2020/12/06

地テシ:183 いよいよ「オリエント急行」! の巻

2021年劇団☆新感線41周年春興行 yellow⚡新感線「月影花之丞大逆転」の出演者と日程などが発表されました。2/26〜4/4が東京建物 Brillia HALLにて、4/14〜5/10がオリックス劇場にて。結構長いし旅もあるし!
私は参加しませんが、古田新太くんを中心とした劇団員たちが、阿部サダヲさん、浜中文一さん、西野七瀬さん、そして木野花さんという豪華ゲストをお迎え致します。いつもよりも出演者の少ない新感線ですが、その分濃い密度で、濃い濃い密度で、保線車両ドクターイエローの様に安全を確認しながら疾走しますよ。


さて、私の方は「オリエント急行殺人事件」です。いよいよ12/8から始まります。いやあ、アガサ・クリスティの原作が有名すぎてやりにくい! 原作小説に加えて、映画版が1974年版と2017年版の二作、さらにドラマ版や翻案版など、様々なヴァージョンがありまして、既にストーリーをご存じの方が多いんですね。

もちろん小説版がオリジナルなのですが、映画版などもちょっとずつ違います。大筋は同じなのですが、ちょっとストーリーが違ったり、見せ方が違ったり。様々な色づけが成されています。
当然、今回の舞台版も原作と異なる部分があります。まずもって、登場人物が少ないですからね。舞台で上演するに当たって、時間や空間の制約から登場人物が少なくなっております。とはいえ、もちろんこれは紛れもなく「オリエント急行殺人事件」です。原作の面白さを余すところなく詰め込んでおりますよ。

実は、「オリエント〜」は昨年にも上演されておりまして、今回は基本的にはその昨年版と同じ作品です。演出は同じく河原雅彦さん。キャストも数人は続投なんですが、それ以外のキャストは変わっておりまして、結果として別の作品のようになっておりますので、昨年ご覧頂いた方でもお楽しみ頂けると思います。
ちなみに、私が演じるラチェット/アーバスノット大佐を昨年演じていたのは田口トモロヲさん。パンクロッカーでもあるトモロヲ先輩にはとても及びませんが、私なりの解釈で演じさせて頂きます。

寒くなってきた冬。雪に閉じ込められたオリエント急行で繰り広げられる上質なミステリーをご覧頂ければと思います。私にとって初めてのシアターコクーンでもありますからね。その点でも楽しみです。ドラゴミロフ侯爵夫人役の高橋惠子さんがさすがの存在感ですぜ!

 

ええと、ちなみに今作ではお客様よりの全ての差し入れ(プレゼント、飲食物、お手紙、お花等)をお断りしております。あらかじめご了承下さいますようお願い致します。また、ご来場頂きますお客様には公式HPの「ご案内」をご覧頂き、感染症予防対策にご協力頂きますようお願い致します。御手数をお掛け致しますが、どうぞよろしくお願い致します。