2020/05/02

地テシ:144 韮山を歩いてみよう! の巻 中編

どうも! 前回はNintendo Switchの「Fit Boxing」「あつまれ! どうぶつのの森」をプレイしていると書きましたが、もちろんPS4の「Final Fantasy VII Remake」もプレイしていますよ。ただ、その前に「Detroit: Become Human」を始めちゃっていたので、FF7Rは後回しです。とりあえずプロローグ(体験版と同じ所まで)を終えたところで止めてあります。いや、FF7Rを後回しにするほど面白いってコトですよデトロイト! ああ、昨年から今年のゲームプレイ日記も後日ご紹介したいと思っています。書きかけてはいるんですけどね。

さて、アテのない韮山散歩を始めてしまった1月15日(水)の私。第三水曜日にはほとんど全ての文化施設が休館となってしまう韮山で、源頼朝と北条政子が出会った蛭ヶ小島を訪れた私。メインイベントが終わった私。もうやることがない私。

いやいや、ここからが面白かったのよ。蛭ヶ小島にも大きな観光看板と地図があり、近所の観光名所をたくさん書き上げてくれていました。確かに文化施設の中には入れませんが、外から楽しんだり、そもそも休みなんてない名所もあるワケだし。


取りあえず、近場の江川邸を目指してみましょう。どうやら韮山城跡の横を抜けていくと良いらしい。


韮山城は後北条家の祖・北条早雲が関東攻略の拠点としていた城です。とはいえ、城跡まで登るのは大変そうなんで、とりあえず城山のふもとを回り込んで江川邸の前まで来ました。もちろん休館日で中には入れません。



さっきのは裏口で、正面口はこちら。江川邸は韮山代官所でもありました。前回も書いた通り、江川英龍さんは大変有能な官吏であったようで、変装して領内を歩き回って情報を集めたりもしていたようですよ。



さて、次はどこに行きましょう。韮山反射炉にも行きたいところですが、ちょっと遠いし、中に入れないのでは魅力半減です。
観光案内図を見てみると、駅の反対側に「政子産湯の井戸」というのがあるじゃありませんか。しかも周りには頼朝や北条氏関係の史跡も色々あるようです。行きましょう行きましょう。韮山大横断ですが行きましょう。
そんな道中で珍しい自動販売機を見つけました。



チェリオの自販機です。懐かしいですが、あんまり見たことないよね。

案内図に従って結構な距離を歩いて、北条政子産湯の井戸に辿り着きましたよ。



ちゃんと案内板もあって親切なのですが、ひょっとしてココは個人宅の敷地内ではありませんか?



どうみても伊丹さんのお家の敷地内です。これって見学してもいいんですかね。いいんでしょうね。静かに見学して退出します。お邪魔しました。
さて、産湯の井戸があるってコトは、ここに北条氏の屋敷があったってことですね。そう、この辺りが北条氏の本拠地だったようで、今では「北条の里」と呼ばれています。地方豪族であった北条氏は、頼朝と縁戚を結ぶことによって一躍権力者に躍り出ます。実質的な鎌倉幕府の支配者ですね。

この辺りには「伝堀越御所跡」もあります。とはいえ、今はただの野原ですが。



室町時代に、すったもんだのあげくに関東統治のために置かれた政庁ですね。もちろん、北条早雲に攻め滅ぼされ、時代は戦国へと動いていきます。

次は「史跡北条氏邸跡(円成寺跡)」に向かいましたが、こちらも今では野原ですので、その横にあった「守山自然公園遊歩道入口」の方が気になっちゃった。頂上まで450mと書いてあります。



景色も良いそうなのでちょっと登ってみましょうか。とか考えたのが浅はかでした。もうキツイキツイ。登りやすいように整備されているとはいえ、こんな階段もあるんですよ。



どう、この傾斜! 前日の雨でぬかるんでいる山道をやっとの所で登り切った頂上には四阿がありまして、そこからは伊豆が一望できました!



いやあ、絶景。これは北北東方面、つまり箱根の方を向いております。この左側のフレームの外には富士山がドーンと見えるはずです。



ハズなのですが、あいにくと富士山の所だけ雲がかかっていて見えなかったのが残念です。
この後、山を下りるのがまた辛かった。小さな山ですが、勾配がきついのよ。下りもきつかったのよ。


ええと、やっぱり長くなっちゃったので、まさかの前中後編でいきます。次回の後編はお寺と神社に行きますよ。