても済むようになります。私はステップの判定に不満があったので、これを除外しております。
また、判定調整ができるようになりました。自分の感覚と判定がズレているとか、画面の遅延によってズレているとか、そういう場合に(おそらくミリ秒単位で)調整することができます。
 
 

それと、「アチーブメント」という様々な課題があって、クリアするごとにチケットがもらえ、それによってインストラクターさんの衣裳を買うことができます。些細なことですが、なんとなくモチベーションが上がるようになっています。

このように様々な変更が加えられており、より遊びやすく鍛えやすくなっています。前作での不満点が色々と解消されていますね。
あと、ホントに細かな変化ですが、前作ではエクササイズごとにLRボタン同時押しが必要だったのが、今作では最初の一回だけで良くなりました。あと、オールジャストを出した時にはコース終了時に褒めてくれるようになったのも嬉しい変化です。前作では右構え左構えのポジションチェンジの時(コースの半分時点)にしか褒めてくれなかったんですよ。
また、画面上の小さな足のマークで重心の移動が表示されるようになったのも重要。小さな追加ですが、これも判りやすい。

ただ、困っているのがエクササイズメニュー開放のタイミングです。前作のデータを引き継ぐことはできるのですが、レクチャーの関係もあってか、エクササイズメニューが徐々にしか開放されていかないのです。
つまり、ジャブ、フック、ダッキングなどの各動作のメニューがまだ全部は開放されきっていないために、当然それらを含むコンビネーションの種類も少なく、結果的にトレーニングが単調になってしまっています。もちろん続けていればその内に全て開放されるのでしょうが、もどかしいところではあります。

まあ、そんなカンジの「Fit Boxing 2」です。前作をお持ちの方がわざわざ買い換えるべきかと問われれば難しいところですが、細かく使いやすくなっておりますので、よろしければご検討下さい。もちろん、前作を持っていなくても今作から始めて大丈夫。むしろグッドチョイス。二度目の緊急事態宣言が発令されてしまった今、自宅でゲームでエクササイズで、身体を動かしてみるのはいかがでしょうか。

ところで、こんなフィットネスのゲームで、こういう背景画面を用意するってのはどういう了見だ?



2021/01/10

地テシ:188 久しぶりにFit Boxingやってます! 前編の巻

2/14〜21に本多劇場での上演が予定されている悪い芝居「今日もしんでるあいしてる」ですが、緊急事態宣言が発令されたことによりまして、タイムスケジュールの変更が行われます。ご観劇の予定が立てづらくなってしまいまして申し訳ありません。


このTweetでは2/17開幕と書いてありますが、2/14開幕です。タイムスケジュールについては1月中には発表されるようですので、詳しくは「今日もしんでるあいしてる」特設サイトをご覧頂きたいと思います。オシャレでクールなサイトで、イメージビジュアルなども掲載されておりますよ。
ちなみにYellow新感線「月影花之丞大逆転」の夜公演も18:00から17:30に変更になっておりますのでお気を付けて。
 
 
 
さて、昨年前半は公演休止やステイホームなどでやたらとヒマだった私ですが、後半は公演が続きまして急に忙しくなりました。舞台の本番終了から次の稽古開始の間が無くて、まとまった休みが無い日々だったのですね。いやいや、仕事で忙しいのは何よりです。舞台の稽古や本番が続いていれば身体も鈍りませんしね。
稽古や本番の期間中にはストレッチや筋トレなどの身体訓練が欠かせません。体力維持や怪我防止のためですね。その替わり、たまの休日には身体を休めます。そうやってバランスをとっています。
しかし、舞台がなくて休日が続く時には、自宅での身体訓練が必要になります。昨年春の自粛期間中からの習慣ですね。昔は舞台が無ければ割とダラダラしておりましたが、昨年からはそれを改め、自宅でもトレーニングをするようになったのです。

その手段が昨年からご報告しております「自宅でゲームでフィットネスで」でして、ゲームをしながらトレーニングをしているのです。色々なゲームでフィットネスしてきましたが、その中でもNintendo Switchの「Fit Boxing」にはお世話になってきました。
そして、昨年12月にその続編である「Fit Boxing 2 リズム&エクササイズ」が発売されまして、当然のようにダウンロードで買っていたんですよ。何故ですかね、ええ、当然のように買っちゃいましたよ。ただ、昨年の12月は忙しくて全然触れないまま、起動すらすることなく放ったらかしておりました。

そんな時に久しぶりの連休ですよ。舞台と舞台の狭間ですよ。この年末年始には一週間ほどのまとまった休みがありまして、身体が鈍ってしまうなぁとか思ったワケですよ。そこでふと思い出しました。「FB2」が買ってあったじゃないか! まだプレイしていなかったじゃないか!
そうとなればプレイしましょう。起動しましょう。久しぶりにSwitchの電源を入れましたよ。懐かしのホーム画面ですよ。未読のゲームニュースが山盛りでしたよ。でも、そんなものには目もくれずに「FB2」を起動しましたよ。
 
 
ええと、結論から言いますと一作目とやることは基本的に同じです。ノリノリの音楽に乗りながら拳を繰り出すボクササイズです。相変わらず爽快にフィットネスができます。久しぶりにやったら腕が痛いですね。普段から筋トレしていても、ボクササイズでは使う筋肉が違うので数日は筋肉痛が続きました。でもまあすぐに慣れるんですけどね。
確かにやることは同じなんですが、一作目とは違うところも当然あります。まずはインストラクターさんが三人増えました。続投のインストラクターさんも声を録音し直しているようです。音楽も増えていました。既存のヒット曲だけでなく、オリジナルの楽曲もあります。
ただね、既存の曲だとサビ前に一小節増えたりして四小節の倍数でなくなることが多く、フィットネスをしていてモヤモヤするところも相変わらず。フィットネスの盛り上がりと曲の盛り上がりがズレてしまったりしてリズムを取りにくくなってしまうことが多いんだよね。もうシンプルにドラムビートだけでもいいのに。

