2018/07/28

地テシ:114 メタルマクベスdisc1始まったよ!

ええと、遅くなりましたが新感線☆RS「メタルマクベスdisc1」始まってます! なんとか無事に初日が開きました! 約四時間! 長い!と思うか、たっぷり楽しめる!と思うかは貴方次第。まあ、どっちにしろ長いんだけどね。遠方からお越しの皆様はお帰りの交通機関にはご注意を。
更に7/28(土)と29(日)は台風の影響も大きそうですので、充分にお気を付けてお越し下さいませ。














舞台の内容はおおむね好評です。なんといっても21年ぶりに新感線に帰ってきた橋本さとしさんと、ミュージカルの女王・濱田めぐみさんが主演なんですから、何て言うか迫力が凄いですよ。ロック魂が熱い! まあ私にはロック魂はありませんけどね。シティポップ男だから。

これから八月末までの熱い闘いが始まりました。熱いよ! 暑いよ! 熱中症対策を万全にしてお楽しみ下さい。ちなみに私は公式発表通り「パール王/ナンプラー」役ですが、もう一つ、似合いもしないロックっぽい役で後ろの方にいます。どうぞよろしく!
あ、もう一つ! 人気芸人のコスプレでも一瞬出ていた。忘れていた。どうぞよろしく!

2018/07/17

地テシ:113 小説原作の映画

現在稽古中の「メタルマクベスdisc1」もそろそろ劇場入りです。あれ? 初日は7/23では? ちょっと早くない? いえいえ。「髑髏城の七人Season花」の時と同様に、シリーズ最初の公演では特殊な劇場に慣れるため、特殊な劇場でみっちりと舞台稽古です。

さて、「えんぶ」誌の情報サイト「日刊☆えんぶ」にて連載中の「未確認ヒコー舞台」で「小説原作の舞台」について書きました。
小説原作の舞台は結構難しいんだよって話です。あと、時々作者の方がご観劇になられる場合もあったりして緊張しちゃったりもしますね。

同様に「小説原作の映画」ってのも大変だと思うんですよ。いやもう、舞台よりも大変だと思う。舞台の場合は観客の想像力に委ねられるので、色々と簡略化したり省略したりできるんですよ。セットとか世界観とか。
ところが、映画の場合は全てを本物に見せなくてはなりません。セットもキャストも時代設定も、具体的にキチンと用意しなくてはなりません。ココが小説原作映画の難しいところ。
しかもCG全盛のご時世です。なんだって視覚化できる現代です。となれば、限りなく正解を出さなくてはなりません。宇宙空間だろうが衛星エウロパだろうがゴブリンだろうがぬらりひょんだろうが餃子の皮星人だろうが、なんでも細部に渡って映像にしなくてはなりません。映画だからね。

有名小説が原作の映画の場合、既に読者の頭の中にはある程度のビジュアルが出来上がっています。私の思う主人公はこんなカンジ、背景はこんなカンジ。読んだ人それぞれの思い描くビジュアルや声質があるワケですから、全員を満足させるのは難しいんですよね。さらに、時間内に抑えるためにストーリーも省略せざるを得ません。結果的に、小説よりも面白い映画を作るのが難しいのです。


と、ここまで書いておいて、いまさらの話ではありますが、映画「レディ・プレイヤー1」を見ました。しかも結構前の公開直後に。しかも4DX吹き替え版と2D字幕版の二回も。
ちょっと前、演劇界ではマーティン・マクドナー監督の「スリー・ビルボード」やギレルモ・デル・トロ監督の「シェイプ・オブ・ウォーター」、あるいは同じスティーブン・スピルバーグ監督なら「ペンタゴン・ペーパーズ」を見るべき! という風潮がある中、それらを一度も見ずに二度も見ちゃいました。原作小説が大好きだから。パンフも、アートブックも買っちゃった!

映画「レディ・プレイヤー1」はアーネスト・クラインの小説「ゲーム・ウォーズ」の映画版です。原作小説が大好きなのは以前にも書きました。好きな小説が映画に! しかもスピルバーグ監督で! しかもタイトルが原題に戻ってる! となれば見ないワケにはいきますまい!

