2020/07/12

地テシ:158 来週「まこトラベル」始まるよ! の巻

7/10から全国の映画館でゲキ×シネ「けむりの軍団」の上映が始まりました。古田新太と池田成志さんのバディをセンターにおいて、THE時代劇なハズなのになんだか可笑しな可笑しな珍道中になりました。ぜひ大スクリーンでお楽しみ下さい。
それとニコニコ動画では劇団員が過去の作品を見ながらおしゃべりするという企画も配信中です。「レッツゴー! 忍法帖」のDVDがなければ全く面白くありませんが、よろしければこちらもどうぞ。

このように、最近、ニコニコ動画やYouTubeに新感線チャンネルを作って、様々な動画を投稿している劇団☆新感線ですが、なぜだか私の作った旅動画も配信して頂けることになりました。予告編がこちらです。



4/3に幕を上げるはずだった「偽義経冥界歌」福岡公演が中止になり、失意のままに東京に戻り、そこからの外出自粛、非常事態宣言で在宅生活。そんな中、4月から5月に掛けて、このブログで韮山旅行記を書いたのですが、結構長くて三回に渡ってしまいました。
書きながら、長いなぁとか伝わりづらいなぁとか、色々と考えていたのですが、ふと同じような説明を簡潔にしていたなあと思いだしたのです。それはドナインシタイン博士a.k.a.川下大洋さんとの「ドナ研」と「ドナ禁」です。

ドナインシタイン博士が数人のパネラーと共に研究発表をするのが「ドナインシタイン博士の世紀末学会」、その規模をちょっと小さくしてカフェでの開催となったのが「ドナインシタイン博士の禁断カフェ」でして、それぞれに何度かパネラーとして呼んで頂きました。
発表手段はそれぞれのパネラーに委ねられているのですが、私が選択したのはMac用のプレゼンテーションソフトであるKeynoteです。Winユーザーの方にはPowerPoint、いわゆる“パワポ”の様なソフトと言えば判りやすいかもしれません。
次々とスライドを見せていく感覚でプレゼンテーションができるソフトでして、有り体に言えば紙芝居のようなカンジです。このソフトを使って、文字と写真を見せながら研究発表しておりました。これはドナインシタイン博士の手法を参考にしたものです。
自分のタイミングで次々とスライドをめくりながら発表する。この手法はピン芸人さんが用いるいわゆるフリップネタに近いですね。紙のフリップよりも大きく映し出せますからむしろ効果的です。弱点としてはスライドをハッキリ見せるために自分が薄暗くなってしまうことですが、今回はそれが利点になるのではないかと考えました。つまり動画作品として見せるのです。

何か自分が見せたいテーマを決めてプレゼンを作り、それを動画作品として公開する。なんとなくそんなイメージを決めて、発表するアテもないのに短いデモ版を作ってみました。作ったら見てもらいたくなるじゃないですか。で、何の気もなくヴィレッヂ制作部に見て頂いたら、ちょうど新感線チャンネルを作ったので、そこで発表したらいいじゃないですかと言われ、完成版を作ったのですね。それがこの動画です。
公開は7/18(土)ですが、内容としてはこのブログでの韮山旅行記と同じです。約15分の紙芝居にしました。このために動画編集ソフトの扱い方を学んだり、音楽を作ったりもしました。長期のステイホームだからこそできた企画です。無料ですので、お暇な時にでもご覧頂けますと私が喜びます。7/18(土)配信ですよ!

それと、7/7にNintendo Switchでリリースされました異色の脱出ゲーム「Superliminal」がかなり面白かったです。7/14まで割引価格で販売されていますので、手頃な難易度のファーストパーソンパズルをお探しの方は是非。特に名作「Portal」が好きな人には無条件でオススメですぜ!
本当はここに公式の紹介動画を貼りたいトコロなんですが、割と解き方のヒントが出ちゃっているので載せません。上記公式のプレイ静止画を見て気になる人は、何も見ずに買って!