私の参加する次の舞台が発表されました。NAPPOS PRODUCE「りぼん、うまれかわる」は6/18〜27に六本木トリコロールシアターにて上演されます。作・演出は悪い芝居の山崎彬さん。そう、今年の2月に上演されました「今日もしんでるあいしてる」に続いてまた彬さんのお世話になりますよ。
出演は4年前に共演した元・乃木坂46の深川麻衣さんと、2ヶ月前に共演した潮みかさんと、昔から知っているのに初共演となる阿部丈二さん。他にも出演者はおりますが、それは後日発表となります。
4ヶ月振りの舞台ではありますが、馴染みのスタッフ・キャストと共に面白いモノをお届けできるように頑張りたいと思います。
それと、私の所属する劇団☆新感線「月影花之丞大逆転」の大阪公演も始まりましたね。強烈なキャラクターばかりが出てくる、やたらと味の濃い作品となっております。二時間の作品でよかった。でなければ胸焼けがすると思います。味が濃すぎてな!
大阪公演は4/14〜5/10、オリックス劇場ですよ!
ええと、ゲーム情報では無く、久しぶりに演劇の情報をお届け致しました。ああそうさ。だってそっちが本職だからさ。趣味がゲームなのさ。あと、音楽と映画と読書と博物館巡りと街歩きも趣味なのさ。趣味が多すぎて忙しいのさ。
さて、SwitchストアでディスカウントされていたAnnapurna Interactiveさんのソフトについての続きです。もうセールは終わっちゃったけれども元々が比較的値段の安いインディーゲームですので、気になる方は買ってみるのも良いのではないでしょうか。良いのではありでしょうか。ありでしょうよ。
https://store-jp.nintendo.com/search/?q=annapurna
ええと、ここで最近のインディーゲームの流行についてお話ししなくてはなりません。インディーゲーム(とかインディーズゲームとか)というのは、大規模なゲーム開発会社ではなく、数人(場合によっては一人)〜数十人の小規模なチームで制作された、主にダウンロード販売で流通する比較的小粒なゲームのコト。
そもそも、家庭用ゲームの歴史というのは1970年代のパソコン(当時はマイコンと言っていました)に向けて小規模に展開していたインディーゲームが主流でした。(なにしろ販売方法がカセットテープだったのよ! カセットテープにデータが音声として記録されていたのよ!)
しかし80年代に入ってPCゲーム市場が徐々に大きくなり、またファミコンを始めとする家庭用ゲーム機も登場し、それらが商業的な成功を収めるようになります。それでも実際にゲームを作っているのは少人数のチームでして、現在のインディーゲームの規模と大差ありませんでした。
それがPCや家庭用ゲーム機が進化するにつれて徐々に大規模になっていき、90年代以降は豊富な資金と人的財産のある大規模な開発会社がゲーム市場を席巻していきます。
ところが2010年代になると、安価で利用できるゲーム開発ツールが出てきたり、Steamなどのようにインディーゲームでも気軽に発売できるプラットフォームも登場したりしました。また、スマホの台頭もゲーム市場の裾野を広げるのに一役買ったと思います。
結果として、小粒ではあっても斬新な発想のゲームがたくさん流通するようになりました。玉石混淆ながらも活発な市場を提供し、中にはミリオンセラーにまでなる作品も出てきたのです。Angry BirdsとかMinecraft、Undertaleなどはその典型と言えましょう。
要するに、有名な大手会社が製作・販売する大作しか売れないというこれまでの風潮が変わり、聞いたことのない小規模なインディー会社が製作する作品でもスマッシュヒットを記録するコトができるようになったってコトですよ。
大作ではなくても、きらりと光るアイデアのゲームがクチコミで話題になり、売れる。昔ではあまり見られなかった現象ですが、SNSの発達によって話題の広まり方も格段に速くなっているからだと思います。
PCゲーム市場ではドンドンそうなってきていたのですが、最近では家庭用ゲーム機でもその傾向が強くなってきました。特にNintendo Switch。毎週発売されるゲームの半分くらいがインディーゲームになっています。PCで注目されたインディー作品をどんどん移植しているんですね。いや、それにしてもインディーゲームの割合が多すぎませんか。どれがアタリかまるで判りゃしない。まあ、それもまた面白いんですけどね。
