長いようで短かった「髑髏城の七人」大阪公演。色々ありましたが、8/24には終了します。このまま無事に終了できれば良いのですが。さらにその先にはもっと長い東京公演も控えておりますから油断はできません。
毎公演、千秋楽公演が終わった後、楽屋でみんなで口々に「お疲れ様!」とか「長い間お世話になりました!」とか言い合うのですが、インディ高橋くんとだけは「無事に終わって良かったね」と言い合う習わしになっております。役者として、そして小道具チーフとして新感線歴の長いインディくんは、それはそれは辛い期間を長く過ごしてきているので、「無事に終わる」事の難しさをよく知っているのです。なので、千秋楽にはお互いにそれを祝っているのですが、今回は既にそうは言い合えないのが残念です。でも言い合うけど。
さて、前回はApple社の株価時価総額が世界一になった話でしたね。そのAppleはなにやら巨大な新本社ビル建設計画があるそうですよ。
http://www.gizmodo.jp/2011/08/apple_28.html
まるで宇宙船のような、空飛ぶ円盤のような素敵な本社です。かなり大きいようです。
http://www.gizmodo.jp/2011/08/post_9231.html
なにしろ円盤の直径は約500mもあるそうですからね。完成予定は2015年だそうです。実に景気のいい話なので、Appleさんにはこのまま突っ走って欲しいと思いますよ。
成長著しいIT企業と言えばGoogle社もありますね。検索サイトから始まって次から次へと情報関連会社を傘下に収め、今ではデジタル部門ならば手を出していない分野は無いんじゃないかとすら思えるほどの躍進振りです。え? 検索サイト以外にGoogleって何をしているの? とかお思いのあなた。あなたの生活にもきっとGoogle社が関係しているハズですよ。
まず、最近話題のandroidケータイ。あのOSを作っているのもGoogle。そして動画投稿サイトのYouTubeも傘下。フリーメールとして有名なGmailも、地図のGoogle マップも、スケジューラーのGoogle カレンダーも、ブラウザのGoogle Chromeも、写真管理ソフトPicasaもぜーんぶGoogle傘下。何しろ、このBlogがあるBloggerもGoogle傘下なんですから、少なくとも今、あなたはGoogleのサービスを体感しているワケですよ。しかも、基本的に全部無料! これら全てのサービスを無料で利用できるんですから大したもんです。
まあなぜこれほどまでに多方面の展開ができるのかというと、将来有望な企業が出てくると、大きくなる前にサクッと買収してしまうから。そして傘下に取り込んでしまうから。このような展開は最近のベンチャーIT企業では当たり前のことで、自社の不得意な分野を、得意な企業を買収するコトで補ってしまうのです。そして自社のサービスとして一元管理してしまえばユーザーにも便利なサービスとなるんですね。
とはいえ、買収したはいいものの、意外と伸びなくて消えていった新技術なんてのも多いワケで、才能の青田買いといった空気もなきにしもあらずですが、そういった失敗も含めて、現在のGoogleの躍進があるのは事実です。
で、最近、そのGoogleが大規模な買収をしました。「モトローラ・モビリティ社」を約一兆円で買収したんです。
http://japanese.engadget.com/2011/08/15/google-motorola/
モトローラ・モビリティの前身はもちろんあのモトローラ社。携帯電話メーカーとして有名なハードウェアメーカーを買収したってコトは、当然今後、Google自社製のandroidスマートフォンを投入してくるでしょう。以前、「Nexus One」という自社androidスマフォを出したのですが、あまり売れなかったのね。なので、その方面、ハードウェア方面を強化するための買収ってワケですよ。
今でこそandroidスマフォと言えば世界で50%以上のシェアを持っていると言われていますが、それはあくまでもソフトウェア、OS提供としてのシェアです。先駆者であるAppleのiPhoneはハード(iPhone本体)もソフト(iOS)も自社開発なんです。でもGoogleはソフト(OS)だけ。その弱みを解消するための買収です。
で、本家で自社開発のハードを出すとなれば、今までOSを貰ってハードを作っていた他社が割を食うコトになりそうな気がするでしょ。今まで雇われ有名シェフのおかげで繁盛していたイタリアン店なのに、その雇われシェフが独立して自分のお店を持っちゃったら、そっちの方が有名になって元のお店は人気がなくなっちゃいそうでしょ。
例えが間違っているような気もするけど、まあとにかく、それに反発して今現在android OSを採用している他社(SAMSUNGとかHTCとか)が撤退する可能性もあるってコトさ。さあ、面白くなってきました。
ああ、ややこしい。すみませんね。デジタルネタに興味が無い方には何が何やらワケがわからない話かもしれません。
まあとにかく、今でさえ大混乱のスマフォ業界が更にややこしくなって、どこが勝つのか更に混沌としてきたんだとだけご理解頂ければ幸いです。
そんな中、softbankがandroidベースの「Yahoo! Phone」なんてモノを9月に投入してくるんですから、さらにややこしくなること必至です。
http://japanese.engadget.com/2011/08/18/yahoo-phone/
最近スマフォに興味を持った人は「もう何を買ったらいいのか全然判らない!」という状況になっていると思います。なるでしょう。そりゃそうだ。そうだとは思いますが、いいんですよ、なんか気になったモノを買ったら。もしくは買わなかったら。所詮はケータイなんですから。
なんか最近デジタルネタばかりで申し訳ありません。でも、ちょっと続けざまにデジタル業界に動きがあったモノですから。できれば次回はもう少しアナログな話ができれば良いなあなんては思っていますが。
