2018/01/16

地テシ:099 2017年のゲームのハナシ

前回は2017年の仕事関係をまとめました。でね、今回はゲームのハナシです。いやあ、2017年は豊作だったもんで。でもゲームについて書くと長くなりがちだから、出来るだけ短く書いていきますよ。

昨年の据え置きゲーム機の勢いが凄かったのは魅力的なハードウェアがゾクゾク登場したから。3月にはNintendo Switchが、10月には新型PlayStation VRが、11月にはXbox One Xが発売されました。
初代PSVRの発売は2016年でしたが、品薄すぎて全然出回らなかったんですよ。しかし、2017年10月発売の新型からやっと普通に買えるようになったので、実質的には新発売みたいなもんです。

VRというのはヴァーチャル・リアリティ、つまり仮想現実という意味です。近年よく話題になっているからご存じの方も多いのではないでしょうか。昔の水中眼鏡みたいな3Dディスプレイを付けると、顔を向けた方向にちゃんとその方向の映像が立体的に映し出されます。つまり、上下前後左右、自分の周りにリアリティのある仮想空間が広がるのです。

http://www.jp.playstation.com/psvr/

それのPlayStation版がPSVRです。大ヒットしたご家庭のゲーム機が、最先端のVRマシンになるのです。まあ、もちろんPSVRは別売りなんですけどね。昨年の新型からは手軽に買えるようになりましたので、早速私も入手しました。ていうか、フラッとヨドバシに行ったら店頭に積んであったので、その場で即買いしたんですけどね。

取りあえずいくつかソフトも買ったのですが、いやあ、やっぱり凄い! 予想以上に凄い! プレイヤーの首の動きを全く遅延無く感知するので、自分の周り360°どこを向いてもゲーム世界が広がっているのです。
鳥の目線になって自由に飛び回ったり、小型ロボットに乗り込んで戦争やスポーツをしたり、女の子の家庭教師をしたり、色んなタイプのゲームがありますが、個人的に好みだったのは以下の三つ。

まずはVRシューティング「Farpoint」。見知らぬ惑星に不時着した宇宙船パイロットとして、異星の地表を探索しながら脱出するシューティングアドベンチャーです。
果てしなく広がる荒涼とした風景の中にポツンと一人だけ。VRですから思わず見回してしまいます。そして立ち上がってしまいます。いや、立って歩いている視点だから立ってプレイした方が気持ちいいのね。
そして、別売りの銃型コントローラを使ってプレイするとさらに臨場感が増します。ちゃんと構えた方向に銃も向くし、目元に持ってくれば照準も合わせやすい。ぜひシューティングコントローラを使って立ってプレイして頂きたいゲームです。
https://www.jp.playstation.com/games/farpoint-ps4/

VRゴーグルを付けて激しい映像を見ると3D酔いしてしまう方が多いのですが、そんな方にオススメなのが「V!勇者のくせになまいきだR」です。視点が移動しないので酔いにくい。自分の目の前にビリヤードテーブルくらいのゲームフィールドが出現して、それを見下ろしながらプレイする陣取りゲームです。それでもさすがVRですから実在感が凄いのよ。目の前にフィールドがあるのよ。さらに、自分のすぐ横では依頼主である魔王のムスメちゃんが応援してくれていて、とても可愛らしい。
https://www.jp.playstation.com/games/v-yuunama-r-ps4/

同じく視点移動がなくて酔いにくいのが、立体パズルゲーム「GNOG」。目の前に浮かんでいるカラフルで不思議な物体を色んな方向から眺めながら、隠されたスイッチを探して変化させていく、いわゆる「解体ゲーム」に近い感覚です。しかし、3DVRならではの存在感と、ポップな色使いと音楽が楽しいんです。
https://www.jp.playstation.com/games/gnog-ps4/

この三作品に限らず、VRゴーグルで広がる立体的な仮想空間は確実に新しいゲーム体験を提供してくれます。確かに高価な買い物ではありますが、新鮮な体験がしてみたい方にはオススメです。
ちなみに、「BIOHAZARD 7 resident evil」は大好評で気になるんだけど、私がホラーゲームが苦手だから手を出していません。だってタダでさえコワいのに、そのうえVRなんだよ。無茶苦茶コワイに決まってんじゃん。