ゲームを作る会社には、大きく分けて開発会社(デベロッパー)と販売会社(パブリッシャー)があります。デベロッパーがゲームを製作し、パブリッシャーがそのゲームを販売する。もちろんこの二つが同じ会社という場合もありますが、昔ならいざ知らず、近年ではほぼ分業されています。
つまり作る人と売る人ですね。音楽ならばバンドが作る人、レコード会社(って今でもいうのかな)が売る人。小説ならば作家が作る人、出版社が売る人。作家さんが好きなモノを書いて出版社に売り込むコトもありますし、出版社が売れそうな企画を作家さんに書いてもらうコトもあります。
このように、それぞれが得意な分野で分業しているのですね。作る側には斬新なクリエイティビティが必要ですが、売る側は強力なマーケティングや企画力、そしてなによりも強固な販路を持っています。これによってWin-Winな関係が構築されるのです。
ゲームでも同様です。面白いゲームを作る人と、それを上手くマーケティングして売る人。その両輪が上手く組み合わさると大ヒットが生まれるというワケです。
で、今回ご紹介しているAnnapurna Interacitiveさん(めんどくさいので以下アンナさん)はパブリッシャー、つまり発売元です。それぞれのゲームを開発しているデベロッパーはバラバラですが、それをまとめているのがアンナさんなんです。そして、私はアンナさんが販売しているゲームを割と信用しているというコトなんです。
ここからはあくまで私の推測なんですが、アンナさんは出す作品に対して自信を持っているんじゃないかと思うんですよ。面白いマイナータイトルを見つけて買い付けているのかもしれないし、開発者から売り込みがあるのかもしれないし、面白そうな企画に資金提供をしているのかもしれないし、間違った方向に進展している開発者に口出ししているのかもしれません。そのあたりは判りません。
ただ、いずれにしてもリリースされる作品のどれもが斬新で面白いのですから、プレイする側からすれば意識せざるを得ないのですよ。お! このパブリッシャーが出すゲームは大体面白いな! じゃあ次の作品も気にしておこうかな! てなカンジで。
私はレーベル買いというコトをします。このパブリッシャーが出す作品は気にしておこう、と思ってしまうのです。音楽ならばSweet Soul Recordsとか昔のEPIC・ソニーとか、書籍ならばハヤカワ文庫とかちくま文庫とか、映画ならばPixarやMarvelを傘下に持つDisneyとか。これらのパブリッシャーが出す作品にはある程度の信頼を置いているのです。要するに、私の好みに合っているってコトですよ。
で、ゲームに関してはアンナさんの出す作品にも同様の信頼を置いているというワケです。他には大手ですが任天堂とかUbisoftとかね。全部を買うワケではありませんが、これらのパブリッシャーが新作を出せば取りあえず気にするワケですよ。あくまで私の好みのハナシですが。
私が初めてアンナさんを意識したのはiOS版の「GOROGOA」をプレイした時。起動して始めに映し出されるのはブラウン管に映った風の大文字「A」のアンナさんのロゴ。その後、「Donut County」やPS4の「Outer Wilds」などでもこの「A」のロゴを見るコトになり「なんだこのパブリッシャーは。私が好きなゲームばかりリリースしてるじゃないか」と気になり始めたというワケです。
もちろん今後リリースが予告されている作品も気になっています。サイバーシティをネコになって散策する「Stray」とか、「Solar Ash」とか「Neon White」とか。いずれも2021年の発売予定です。皆さまにも、ぜひ気にして頂きたいパブリッシャーなのです。
ええと、今回はアンナさんのオススメゲームの話ではなく、アンナさんというパブリッシャーについてお話し致しました。そうです。お察しの通りです。要するにゲームが進んでいないのですね。いや、ちょっとずつプレイはしているのですが、まだ終わってはいないのです。
だってSwitchの「BRAVELY DEFAULT II」は大きな山を越えて一気に話が広がったところだし、PS5の「OUTRIDERS」では久しぶりのSFシューターでドンパチしてますし、「The Pathless」では可愛い鷹さんと共に矢を撃ちまくりなんです。ちなみにこの「The Pathless」のパブリッシャーもアンナさんです。
そんなワケで、なかなかゲームを終えられない昨今ですが、次回こそはアンナさんの「フィンチ家の奇妙な屋敷で起こったこと」と「I am Dead」について書きたいと思います。いやあ、これがまた斬新で面白いのよ!