思い切り面白く楽しんだ上で、色々書こうと思いました。ココが原作と違うとか、ソコを変えちゃうのはどうだろうとか、ココは思った通り!とか、そうそうまさにこの画を想像してました!とか、色々思ったんだけど、なるほどね、観客としては色々思いますよね。こういう思いがそのまま我々にも、舞台化する我々にも返ってきてしまうのです。ますます真面目に取り組まざるを得ないじゃないですか。
ことほど左様に原作のある作品を舞台や映画にするのは大変なんだなあ、とか思いました。いやあ、難しいよ。なんだかんだ言って、やっぱり原作至上主義になっちゃうもん。

いや、「レディ・プレイヤー1」は面白かったんですよ。存分に楽しみましたよ。その上で、原作ありは難しいんだなあと思ったワケです。これからも、原作のある作品には最大のリスペクトをしながら取り組んでいこうと思います。


とかいう記事を随分前に書きかけたまま忙しさにかまけて放っておいたら、メタルマクベス初日が目前に近づいているではないですか! あと一週間だよ! そして「レディ・プレイヤー1」のBDリリース日(8/22ですよ!)も発表されちゃうし。
創元SF文庫からは「ゲームウォーズ」原作者アーネスト・クラインが序文を書くゲームをネタにしたSF短編集「スタートボタンを押して下さい ゲームSF傑作選」(原題がPress Start to Playであるトコロも嬉しい)も発売されていますし、早川書房「SFマガジン」の6月号が「ゲームSF大特集」だったし、レディプレのお陰でゲームSFが注目されています。
そんな中、アーネスト・クラインの新作「アルマダ」(ハヤカワ文庫)も読み終え、フィリップ・リーヴの「移動都市」(創元SF文庫)も読み終え、今はシルヴァン・ヌーヴェルの「巨神計画」(創元SF文庫)を読んでいるところで、しかもこれら三作とも映画化する予定となれば更に楽しみが増します。いや、別に映画化する作品を選んで読んでいたワケではないんだけどね。

これからも好きな小説が映画化されたら見に行っちゃうと思います。色んなコト考えちゃうと思うけど、結局は楽しんだ者勝ちってコトですよ。読むのも見るのも楽しみだね!
それはそれとして、メタルマクベスdisc1もよろしくお願いします。あと一週間で開幕だよ!

2018/05/27

地テシ:112 ドナ禁カフェ 

昨年の三月から一年ちょっと。割と隙間なしに続いておりました舞台公演もようやく一段落。ちょっと一息つきながら舞台を見に行ったり「ドナ禁」のネタ探しに行ったりする日々です。

そう、ドナ禁。ドナインシタイン博士の禁断カフェ。これまでにも何度か参加して色々な研究発表をして参りました。次回のお題は「禁断のルールズ」。5/27(日)が大阪の扇町・Bodaiju Cafe、5/28(月)が東京の下北沢・風知空知といういつもの会場で開催されます。詳しくはこちら→http://donalab.jp/donaken/cafe.htm

例によって博士は割と真面目なルールに関する研究を、私は割とユルいローカルなルールに関する研究を発表するコトになりそうです。またしてもマニアックな置いてきぼりトークが炸裂しますよ!

2018/05/10

地テシ:111 トリスケリオン→若様組→トリスケリオンな春 

さて、「若様組まいる 〜アイスクリン強し〜」が無事に終わりゴールデンウィークも終わったこの週末、5/11〜13は「トリスケリオンの靴音」の大阪公演です。私自身も一昨年秋の「VBB」以来、一年半ぶりの大阪公演となります。いやあ、長かったですねえ。私は主に豊洲あたりで過ごしておりましたので、なかなか大阪に行くことができなかったんですよ。お久しぶりです大阪、帰ってきたぜ大阪。ちなみに場所は一心寺シアター倶楽ですよ。