なお、綺麗な風景の環境ビデオを3DVRで見られるソフトもありますし、一般の3DBlu-ray Discも3Dで見られるのですが、ちょっと画素数が少ないから画面が荒く見えてしまうのが残念です。同じソニーの3D ViewerであるHMZ-T1を持っている私としては、あまりオススメできません。


そしてPSVRじゃない普通のPS4ソフトも好調でした。昨年発売された中で私が気に入ってプレイしてエンディングまでいったのは、割と手軽なオープンワールドFPS「ゴーストリコン ワイルドランズ」→http://www.ubisoft.co.jp/grw/と、ハッキングしまくりの痛快アクション「WATCHDOGS 2」→http://www.ubisoft.co.jp/wd2/。どちらも素晴らしいオープンワールドゲームでやり出したら止まらない面白さでした。それと「Horizon Zero Dawn」→http://www.jp.playstation.com/scej/title/horizonzerodawn/も面白いんだけど途中で止めちゃっているのがずっと気がかり。でも、そうこうするうちにモンハンワールドも出ちゃうんだよなあ。

ああ、PS4の話だけで長くなっちゃいましたね。なので続きは次回に。

2018/01/09

地テシ:098 2017年のハナシ

東京の右下・豊洲ではツキドクロの下弦の月がすでに1/3から始動しており、我々上弦の月も1/5から始まりました。今年も夜空に輝きますのでツキドクロを上弦下弦ともよろしくお願いいたします。
えー、そんなワケでね、もう2018年になってしまいましたが、2017年を振り返っておきたいと思います。忘れないうちに。いや、結構忘れてしまっているんですが。

まずは舞台。3月にはゼータクチク「春宵・読ミビトツドイテ」、4〜5月にはNAPPOS PRODUCE「スキップ」、6〜9月には新感線「トリドクロ」、9月には東京ハートブレイカーズ「サブマリン」、11月からは「ツキドクロ」と五本に出演しました。
キャパシティで言うと45席のカフェバー、800席の中劇場、1300席の回る大劇場、110席のライブハウスと様々な劇場でできて楽しかったですね。ちなみに一昨年の最後が「VBB」でのフェスティバルホール=2400席でしたから、2400→45という振り幅です。

映像には出ませんでしたが、ラジオドラマには出ました。NHK-FM青春アドベンチャーに、5月は「きりしたん算用記」、11月には「天下城」と二回も出させて頂きました。FM繋がりでは、1月には松重豊さんがMCのFMヨコハマの「深夜の音楽食堂」にゲストに呼んで頂きました。好きな音楽談義ができて楽しかったですねえ。

Web関係ではえんぶ系の演劇サイト「日刊☆えんぶ」にて毎月第一木曜日に「未確認ヒコー舞台:UFB」http://blog.livedoor.jp/nikkann-awane/という演劇用語説明のコラムを、「トリドクロ」の時にはTBSさんの公式ページで稽古場レポート「アワブロ」http://www.tbs.co.jp/stagearound/toridokuro/blog/を、劇団☆新感線公式Facebookで東京の下町を紹介する「都のたつみ・東京の右下」https://www.facebook.com/pg/gekidanshinkansen/notes/を連載しておりました。
連載と言えばえんぶ本誌→http://enbu.shop21.makeshop.jpでは「人物ウォッチング」という知り合いをイラストで紹介するコーナーを長年やっております。2017年は徳永ゆうき、高田聖子、仲村和生、阿部サダヲ、山﨑総司、伊達暁各氏を書かせて頂きました。ずいぶん昔のコトのような記憶です。

デザイン関係では、ゼータクチク公演ではグッズをデザインしました。「春宵」の時にはタンブラーを、秋の「鍵穴」(出演もしていないのに。あ、日替わりの声の出演とトークゲストには行きましたけど)ではトートバッグとポーチを作りましたね。→https://twitter.com/teamhandy_aorz/status/939517526119084032
そして、大阪の劇団・プロジェクトKUTO-10の次回公演「財団法人親父倶楽部」のチラシとポスターを作りました。詳しくはこちら→https://plaza.rakuten.co.jp/kuto10/

2017年のお仕事はこんなカンジ? 何か抜けてない? まあ、こんなカンジ。昨年も色々ありました。今年も元気に健康に過ごしたいと思いますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2018/01/02