出演は4年前に共演した元・乃木坂46の深川麻衣さんと、2ヶ月前に共演した潮みかさんと、昔から知っているのに初共演となる阿部丈二さん。他にも出演者はおりますが、それは後日発表となります。
4ヶ月振りの舞台ではありますが、馴染みのスタッフ・キャストと共に面白いモノをお届けできるように頑張りたいと思います。
それと、私の所属する劇団☆新感線「月影花之丞大逆転」の大阪公演も始まりましたね。強烈なキャラクターばかりが出てくる、やたらと味の濃い作品となっております。二時間の作品でよかった。でなければ胸焼けがすると思います。味が濃すぎてな!
大阪公演は4/14〜5/10、オリックス劇場ですよ!
ええと、ゲーム情報では無く、久しぶりに演劇の情報をお届け致しました。ああそうさ。だってそっちが本職だからさ。趣味がゲームなのさ。あと、音楽と映画と読書と博物館巡りと街歩きも趣味なのさ。趣味が多すぎて忙しいのさ。
さて、SwitchストアでディスカウントされていたAnnapurna Interactiveさんのソフトについての続きです。もうセールは終わっちゃったけれども元々が比較的値段の安いインディーゲームですので、気になる方は買ってみるのも良いのではないでしょうか。良いのではありでしょうか。ありでしょうよ。
https://store-jp.nintendo.com/search/?q=annapurna
ええと、ここで最近のインディーゲームの流行についてお話ししなくてはなりません。インディーゲーム(とかインディーズゲームとか)というのは、大規模なゲーム開発会社ではなく、数人(場合によっては一人)〜数十人の小規模なチームで制作された、主にダウンロード販売で流通する比較的小粒なゲームのコト。
そもそも、家庭用ゲームの歴史というのは1970年代のパソコン(当時はマイコンと言っていました)に向けて小規模に展開していたインディーゲームが主流でした。(なにしろ販売方法がカセットテープだったのよ! カセットテープにデータが音声として記録されていたのよ!)
しかし80年代に入ってPCゲーム市場が徐々に大きくなり、またファミコンを始めとする家庭用ゲーム機も登場し、それらが商業的な成功を収めるようになります。それでも実際にゲームを作っているのは少人数のチームでして、現在のインディーゲームの規模と大差ありませんでした。
それがPCや家庭用ゲーム機が進化するにつれて徐々に大規模になっていき、90年代以降は豊富な資金と人的財産のある大規模な開発会社がゲーム市場を席巻していきます。
ところが2010年代になると、安価で利用できるゲーム開発ツールが出てきたり、Steamなどのようにインディーゲームでも気軽に発売できるプラットフォームも登場したりしました。また、スマホの台頭もゲーム市場の裾野を広げるのに一役買ったと思います。
結果として、小粒ではあっても斬新な発想のゲームがたくさん流通するようになりました。玉石混淆ながらも活発な市場を提供し、中にはミリオンセラーにまでなる作品も出てきたのです。Angry BirdsとかMinecraft、Undertaleなどはその典型と言えましょう。
要するに、有名な大手会社が製作・販売する大作しか売れないというこれまでの風潮が変わり、聞いたことのない小規模なインディー会社が製作する作品でもスマッシュヒットを記録するコトができるようになったってコトですよ。
大作ではなくても、きらりと光るアイデアのゲームがクチコミで話題になり、売れる。昔ではあまり見られなかった現象ですが、SNSの発達によって話題の広まり方も格段に速くなっているからだと思います。
PCゲーム市場ではドンドンそうなってきていたのですが、最近では家庭用ゲーム機でもその傾向が強くなってきました。特にNintendo Switch。毎週発売されるゲームの半分くらいがインディーゲームになっています。PCで注目されたインディー作品をどんどん移植しているんですね。いや、それにしてもインディーゲームの割合が多すぎませんか。どれがアタリかまるで判りゃしない。まあ、それもまた面白いんですけどね。
ゲームを作る会社には、大きく分けて開発会社(デベロッパー)と販売会社(パブリッシャー)があります。デベロッパーがゲームを製作し、パブリッシャーがそのゲームを販売する。もちろんこの二つが同じ会社という場合もありますが、昔ならいざ知らず、近年ではほぼ分業されています。