この春はトリスケリオン東京→若様組→トリスケリオン大阪となっておりまして、言い替えればプリンと杏仁豆腐を一個ずつ→ワッフルを一かじり→プリンと杏仁豆腐を一個ずつ、という日々です。なに、このスイーツな日々。この春はスイーツな春なんです。

「ツキドクロ」が終わってから割とバタバタと忙しい日々を送ってきました。この春が終わればちょっとは落ち着いた日々が送れます。でもすぐに「メタルマクベス」の準備が始まるんですよね。5/10には製作発表も行われたようです。公式HPではカッコオモシロい「きれいは汚い、ただしオレ以外」スペシャルMV(β版)も見られるようになっていますよ。

でもまあ、とりあえず今は「トリスケリオンの靴音」大阪公演のコトだけ頑張っていこうと思いますので、よろしくどうぞオーサカ!

2018/04/27

地テシ:110 「若様組まいる 〜アイスクリン強し〜」が始まるよ! 

さあ! いよいよ明日4/27から「若様組まいる 〜アイスクリン強し〜」が始まります! 畠中恵さんの小説「アイスクリン強し」を原作とした舞台版でして、原作に描かれる明治23年の空気感を大切に、でもアレンジできるところは舞台用にアレンジしてお送りいたします。
私は小泉琢磨という成金実業家を演じますが、別の役としても出てきますのでお楽しみに。実はそっちの役の方が小泉琢磨よりも大変なんですけどね。

4/27(金)〜5/6(日)に池袋のサンシャイン劇場ですよ。ゴールデンウィークはサンシャインシティの四階へGO!! 向かいではプラレール博もやってるよ!
そういえば昨年のゴールデンウィークも「SKIP」(原作は北村薫)でサンシャイン劇場でした。二年続けてGWはサンシャインで小説原作舞台に出演してるんですねえ。
ここまで書いて、同じく小説原作だった2013年の「ショーシャンクの空に」(原作はスティーブン・キングの「刑務所のリタ・ヘイワース」)もサンシャイン劇場だったことを思い出しました。新感線の「吉原御免状」(原作は隆慶一郎)は今は無き青山劇場だったけど、結構小説原作の舞台にも出ていますね。

小説の舞台版の場合、ビジュアルが無いので比較的やりやすいのですが、似せる努力をしなくてよい分、ストーリーや空気感を大事にしなくてはなりません。
「アイスクリン強し」の舞台である明治23年(1890年)は動乱の明治維新から結構な年月が経って文明開化も進行し、初めての帝国議会が開院したり浅草凌雲閣が完成したり東京音楽学校(東京芸大の前身)が開校したりした年です。四年後の明治27年には日清戦争が勃発して日本の帝国主義が進行していくのですが、その少し前の、比較的平和だけれども確実に戦争の足音が聞こえつつあると言う物騒な時代が舞台です。
そんな時代の東京を舞台とした、若者たちの青春群像劇。20〜30代ばかりの若いキャストの中に一人だけ50代が混じって頑張ってますよ。

原作の小説を読んでいなくても全然大丈夫です。明治の若者たちが問題を解決したり助け合ったり料理したり。なかなか楽しい舞台になっておりますので、このゴールデンウィークは池袋にお越し下さい。皆さんにとってはゴールデンでも、我々にとっては休演日の無い働きづめのワーキングウィークですけどね。
最後に情報を一つ。既に公開されているビジュアルでもお気づきかもしれませんが、私が演じる小泉琢磨は、私が声を当てている格闘ゲーム「月華の剣士」の嘉神慎之介に割と似ている衣装ですぜ。衣装だけだけど。私がやらねばならぬのだ!

2018/04/12

地テシ:109 アイスクリン強し ダンス稽古生放送

春の第一弾「トリスケリオンの靴音」東京公演が終わり、次は第二弾「若様組まいる 〜アイスクリン強し〜」です。先日までの静かな三人芝居とは打って変わって、若者たちが一杯出てくる明治青春群像劇です。歌も踊りもありますし、料理まで行われますからなにやら派手な作品になりそうですよ。

私の役どころは明治の成金実業家。若者たちにつかず離れず、試練を与えたり援助を与えたり、色々と暗躍しますよ。20〜30台が集まるカンパニーに一人だけ50台が混じりますから、負けじと頑張るつもりです。ちょこっと踊ったりもしますぜ。

そんなダンスシーンの稽古場生放送があるようです。Abema TV FRESH!にて。さらに期間限定で特典付きチケットも販売されるようです。
詳しくはこちら→https://freshlive.tv/mmj/201889

生放送までにちゃんと踊れるように稽古しなきゃ!