地テシ:097 2018年のハナシ

気がつけば2018年、平成三十年です。明けましておめでとうございます。粟根まことです。無事に舞台を務めております。
現在、「髑髏城の七人 Season月 上弦の月」を昨年11月下旬から2月下旬まで、三ヶ月のロングラン公演中でして、ロングランと言いながら実は週休四日という恐るべきスケジュールでして、とか言いながら昨年後半は数多くの締切波状攻撃を食らって休みの日にはずっとPCに向かっていたワケでして、そんな昨年の状況についてはまた次回詳しくお伝えするとして、まずは今年のお仕事の話です。

ツキドクロが2月に終わりますと、次は「トリスケリオンの靴音」です。

http://no-4.biz/triskelion/

6年前に「abc3回表」でお世話になりました堤泰之さんの作・演出で、昨年の5月に共演した碓井将大くんと今回初めてとなる赤澤ムックさんとの三人芝居です。「abc3回表」といえば現在ツキドクロ下弦の月で天魔王を演じて頂いています鈴木拡樹くんとコンビだったことを思い出しますね。
どんな内容になるかはまだ判りませんが、小さめの劇場で、初めての劇場で、初めての三人芝居です。多分面白くなると思いますので、よろしければお越し下さいませ。
2018年3月28日〜4月8日に赤坂RED/THEATERです。

そしてその次は「若様組まいる 〜アイスクリン強し〜」ですよ。

http://www.mmj-pro.co.jp/wakasamagumi/

「しゃばけ」シリーズで大好評の畠中恵さんによる人気小説の舞台化第二弾です。脚本・演出は5年前の「ママと僕たち」でお世話になりました村上大樹さん。イケメンたちがいっぱい出演する舞台になぜかおじさんが一人混じります。イケメンの中にはまたしても「abc3回表」で一緒だった玉城裕規くん、「ママと僕たち」で一緒だった安川純平くんもいて、どんどんイケメンの知り合いが増えている私です。
明治初期の新米警察官や若きパティシエたちがバタバタしながら事件を解決していく青春群像劇になると思います。明治維新から150年。ハイカラだったりバンカラだったり、オシャレだったり泥臭かったり、楽しい舞台になると思いますよ。
2018年4月27日〜5月6日にサンシャイン劇場です。

他にも色々決まっている仕事もありますが、今言えるのはこの二本。気がついたら結構忙しいな、私。昨年から引き続いてずっと東京公演だけで申し訳ありませんが、今年も色んな舞台で色々やります。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

2017/11/30

「髑髏城の七人 Season月」11/29上演中止について

現在上演中の劇団☆新感線「髑髏城の七人 Season月」ですが、11/29(水)の昼公演中(下弦の月)に劇場機構であるスクリーンに不具合が起こり、公演が続行できなくなりました。また、同日の夜公演も復旧が間に合わないため、上演中止となりました。
ご来場頂きました皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしました。

Season風の時にもスクリーンに不具合が起きて上演中止となった回がありましたが、その後は順調に稼働しておりました。 特殊な劇場であり、繊細な機構で動いておりますので心配しておりましたが、またしてもこのような事態となり、誠に申し訳ありません。

今後の対応につきましては、公式HPをご覧下さいませ。

皆様にはご迷惑とご心配をお掛けいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

2017/11/23

地テシ:096 「髑髏城の七人 Season月」

さあ! 二ヶ月半ぶりに豊洲に、ていうかIHIステージアラウンド東京に帰ってきました! いよいよツキドクロ開幕です! 前回が真夏で今回が真冬! あんなに暑かった豊洲が底冷えするほど寒い! 季節を肌で感じながらの開幕です!

http://www.tbs.co.jp/stagearound/tsukidokuro/

今回のツキドクロは上弦の月・下弦の月という同じ脚本、同じ演出でのダブルチームで上演されます。稽古は同時だし、それぞれの通し稽古などを見合ったりしておりますが、これがなかなか刺激的。自分の出る作品を客観的に見られるのも新鮮ですが、キャストが変わればどうしても違いが出てきますので、その違いもまた楽しいんです。
これまでの花・鳥・風と同様、上弦・下弦とやはり同じ「髑髏城の七人」という作品のどれがより面白いか、とか考えてしまいますが、結局全部違うモノ。それぞれの面白さがあってしかるべきです。やってみて、そして見てみて、違った面白さを感じております。
ええと、あえてキャッチフレーズを付けてみるとすれば、あくまで個人的感想ですが「純粋の上弦・情熱の下弦」ってカンジでしょうか。もちろん感じ方は人それぞれですので判りませんが、私としてはそんなカンジを抱きました。
要するに、どっちも面白いってコトです。どっちも魅力的。来年の二月までやっております。年をまたいでやっております。魅力的な「ゴクドクロ」の詳細が発表されてしまっておりますが、今はツキドクロを見て頂きたいと思います。是非ともお楽しみ下さいませ!