つまり作る人と売る人ですね。音楽ならばバンドが作る人、レコード会社(って今でもいうのかな)が売る人。小説ならば作家が作る人、出版社が売る人。作家さんが好きなモノを書いて出版社に売り込むコトもありますし、出版社が売れそうな企画を作家さんに書いてもらうコトもあります。
このように、それぞれが得意な分野で分業しているのですね。作る側には斬新なクリエイティビティが必要ですが、売る側は強力なマーケティングや企画力、そしてなによりも強固な販路を持っています。これによってWin-Winな関係が構築されるのです。
ゲームでも同様です。面白いゲームを作る人と、それを上手くマーケティングして売る人。その両輪が上手く組み合わさると大ヒットが生まれるというワケです。
で、今回ご紹介しているAnnapurna Interacitiveさん(めんどくさいので以下アンナさん)はパブリッシャー、つまり発売元です。それぞれのゲームを開発しているデベロッパーはバラバラですが、それをまとめているのがアンナさんなんです。そして、私はアンナさんが販売しているゲームを割と信用しているというコトなんです。
ここからはあくまで私の推測なんですが、アンナさんは出す作品に対して自信を持っているんじゃないかと思うんですよ。面白いマイナータイトルを見つけて買い付けているのかもしれないし、開発者から売り込みがあるのかもしれないし、面白そうな企画に資金提供をしているのかもしれないし、間違った方向に進展している開発者に口出ししているのかもしれません。そのあたりは判りません。
ただ、いずれにしてもリリースされる作品のどれもが斬新で面白いのですから、プレイする側からすれば意識せざるを得ないのですよ。お! このパブリッシャーが出すゲームは大体面白いな! じゃあ次の作品も気にしておこうかな! てなカンジで。
私はレーベル買いというコトをします。このパブリッシャーが出す作品は気にしておこう、と思ってしまうのです。音楽ならばSweet Soul Recordsとか昔のEPIC・ソニーとか、書籍ならばハヤカワ文庫とかちくま文庫とか、映画ならばPixarやMarvelを傘下に持つDisneyとか。これらのパブリッシャーが出す作品にはある程度の信頼を置いているのです。要するに、私の好みに合っているってコトですよ。
で、ゲームに関してはアンナさんの出す作品にも同様の信頼を置いているというワケです。他には大手ですが任天堂とかUbisoftとかね。全部を買うワケではありませんが、これらのパブリッシャーが新作を出せば取りあえず気にするワケですよ。あくまで私の好みのハナシですが。
私が初めてアンナさんを意識したのはiOS版の「GOROGOA」をプレイした時。起動して始めに映し出されるのはブラウン管に映った風の大文字「A」のアンナさんのロゴ。その後、「Donut County」やPS4の「Outer Wilds」などでもこの「A」のロゴを見るコトになり「なんだこのパブリッシャーは。私が好きなゲームばかりリリースしてるじゃないか」と気になり始めたというワケです。
もちろん今後リリースが予告されている作品も気になっています。サイバーシティをネコになって散策する「Stray」とか、「Solar Ash」とか「Neon White」とか。いずれも2021年の発売予定です。皆さまにも、ぜひ気にして頂きたいパブリッシャーなのです。
ええと、今回はアンナさんのオススメゲームの話ではなく、アンナさんというパブリッシャーについてお話し致しました。そうです。お察しの通りです。要するにゲームが進んでいないのですね。いや、ちょっとずつプレイはしているのですが、まだ終わってはいないのです。
だってSwitchの「BRAVELY DEFAULT II」は大きな山を越えて一気に話が広がったところだし、PS5の「OUTRIDERS」では久しぶりのSFシューターでドンパチしてますし、「The Pathless」では可愛い鷹さんと共に矢を撃ちまくりなんです。ちなみにこの「The Pathless」のパブリッシャーもアンナさんです。
そんなワケで、なかなかゲームを終えられない昨今ですが、次回こそはアンナさんの「フィンチ家の奇妙な屋敷で起こったこと」と「I am Dead」について書きたいと思います。いやあ、これがまた斬新で面白いのよ!