2020/09/13

地テシ:169 ノックノックス「照らす」配信上演! の巻

9/9に開催されました「浦カチ」YouTubeライブでは沢山のご視聴ありがとうございました。「浦島さん」と「カチカチ山」それぞれの主役である福士蒼汰さんと宮野真守さんをお迎えして、作品の見どころなどを語って頂きました。それにしても二人は仲がいいなぁ。二年後の「神州無頼街」も楽しみです。
同日に全公演の配信チケットも発売されております。配信のチケットは「PIA LIVE STREAM」というプラットフォームでの販売となりますが、通常のチケットと同様の手軽さでお買い求め頂けます。詳しくはこちらをご覧下さいませ。

さて、そんなワケで10月には「浦カチ」の本番が、久しぶりの舞台本番が、待ちに待った舞台本番があるのですが、同じく10月にさらにもう一つ、舞台に立てることになりました!

ノックノックス「照らす」はヤストミフルタさんによる作・演出・作曲の五人芝居です。しかも生演奏付き。10/31(土)夜7時からの一度きりの配信上演です。
無観客配信公演ですので、全国どこからでもご視聴頂けます。チケットの購入方法などはノックノックス公式HPをご覧下さいませ。視聴チケットの発売は上記の公式HPにて10/3(土)19時からですよ!

初めての団体、初めての作・演出とのタッグではありますが、ノックノックスさんのこれまでの舞台ではミュージシャンによる演奏や、幻燈という特殊な映像表現、また舞台を彩る多くの植物など、通常の演劇という枠にとらわれない個性的な集団だと伺っております。今作もヤストミさんならではの優しさあふれた作品になると思います。
また、初めての出演とはいえ、出演者の中には藤谷みきさんや江戸川じゅん兵さんなど旧知の方もおられますので、リラックスした気分で臨みたいと思います。

参考として、作・ヤストミフルタさん、出演・藤谷みきさんによります、可愛らしい人形劇を貼っておきますね。



この春夏、数多くの演劇(を含めたイベント全体)が中止や延期を余儀なくされてきましたが、秋が近づくにつれて様々な団体が新たな挑戦に動き始めました。演劇舞台公演が今後どうなっていくのか、まだまだ不透明ではありますが、それぞれの団体の新たな挑戦に未来を感じて頂きたいと思います。



2020/09/06

地テシ:168 浦カチYouTubeライブ! の巻

ここしばらく毎週水曜日の夜に行われておりますドナ禁キャス「リクツナイト」。9/2(水)には古地図を見られるとても便利な某サイトを見ながら、東京の昔と今を比較してご紹介いたしました。喋るネタはいくらでもありますが、地図や歴史に興味の無い方には面白くなかったかもしれません。
次回の「リクツナイト」は来週水曜日の9/9は飛ばして、9/16(水)の22時開催の予定です。9/9近辺は川下さんも私も忙しいためです。二人とも10月には公演がありますからね、色々と忙しいのですよ。


で、何故して9/9に忙しいのかって話ですよ。気になりますよね。いや、気にならなくても告知してしまいます。
9/9(水)の20時からYouTube新感線チャンネルを間借りして「浦カチ」YouTubeライブ会見を行うのですが、それに私も出演いたします! 「浦島さん」と「カチカチ山」、それぞれの主演であります福士蒼汰さんと宮野真守さんと共に、「浦カチ」について語ります。羽野晶紀さんと井上小百合さんもVTR出演なさいます。無料配信ですのでどなたでもご視聴可能です。

本来ならばこの秋には、福士さんと宮野さんのダブル主演による「神州無頼街」を上演するはずでしたが、公演が再来年に延期されてしまったために急遽企画されたこの企画。いつもの大人数によるスペクタクルなアクション活劇超大作を封印し、いつにない少人数によるシンプルな御伽話会話劇短編という、今だからできること、今だからこそやってみたいことをお送りしたいと思います。



9/4に誕生日を迎えた中谷さとみさんのナレーションでお送りするこの動画のコピーである「これは、今の物語。おそらくは、君においても。」の通り、誰もが知る御伽話をベースに太宰治が諧謔を込めて再構成した物語を、倉持裕さんと青木豪さんという当代きってのクセモノ作家が更にリライトするという、まさに今の時代に即した物語になっております。もはや御伽話を元にした新作です。とても興味深い作品になっておりますのでゼヒ。全ステージオンライン配信もありますよ。一般発売は本日から!

そうそう、動画といえば私の作った「まこトラベル」第二回も貼っておきましょう。



こんな動画が作れた余裕のある日々ではなく、今は久しぶりの稽古に通いながら余裕のない日々と演劇ができる喜びを感じております。いやあ、少人数芝居だからセリフが多い多い! 大変な日々ではありますが、そんな新しい日常の大事なスパイスになるような作品を目指しておりますので、どうぞご期待下さいませ。チケットと詳細については公式から。来週の水曜日は「リクツナイト」ではなくYouTubeライブでお会い致しましょう!