2017/11/17

地テシ:095 「天下城」

「ツキドクロ」が近づいてきてバタバタしている粟根です。今回は上弦の月・下弦の月というダブルチーム制でお待ちしております。同じ脚本、同じ演出なのに、演者が違うと随分と印象が変わるものですね。ていうか、厳密にはまったく同じ演出というワケではないんですね。ほぼ同じなんですが、やはりちょっとは違いがあるんですよ。特にベテラン組はちょいちょい仕掛けてきていますので、果たしてどうなりますやら。ぜひ劇場でお確かめ下さい。

そして、バタバタついでに、仕事の告知も忘れておりました。今年の春にも出演いたしましたラジオドラマ・NHK-FM青春アドベンチャーの現在オンエア中の作品「天下城」に出演しております。
詳しくはこちら。

http://www.nhk.or.jp/audio/html_se/se2017020.html

戦国末期、「不落の城」造りを目指した石積み職人の話です。話の中には実在した城造り集団「穴太衆(あのうしゅう)」が出てくるのですが、いってみれば「髑髏城の七人」に出てくる「熊木衆」のモデルのような集団です。他にも織田信長やら木下藤吉郎(豊臣秀吉)やら安土城やらも出てきまして、まるで「髑髏城の七人」の前日譚みたいな話ですので、予習がてら是非とも試聴して頂きたい作品です。

でも、すでにオンエア中! 今週と来週! 序盤を聞き逃した! しかし、ご安心下さい。この作品は「聞き逃し対応」です! 一週間以内なら上記の公式ページで聞くことが出来るのです! まだ間に合う!
横田栄司さん、岡幸二郎さんを始めとする名優たちが二週にわたってお送りする、戦国に生きた熱き職人の生き様を是非ともお楽しみ下さいませ!

2017/09/19

地テシ:094 「サブマリン」

どうも、お久しぶりです。粟根です。「トリドクロ」で体重が5kgほど減ってしまった粟根です。体脂肪が(ウチのタニタが言うには)11%台に落ちてしまった粟根です。そして徐々に戻りつつある粟根です。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

長かった「トリドクロ」もなんとか無事に終わり、次は東京ハートブレイカーズ「サブマリン」です。9/19からっていうか今日から、9/25まで、吉祥寺STAR PINE'S CAFEにて。
公演に関する詳しいことはこちら。
http://www.tokyoheartbreakers.com/stage/submarine/index.html
ライブハウスでの公演ですので、お酒とか飲みながらご覧頂けますよ。もちろん、出演者による演奏もあります。

前回も書きましたが、今作は伊坂幸太郎さんの小説の舞台版。罪を犯してしまった少年たちと、なにやらバタバタしながらも心優しい家庭裁判所の調査官の物語。確かにちょっと胸苦しい一面もありますが、全体としては軽やかに演じられていきます。それほど堅苦しい感じにはならないと思いますので、気軽にお越し下さいませ。

正直に言いまして、私の出番は少ないですが、色んな役でチョコチョコ出ています。そして、久しぶりにベースを弾きます。四年前にも使ったIBANEZ SR4XXV-VNFを引っ張り出しました。良い音がするんですよ。でも、やっぱりヘタなんですよ。すみません。

「トリドクロ」とは打って変わって小さなハコで短い公演。ですが、そのぶん濃密な公演になると思いますので、どうぞお楽しみに!

2017/07/29

地テシ:093 「トリドクロ」と「サブマリン」

いやあ、またしても長い間が空いてしまいました。すみません。色々と忙しいのよ、私も。主に稽古と舞台とゲームで。ゲームかよ! ゲームだよ!