2018/03/28

地テシ:108 赤坂RED/THEATERへの道のり

本日3/28から始まる「トリスケリオンの靴音」東京公演。会場は赤坂RED/THEATERなんですが、もうちょっと判りやすい行き方を書いておきましょう。

昨日の記事で、赤坂駅と赤坂見附駅の間くらいと書きましたが、今日確認したら赤坂見附駅の方が断然近かったのです。

赤坂見附駅の改札(赤坂口)を出たら、左にあるビックカメラ横のエスカレーターを上がって右に出るとエスプラナード赤坂通り。ココを左に進むと2、3分で劇場に着きます。赤坂グランベルホテルの一階はオープンカフェ風のパブになっていて、こんなカンジ。



その角に、こんな入り口があるので地下に降りて下さい。

 


さて、赤坂駅からの行き方ですが、こちらはちょっと判りにくい。同じような通りが平行に走っていますので。
千代田線の真上を走っているのが赤坂通り。これを東に、山王日枝神社の方向へ数分歩きます。で、左手に「らーめん春樹」がある角を左に曲がりますと、そこがエスプラナード赤坂通り。



そこから数分歩きますと左手に劇場があります。赤坂駅からは10分くらいは掛かりますのでお気を付けて。

ちなみに、女子トイレはチケットモギリを越えた左手、つまり劇場内にありますが、男子トイレはモギリの手前、つまりロビー内にあります。
それと、チラシの束は各座席の座面の下に差し込んであります。つまり、座るために座面を倒す前は見えますが、座ってしまうと見えなくなります。今後上演される数々の舞台チラシが入っていますので、是非ともご確認下さい。ちなみに「若様組まいる〜アイスクリン強し」のチラシも入っていますから、こちらもよろしくね〜。

では、エスプラナード赤坂通りでお待ちしております。当日券も出ますよ!

2018/03/27

地テシ:107 「B: the BeginningとNETFLIX」

さあ!「トリスケリオンの靴音」東京公演が始まりますよ! 3/28〜4/8に赤坂RED/THEATERにて。美男と美女とおじさんが、小さな劇場でなんだかバタバタする愛らしい作品です。
赤坂RED/THEATERがちょっと判りにくいのでご説明を。東京メトロ赤坂見附駅と赤坂駅の間くらいにあります。どちらからも10分足らず。外堀通りと一ツ木通りの間にある、ちょっと細めのエスプラナード赤坂通りに面した「赤坂グランベルホテル」の角が入り口です。そこから地下におりて下さい。ちなみにホテルの一階にはオープンカフェのようなパブがあるので見つけやすいと思います。


とても綺麗な劇場ですが、ロビーが狭いのでお気を付けて。お待ちしております。

さて、3/2からNETFLIX独占で世界同時配信が始まったオリジナルアニメ「B: the Beginning」。第一話には私もクエンという役で声を当てています。周りは超有名な声優さんたちばかりなのに何故私が起用されたのかよく判りませんが、とにかく出ています。そして一話で死にます。
いや、確かに一話で死ぬんですけど、その後の展開が気になってしょうがない。手渡された台本は第一話だけですから、その後のストーリーが気になってしょうがない。なので、コレを機会にNETFLIXの会員になって順次視聴している所なんですが、いやあ面白いですよ! クライムアクションでもあり、サスペンスでもあり、超能力ものでもあり。クールな絵柄と展開なのに、コミカルなシーンも多くて見応えがあります。アクションがまたヌルヌル動くのよ。さすが中澤一登、さすがProduction I.G。
NETFLIXは一ヶ月の無料体験もありますから、一度試してみるのはいかがでしょうか。PCやスマホで見られますが、実はPS4でも見られますよ。これが軽快な操作も相まって快適なんです。オススメです。