ていうか、面白いんですかね、こんなブログ。
毎公演、千秋楽公演が終わった後、楽屋でみんなで口々に「お疲れ様!」とか「長い間お世話になりました!」とか言い合うのですが、インディ高橋くんとだけは「無事に終わって良かったね」と言い合う習わしになっております。役者として、そして小道具チーフとして新感線歴の長いインディくんは、それはそれは辛い期間を長く過ごしてきているので、「無事に終わる」事の難しさをよく知っているのです。なので、千秋楽にはお互いにそれを祝っているのですが、今回は既にそうは言い合えないのが残念です。でも言い合うけど。
さて、前回はApple社の株価時価総額が世界一になった話でしたね。そのAppleはなにやら巨大な新本社ビル建設計画があるそうですよ。
http://www.gizmodo.jp/2011/08/apple_28.html
まるで宇宙船のような、空飛ぶ円盤のような素敵な本社です。かなり大きいようです。
http://www.gizmodo.jp/2011/08/post_9231.html
なにしろ円盤の直径は約500mもあるそうですからね。完成予定は2015年だそうです。実に景気のいい話なので、Appleさんにはこのまま突っ走って欲しいと思いますよ。
成長著しいIT企業と言えばGoogle社もありますね。検索サイトから始まって次から次へと情報関連会社を傘下に収め、今ではデジタル部門ならば手を出していない分野は無いんじゃないかとすら思えるほどの躍進振りです。え? 検索サイト以外にGoogleって何をしているの? とかお思いのあなた。あなたの生活にもきっとGoogle社が関係しているハズですよ。
まず、最近話題のandroidケータイ。あのOSを作っているのもGoogle。そして動画投稿サイトのYouTubeも傘下。フリーメールとして有名なGmailも、地図のGoogle マップも、スケジューラーのGoogle カレンダーも、ブラウザのGoogle Chromeも、写真管理ソフトPicasaもぜーんぶGoogle傘下。何しろ、このBlogがあるBloggerもGoogle傘下なんですから、少なくとも今、あなたはGoogleのサービスを体感しているワケですよ。しかも、基本的に全部無料! これら全てのサービスを無料で利用できるんですから大したもんです。
まあなぜこれほどまでに多方面の展開ができるのかというと、将来有望な企業が出てくると、大きくなる前にサクッと買収してしまうから。そして傘下に取り込んでしまうから。このような展開は最近のベンチャーIT企業では当たり前のことで、自社の不得意な分野を、得意な企業を買収するコトで補ってしまうのです。そして自社のサービスとして一元管理してしまえばユーザーにも便利なサービスとなるんですね。
とはいえ、買収したはいいものの、意外と伸びなくて消えていった新技術なんてのも多いワケで、才能の青田買いといった空気もなきにしもあらずですが、そういった失敗も含めて、現在のGoogleの躍進があるのは事実です。
で、最近、そのGoogleが大規模な買収をしました。「モトローラ・モビリティ社」を約一兆円で買収したんです。
http://japanese.engadget.com/2011/08/15/google-motorola/
モトローラ・モビリティの前身はもちろんあのモトローラ社。携帯電話メーカーとして有名なハードウェアメーカーを買収したってコトは、当然今後、Google自社製のandroidスマートフォンを投入してくるでしょう。以前、「Nexus One」という自社androidスマフォを出したのですが、あまり売れなかったのね。なので、その方面、ハードウェア方面を強化するための買収ってワケですよ。
今でこそandroidスマフォと言えば世界で50%以上のシェアを持っていると言われていますが、それはあくまでもソフトウェア、OS提供としてのシェアです。先駆者であるAppleのiPhoneはハード(iPhone本体)もソフト(iOS)も自社開発なんです。でもGoogleはソフト(OS)だけ。その弱みを解消するための買収です。
で、本家で自社開発のハードを出すとなれば、今までOSを貰ってハードを作っていた他社が割を食うコトになりそうな気がするでしょ。今まで雇われ有名シェフのおかげで繁盛していたイタリアン店なのに、その雇われシェフが独立して自分のお店を持っちゃったら、そっちの方が有名になって元のお店は人気がなくなっちゃいそうでしょ。
例えが間違っているような気もするけど、まあとにかく、それに反発して今現在android OSを採用している他社(SAMSUNGとかHTCとか)が撤退する可能性もあるってコトさ。さあ、面白くなってきました。
ああ、ややこしい。すみませんね。デジタルネタに興味が無い方には何が何やらワケがわからない話かもしれません。
まあとにかく、今でさえ大混乱のスマフォ業界が更にややこしくなって、どこが勝つのか更に混沌としてきたんだとだけご理解頂ければ幸いです。
そんな中、softbankがandroidベースの「Yahoo! Phone」なんてモノを9月に投入してくるんですから、さらにややこしくなること必至です。
http://japanese.engadget.com/2011/08/18/yahoo-phone/
最近スマフォに興味を持った人は「もう何を買ったらいいのか全然判らない!」という状況になっていると思います。なるでしょう。そりゃそうだ。そうだとは思いますが、いいんですよ、なんか気になったモノを買ったら。もしくは買わなかったら。所詮はケータイなんですから。
なんか最近デジタルネタばかりで申し訳ありません。でも、ちょっと続けざまにデジタル業界に動きがあったモノですから。できれば次回はもう少しアナログな話ができれば良いなあなんては思っていますが。
ていうか、面白いんですかね、こんなブログ。