とはいえ、出演者全員が全力で立ち向かっております。スタッフも全力です。今作では回り舞台、いわゆる盆による演出が行われておりますが、あれって人力で回しているのですよ。舞台後方にいる男性スタッフが二人がかりで回しているのです。もうそりゃ大変です。残りの数ステージも無事に怪我無くできますように。
それでね、前回も書きましたが今作では会場ロビーでのグッズ販売がありません。会場では販売しませんが、10/19よりイーオシバイドットコムにて販売されます。そしてもう予約を受け付けております。
どのようなグッズが売られているのかは上記のリンクでご確認頂きたいのですが、両A面の浦カチ共通パンフレットや可愛いイラストの一筆箋、マスク、風呂敷など、多数のグッズをご用意しております。
今日は、その中から一筆箋についてお話し致しましょう。まあ、小型の細長い、短冊みたいなタイプの便箋ですね。親しいご友人にお手紙を出すも良し、メモのような使い方をするも良し。短冊のように願い事を書いて壁に貼ってみるのもいいかもしれません。サイズが手頃なので、様々な使い方が考えられます。
パンフレットの上に置いた二種類の一筆箋。それぞれの下部には浦島さんと狸が、そして乙姫さまと亀と兎がプリントされています。
ちなみに、ここで描かれている亀の手には指と爪が書かれていて、本編をご覧頂いた方には感慨深いと思いますが、ここで書かれているのはおそらく玄武というか神亀じゃないかな。だから問題ありません。
なお、両A面パンフレットというものが気になる方もおられるかもしれません。両A面というのは両面とも表紙と言うことでして、クルッとひっくり返すとそれぞれの表紙が現れます。つまり、丁度真ん中の見開きでは上下逆さまの文が出逢うのです。
御伽話がモチーフですから全体的に和紙的な、和装本的なデザインとなっておりますが、タイトルの部分には厚めのニス塗り加工が成されていて、つやつやした光沢があって高級感を醸し出しております。
ね、タイトルの部分に照明が反射しているでしょ。つやっつやなんです。いつものパンフレットよりも小振りで読みやすく、個別インタビューもたっぷり、稽古場写真もふんだんに使われておりますので、今作の思い出として是非ともお買い求め下さいませ。
さて名残惜しくはありますが、残り数ステージ、大事に上演していきたいと思います。劇場で、あるいはオンラインで、どうぞお楽しみ下さいませ。