そんなワケでNETFLIX会員となった私。いやあ、凄いですね。莫大な数の映画やドラマが見放題ですよ。いや、Huluとかamazon Prime Videoとか、他でも似たようなもんだと思うんですが、定額見放題サービスって凄いなあ。
せっかく会員になりましたんで、B: the Beginningを順次見ながら、色んな映画を見漁っている私です。

でね、映画見放題といわれても、ついまた見ちゃう作品ってありませんか? 新しい作品にも興味があるんだけど、何度も見た作品をまた見ちゃうコトってありませんか? 自分にとって新しい作品を見る時には、ちゃんと最初から最後までノンストップで見たいじゃないですか。となると二時間くらいまとまった時間が必要になるんですよ。
そうじゃなくて、ちょっとした時間がある時とか、何か作業をしながら「ながら見」がしたい時とか、前半だけ見たいとか好きなシーンだけ見たいとか、まあそのような場合には、またいつもの作品を見ちゃったりするんですよ。
そんな、つい見ちゃう作品、皆さんにもあるんじゃないでしょうか。私にはあります。

映画として好きな作品はたくさんありますが、何度も見たくなる作品ってちょっと違うんですよね。気軽に見られて楽しいヤツ。そういうのが何度も見たくなるんでしょうね。テレビの洋画劇場みたいなのも含めて少なくとも十回は見た作品ってなんだろう。パッと思いつく作品を思い浮かべてみて気がつきました。「ブルース・ブラザース」「オーシャンズ11」「Mr.&Mrs. スミス」そして「カリオストロの城」。全部犯罪者が主人公です。そしてコミカルです。さらに音楽が良い! 好きな作品ってやはり似てしまうんですね。
なんか気持ちよすぎて見ていて涙が出てきます。B級だとかコメディだとかはどうでもよくて、ただただ気持ちが良いんです。よく知っているハナシをまた見る。その時間が心地いいんですね。

コレは、好きな曲をまた聴くのと近い感覚かもしれません。好きな曲って何度聞いてもいいですよね。だって好きなんだから。そんな、あって当たり前の映画。そして音楽。さらには小説やマンガもそうでしょう。好きなモノは好き。それでいいんだと思います。そんなことを思いながら色んな映画を見漁っているってワケ。

そんな気軽な感覚でNETFLIXに入会してみるのはいかがでしょうか。

2018/03/19

地テシ:106 「トリスケリオンの靴音」のオススメ

いよいよ劇団☆新感線「修羅天魔」の幕が開いたようですね。自分の劇団のコトなのになんだか他人事なのは、全く関わっていないからでしょうか。もちろん大いに気になりますし、成功も祈っているのですが、今の私は自分のことで手一杯です。

自分のこと、それは3/28に幕を開ける「トリスケリオンの靴音」です。私にとって初めての三人芝居、初めての赤坂RED/THEATER。とても面白いモノになりそうです。
公式HPのあらすじではちょっと怖そうな、ちょっと難しそうなカンジになっていますが、全然怖くもありませんし難しくもありません。ダメな三人が何故だか集まって、徐々に距離を縮めながら展開する一週間のハナシです。
笑えるし泣けます。笑うといっても爆笑ではありませんが、ダメなのに何故だかいとおしい三人の織りなす人間関係が心をくすぐると思います。
作・演出の堤泰之さんと頼もしいスタッフ、そして碓井将大、赤澤ムック、そして私の三人のキャストが徐々に距離を詰めながら稽古をしています。なにしろ三人しか出ませんからみんな出突っ張りだしセリフも膨大です。でも、濃密な稽古をしながらなんだか面白い作品が出来上がっていっています。

東京は赤坂RED/THEATERにて3/28-4/8、大阪は一心寺シアター倶楽にて5/11-13です。1300人も入らないけど、客席が回ったりしないけど、久しぶりの小さな劇場でのお芝居が楽しくて仕方がない私です。気になっている方は是非ともお越し下さいませ。