今年の春から月一で続いているダウンロードコンテンツ「劇団☆新感線 粟根まことの感隙トーク!」の第五回が配信されました。
阿佐ヶ谷スパイダースの中山祐一朗さんをゲストに迎えて、劇団の成り立ちやらドイツ時代やら眼鏡トークやらを繰り広げております。
なんだろう、仲の良い演劇人と話をするのって面白いですね。聞いている方にとって中身も面白ければ更によろしいのですが。
とりあえず、話している我々は実に楽しい時間を過ごしました。よろしければダウンロードしてみて下さい。500円です。
今のところ、毎月第三金曜日に更新されておりまして、次回は9/16の予定。当然次回も中山さんをゲストに、ゆるトークを繰り広げているハズです。
「髑髏城の七人」も、その後は無事に公演続行中です。なんか毎日少しずつ面白くなってきていると思います。
あの、お金を取って上演させて頂いている以上、毎日同じクオリティで上演するのは当然なのですが、日によって調子が良かったり悪かったりもします。
で、やっている方としては「昨日と同じモノを作ろう」とは思わずに「昨日よりも少しでも良いモノを作ろう」と思ってしまうんですね。それは決して昨日のお客様をないがしろにしている訳ではなくて、放っておくと緩くなってしまう「舞台というナマモノ」の鮮度を少しでも上げようとする努力なんです。
「前回より良くしようと努力して、やっと同じクオリティになる」というのがナマモノの怖さなんです。そして、みんながそう努力すると、結果として昨日よりも良くなってしまったりもするのもナマモノの面白さでもあります。本当に、放っておくと緩くなってしまうんですよ。
少しでも良いモノを、安全に、明確に、提示する。それがナマモノを扱っている我々ができる精一杯の努力だと思っています。
言い訳かもしれませんが、それが31年続く集団の方法論なのですから、仕方が無いと言えば仕方が無いのかもしれません。
明日も、より洗練された、より勢いのある、より面白い舞台をお届けできるように頑張りたいと思います。では、お休みなさい。