2020/08/30

地テシ:167 「リングフィット・アドベンチャー」終わりました! の巻

8/26に行われましたドナ禁キャス「リクツナイト」を沢山ご視聴頂きましてありがとうございました。途中、何度も途切れたり音声が聞こえなくなったりしてしまいまして申し訳ありません。川下大洋さんも私もまだツイキャスの経験が少なくて判らないコトが多く、トライ&エラーで学んでいる途中ですので、どうかご容赦下さいませ。次回は9/2(水)22時の予定です。もう少し安定した環境でお送りできるよう努力致します。


さて、このブログでも何度か書いております「おウチでゲームでフィットネスで」の一つでありますNintendo Switchの「リングフィット・アドベンチャー」ですが、そのメインコンテンツであるアドベンチャーモードがようやくエンディングを迎えました!
ロールプレイングゲームのように敵を倒しながらストーリーを進めていくモードでして、楽しく身体を動かしながらエクササイズができるようになっています。フィールドをランニング(実はその場足踏み)しながら、敵に出逢えば戦闘(実はエクササイズ)で倒し、得られた経験値(実はエクササイズ・ポイント)で主人公を成長させながら進めます。
約30分ほど(実運動時間は10分ちょっと)プレイすると「今日はここまでにしませんか」と終了を促されます。それを毎日、休み無く繰り返すこと115日。ついにラストのボスを撃破し、ストーリーを終えることができました。
ストーリーを真っ直ぐ進めてもよいのですが、既にクリアしたエリアに戻ってみると新たなクエストが発生していたりするので、そういうのもクリアしながら経験値を集めていたために、ちょっと日数が掛かってしまいました。
全てのクエストを終わらせて完全クリアを目指していたのですが、苦手なミニゲームというモノはあるモノです。私の場合、ロボットが投げてくるディスクをハリセンで打ち返す「ディスクヒット」と、頭上でリングコンを引っ張りながらパラシュートで輪っかを通っていく「パラシュート」が苦手でして、この二つをノーミスでクリアするなどのいくつかの課題を取り逃してしまいました。でも、まあいいでしょう。

ちなみに私のデータを書いておきますと、プレイを始めて115日目にLv198でクリアしました。総活動時間は27時間、総消費カロリーは7000kcal、総走行距離は90kmでした。1964年生まれのプレイヤー数は316人で、私は総活動時間で54位。結構やっているつもりでもライバルは沢山いるもんですね。やるな56歳世代!

ラスボスを倒すとエンディングとなり、スタッフロールが流れます。ですが、これで終わりというワケではありません。
クリア後にはエクストラステージが始まり、実質的には二周目です。敵も強くなりますが経験値は沢山もらえるので、全スキル開放へ向けてモチベーションも上がります。素材や、新しい宝石などももらえます。どうやら私のリングフィット・アドベンチャーはまだまだ先が長いようですね。

とはいえ「浦カチ」の稽古も始まりますので、これからは休日にプレイするとか、ボチボチとしたペースにしたいと思います。ま、いいよね。なお、同様に毎日続けていた「Fit Boxing」の方は128日連続でした。あと、VRのゲーム機であるOculus Questの「Box VR」は無料アップデートで「Fit XR」というモノに変わり、なにやら近未来的に新しくなって更に楽しくなったりしていますよ。

そんなワケで、私のおウチでゲームでフィットネスで、な日々も一旦終了です。続きは稽古場と劇場で動きますよ! 「浦カチ」は10/4(日)〜17(土)に東京建物Brillia HALLにて。全公演にライブ配信もあります! チケット発売は9/5! どうぞよろしく!








2020/08/23

地テシ:166 「まこトラベル」第二回:鎌倉編 配信! の巻

8/19にツイキャスにて配信されましたドナ禁キャス「川下粟根のリクツナイト」におきましては沢山の方にご視聴頂きましてありがとうございました。どんな内容になるか判らない放談にお付き合い頂きましたが、次回はもう少し企画性のあるモノになればいいなと思っております。その次回は8/26(水)22時から。開催場所などは川下大洋さんのドナ禁カフェをご参照下さいませ。
春公演や夏秋公演が公演中止になった反面、この8月は様々な媒体で皆様のお目に掛かることができて嬉しゅうございました。WOWOW「劇場の灯を消すな!」では衛星放送で、TBS「半沢直樹」では地上波で、ドナ禁キャス「リクツナイト」ではインターネットで。露出の仕方には様々な方法があるのだということを実感した8月でした。

そんな露出にもう一つ加わります。新感線・シンパシー・プロジェクト《SSP》企画の一つとしてYouTubeとニコニコ動画に開設された新感線チャンネル。そのコンテンツの一つとしてお送りしております、私が企画編集しているヴァーチャル旅動画、いや紙芝居である「まこトラベル」の第二回が配信されました! 配信されちゃいました! 露出と言っても私自身は出ておりませんけどね!