ステージの種類も増え、背景がカラフルに豪華になりました。タイミングが良いと点数が入るようになり、高判定が続くとZONEというボーナスタイムに入って高得点が得られ、演出も派手になります。なんだかハデハデでテンションが上がるのは良いのですが、なんとなく画面が見にくくなっているような気もしますけどね。

まだまだ違うところもあるのですが、長くなったので今回はここまで。痒いところに手が届くように良くなっているところも多いのですが、とはいえわざわざ買い換えるほどなのかどうなのか。そのあたりは次回!


2021/01/03

地テシ:187 いつのまにやら2021年! の巻

色々あったり、色々あるはずだったのになかったりした2020年もバタバタしながら過ぎていき、気がついたら2021年になっていましたね。
年が明けたからといって問題が解決しているハズもなく、また今年も様々な問題と心配を抱えながら過ごしていかなければなりませんが、どうぞ皆様におかれましても気を緩めることなく、しかし過度に恐れることなく、健やかな一年をお過ごし頂ければと思います。

そんなワケでね、2021年を新たな気持ちで迎えるために、昨年の仕事などまとめておこうと思います。

まず舞台ですが、作品数だけで言えば四本と例年通りの本数ですが、ステージ数で言えば激減しております。
春には令和版「偽義経冥界歌」東京公演が約半分、福岡公演は全ステージが中止となりました。あれからまだ一年経っていないとは思えないほど遙か昔のコトのように思えます。
2020年の夏秋に上演する予定だった「神州無頼街」は2022年春に延期され、その替わりといってはなんですが、10月には福士蒼汰さん、宮野真守さんを主役にお迎えして「浦島さん」と「カチカチ山」が上演・配信されました。
10月末には私にとって初めての完全配信のみの作品であったノックノックス「照らす」が1ステージ限定で上演され、12月には久しぶりに河原雅彦さんに演出して頂いた「オリエント急行殺人事件」も無事に終了致しました。

演劇界では数々の企画が延期されたり中止になったりした反面、配信を中心とした新たな企画が急遽上演されたり、急な出演オファーがあったりと、とにかくバタバタとスケジュールの読めない日々が続きました。そして今年も続いております。
このような状態でも、いくつもの舞台に出演することが出来たのは幸運でした。今年はどうなるのか、まだまだ予断を許しませんが、今年もまた舞台に立てるよう努力して参ります。

映像では久しぶりにドラマに出演致しました。しかも人気作「半沢直樹」だったコトもあって、掛かり付けの病院で先生に「出てたね!」と声を掛けられたりしました。さすがは「半沢直樹」ですね。ありがとうございます。
またWOWOWの企画「劇場の灯を消すな! サンシャイン劇場編」ではサンシャイン劇場の案内をしたり、双子盆で回して頂いてはしゃいだりもしました。

ネット上でも色々と活動をしました。新感線・シンパシー・プロジェクト《SSP》では様々な形で皆様に応援して頂きました。ありがとうございます。過去作品を配信したり、過去作品を観ながら語り合ったり、グッズを作ったりしましたが、なぜだか私が勝手に作った旅動画「まこトラベル」も配信して頂けました。久しぶりなので動画を貼っておきましょう。



夏から急に忙しくなってしまったので第三弾が作れておりません。今年は作れたら良いなあ。いや、誰にも催促はされていないんですけどね。

他にも時代劇チャンネルの新感線特集で新感線の過去を振り返ったり、川下大洋さんとツイキャス上でドナ禁カフェを生配信したり。昨年は多くの演劇人がネットを活用した様々な試みを試行錯誤した一年でもありましたね。

SSPがらみでは私が編集長を務める会報誌「めぐり」が再復活したりしました。Vol.2も出来ておりまして、もうお手元に届いておりますでしょうか? 限定品ですのでお早めに!
それと、ずっとチラシを作り続けているプロジェクトKUTO-10さんの2021年公演のチラシも出来上がりました。詳しくはKUTO-10さんHPでご覧下さい。3月に大阪と東京で公演がありますよ。
 
 
連載関係では「えんぶ」系ばかりですが、本誌には「人物ウォッチング」を、Web記事では「UFB:未確認ヒコー舞台」をそれぞれ変わらず続けております。

そんなこんなの激動の、というかバタバタした一年でした。まあ、今年もバタバタするのでしょうね。
2018年は12/31まで上演していた「メタルマクベス」の打ち上げで、2019年は「明治座の変〜麒麟にの・る〜」の年越しイベントで、二年続けて「ゲームしながらいつの間にか年越し」ができずにいましたが、2020年は久しぶりにゲーム年越しをしましたよ。ちなみに「ウォッチドッグス レギオン」でした。コイツを終えないと他のゲームに移れませんからね。

私の今年の舞台は劇団悪い芝居「今日もしんでるあいしてる」で始まります。本多劇場にて2/14〜21の一週間です。こちらもなんとか無事に始まって無事に
終われれば良いのですが。関係者一同、気を引き締めて頑張っていきたいと思います。

というワケで。本年もどうぞよろしくお願い致します。