そんなこんなの夏。「髑髏城の七人 Season鳥」の幕も無事に揚がりまして、もう一ヶ月も経ちました。でも半分です。ドタバタしながら、でもなんとかみんな無事にやっております。
それに関連して、TBSさんの公式ページにて稽古場レポートであるアワブロ(http://www.tbs.co.jp/stagearound/toridokuro/blog/)や、新感線公式Facebookで劇場近辺のマニアック情報をお届けする「都のたつみ・東京の右下」(https://www.facebook.com/gekidanshinkansen/)などの連載も書いておりますよ。よろしければご覧下さいませ。
すでに皆様の興味がカゼドクロやツキドクロに向かってしまっているのではという心配もありますが、トリドクロも9/1まで上演してますよってコトで。

そしてその9/1を過ぎれば私は次の舞台の準備に入ります。東京ハートブレイカーズ「サブマリン」は9/19から9/25まで、吉祥寺STAR PINE'S CAFEというライブハウスで行われる公演です。
東京ハートブレイカーズは首藤健祐さん主宰の劇団で、最近では作中に出演者によるライブ演奏シーンが入るのが特徴。なのでライブハウスでの公演なのですよ。2013年には私も「サイレント・フェスタ」という作品に参加させて頂きました。

今作は伊坂幸太郎さんの小説「サブマリン」の舞台版でして、家庭裁判所の調査官と少年たちの物語です。以前に東京ハートブレイカーズでも舞台化した、同じ伊坂さんの連作短編集「チルドレン」の続編ですが、前作を読んでいなくても大丈夫。伊坂さんらしい個性的なキャラクターたちの飄々としたやりとりが印象的な小説です。もちろん、舞台をご覧になるうえで原作を読んでいなくても大丈夫です。

公演に関する詳しいことはこちら。
http://www.tokyoheartbreakers.com/stage/submarine/index.html

ライブハウスですが、今回は全席指定席制。ですので、開演時間までにお越し下さればちゃんと席はあります。
それと、9/20,21,22のウィークデー公演は特典が付くそうです。
そのあたりについて詳しくはこちら。
http://www.tokyoheartbreakers.com/stage/submarine/info.html

プレオーダー期間は7/29(土)12:00から8/5(土)18:00までとなっておりますのでお早めに!

家裁調査官と少年たちの、罪と罰の物語。ではありますが、決して堅苦しい話ではなく、とはいえ考えさせられるコトも多い作品ですが、魅力的なキャラクターたちが織りなす軽快なやりとりが素敵な小説ですから、きっと舞台も面白くなると思います。直前の告知となって心苦しくはありますが、よろしければお越し下さいませ!

2017/04/26

地テシ:092 「スキップ」と「きりしたん算用記」

「春宵〜読ミビトツドイテ」から一ヶ月。そろそろ皆さんお待ちかねのゴールデンウィークがやってきますね。そして! NAPPOS PRODUCE「スキップ」も始まりますよ!

http://napposunited.com/skip/

13年前に演劇集団キャラメルボックスが上演した名作舞台の再演です。初演の脚本と演出をベースに、更にブラッシュアップされた今作。出演者も岡田達也君以外が一新されています。
北村薫さんの名作小説の舞台化でして、北村ファンである私も納得の面白さだった初演から13年。元国語教師が書いた小説を、元国語教師が演出する、国語教師のお話。初演に負けない面白さになっていると思います。若干枚数ではありますが、当日券も出るそうですので、気になる方は公式HPから電話予約に挑戦してみて下さい。あと、原作小説も面白いので、是非。

そして、その「スキップ」が終わった直後の5/8〜12にはNHK-FMのラジオドラマ・青春アドベンチャー「きりしたん算用記」にも出演いたします。毎日22:45〜23:00の深夜に15分ずつの連続ラジオドラマです。

http://www.nhk.or.jp/audio/html_se/se2017009.html

久しぶりのラジオドラマでしたが、大塚千弘さんなど知り合いも多く、楽しくやれました。迫害されつつある戦国末期のキリシタンと、後の和算隆盛に繋がっていく算術とが不思議な縁で繋がっていく物語です。
少々聞きにくい時間かもしれませんが、全国のラジオで聴けますので、どうぞよろしくお願いいたします。

現在、IHIステージアラウンド東京では劇団はハナドクロの上演中ですし、そうこうするうちにトリドクロの稽古も始まります。

http://www.tbs.co.jp/stagearound/toridokuro/

昨冬の暇さ加減が嘘のように春から急に忙しくなってきました。体調に気をつけて頑張っていきたいと思います。