「偽義経冥界歌」をテーマに、第一回は源頼朝と北条政子が出会った韮山編でしたが、第二回は頼朝が開いた鎌倉幕府にちなんで鎌倉編です。それもこれも私が源頼朝役だったからですね。私が実際に聖地巡礼した旅を再構成してお送りしておりますが、第二回は面白よりも解説を中心としております。ていうか、第一回の韮山での旅が余りに行き当たりばったりすぎたというコトなんですが。なかなかドタバタというのは狙ってできないというコトですね。

韮山編でも時間の都合で削ったネタがありましたが、鎌倉編では相当に削っております。始めに作ったバージョンでは5分以上長かったんですよ。
建築家の細かい解説を削りましたね。古我邸を設計した桜井小太郎の数々の建築(丸ノ内ビルとか三菱銀行本店とか横浜正銀神戸支店とか)の解説とか、神奈川県立近代美術館を設計した坂倉淳三はル・コルビュジエに師事したので、ル・コルビュジエが設計した国立西洋美術館に似たピロティ構造をしているのだとか。
鉄道関係では、湘南新宿ラインと横須賀線の関係や、山手貨物線から蛇窪線、品鶴線,東海道貨物線を経由するのだとか、江ノ電の話とかを削っています。
建物関係では鎌倉三大洋館についてとか、川喜多映画記念館についてとか、鎌倉国宝館についてとか、そこに展示されていた「沃懸地杏葉螺鈿太刀(いかけじ・ぎょうようらでん・たち)」についてとか、鶴岡八幡宮の舞殿が建てられたのは実は静御前が舞ったといわれる時代よりも後だったとか、段葛は二ノ鳥居から三ノ鳥居に掛けて徐々に細くなるように作られているのだとか、それはそれは無駄な解説を用意しておりました。
そういうのをギュッとして、なんとか15分台に納めたのが完成版です。第一回よりも笑いどころは少ないですが、これはこれでお楽しみ頂ければ幸いです。

7月、8月と続けて「まこトラベル」をお送りしましたが、そろそろ「浦カチ」の稽古と本番が始まったりするので忙しくなるため、次回はちょっと先の秋か冬頃になると思います。


それから! ヴィレッヂプロデュース「浦島さん」「カチカチ山」の公式サイト特別先行(抽選)が始まっていますよ! 8/22から8/30(日)までです。先着順ではありませんが、気になる方は忘れないうちにお申し込み下さいね。詳しくはこちらから!
チラシも公式サイトの一番下からダウンロードできますよ! どうぞよろしくお願い致します!






2020/08/18

地テシ:165 「ドナ禁キャス」リクツナイトやるよ! の巻

8/16の「半沢直樹」第五話は多くのご視聴を頂いたようでありがとうございました。どうやら私の親戚一同も見てくれたようで、大人気ドラマの影響力に驚いた次第です。
久しぶりに堺雅人さんと共演できたのも嬉しかったのですが、これまでちゃんと共演したことのなかった山西惇さんと二人きりのシーンがあったのも楽しかったですね。よく考えたらこの二人、SNKの人気格闘ゲーム「THE KING OF FIGHTERS」シリーズ(の内の'97~'02版)のビリー・カーン(山西)と七枷社(粟根)の声優ですぜ! ケンカが強い上に男前!
他にも舞台俳優がたくさん出ていましたが、今回の私的ツボ→帝国航空の新制服をデザインしていた売れっ子デザイナーのジロー・タカヤマ役はイキウメの森下創さんでしたね。
来週は宮野真守さんもご出演ですよ! ええとその繋がりで「浦島さん」「カチカチ山」もどうぞよろしくお願い致します!

それともう一つ。新感線・シンパシー・プロジェクト《SSP》企画の一つとして「痛いの飛んでく! 新感線バンソウコウ」という絆創膏を作りました。オリジナルデザイン18種入り【特装缶付き】で2,500円! ご購入や詳細はこちらのページをご覧頂きたいのですが、そのデザインには古田新太くんや高田聖子さん、インディ高橋くんも参加しています。そして今日、私が描いたデザインも公表されましたよ! 他の人たちのに比べて線が細くてインパクトが弱いのは失敗しちゃいましたね。



さて、前置きが長くなりました。ココから本題。
川下大洋a.k.a.ドナインシタイン博士さんが随分前から開催している学会である「ドナ研」や「ドナ禁カフェ」には、私もこれまでに何度も参加させて頂きました。研究の発表方法についてはそれぞれに任せられており、一人芝居風だったりコント風だったりするのですが、博士や私が用いる手法はプレゼンテーションソフトを使ってプロジェクターで投影するという方法です。
先日、YouTubeやニコニコ動画の新感線チャンネルで発表しました「まこトラベル」も、ドナ研で培った手法で作っております。



こういう手法だったらリモート配信に向いているのではないかと思って博士に打診していたのですが、この度「ドナ禁キャス」という形で開催されることになりました。
1stシリーズは「川下粟根のリクツナイト」として私も参加致します。第一回は8/19(水)の22時からツイキャス上の「ドナ禁キャス」にて。

とはいえ、初めての試みで判らないコトも多いため、しばらくは無料で実験的な配信になりそうです。どなたでも参加できますので、二人の理屈臭い雑談を覗き見る気分でお越し下さいませ。遅い時間で申し訳ありませんが、お酒とおつまみを用意してお楽しみ下さい。どうぞよろしくお願い致します。