2019/04/02

地テシ:119 「偽義経冥界歌」と金沢の巻

大阪公演が無事に終わりました「偽義経冥界歌」ですが、4/2〜7には金沢に参ります。ていうか、もう参っております。数日前から参っております。現在舞台稽古中でして、その合間には金沢の美味しいモノとか食べたりしています。ただ、食べているのがカレーとかラーメンとかばかりなのは内緒ダゾ。

ええと、金沢は結構寒いですよ。昼間はそうでもないのですが、やはり朝晩はかなり冷えます。また雨も多いので、遠方からいらっしゃる方々は天気予報などを参考に、傘や上着をご用意下さいませ。
北陸新幹線が開通しておりますので、東京から約二時間半で来られます。大阪からでもサンダーバードで約二時間四十分。そう、意外と近いのですよ。客席も見切れが少なくて見やすい印象です。そして大阪公演よりも収容人数が少ない分、舞台と客席が近く感じられると思います。
それと、上演時間もちょっと短くなっております。大阪公演をこなす間に短くなったのよ。シーンの繋ぎを工夫したり、芝居のテンポが上がったりして10分くらいは短くなっているのではないでしょうか。正式な上演時間は新感線公式さんから発表されると思います。

私自身、金沢を訪れるのは二度目。とはいえ、一度目の1999年「西遊記」の時は公演も一日だけでしたし、とにかくタイトなスケジュールでしたので何も覚えていないんです。全くなぁんにも。観光はおろか、何か美味しいモノを食べた記憶もありません。
ですので、今回が初の金沢みたいなもんです。まあ今回もタイトなスケジュールではあるのですが、みっちり舞台稽古をしますから結構な日数を金沢で過ごしております。僅かながらも街を散策したり観光したり美味しいモノ(カレーとかラーメンとか)を食べにいったりしています。
実は、金沢という街は大都市でありながら第二次世界大戦で空襲を受けていないのですね。なので古い街並みも建築もキレイに残っており、ちょっと歩くだけで素敵な古民家とか洋館とかに出会えます。街歩きを趣味としている私にとってはまさにうってつけの街。
なのですが、自由時間は限られており、ハードな舞台稽古と本番が控えておりますので、そうそう散策もできません。それでも僅かな自由時間を利用して、ちょっとは街歩きしております。余裕があればそんな金沢の街紹介を書ければいいな。余裕があればだけどね。
取り急ぎ、「石川四高記念文化交流館」の写真を。明治二十六年に建てられた旧制第四高等学校の本館がそのまま保存され、中に入って見学することができるんです。
















とかいう原稿を書いている間に気がついたらもう初日直前。ていうか、もう今日(4/2)じゃないですか! エイプリルフールに興じる間もなく、新元号「令和」に反応する間もなく、バタバタとみっちりと舞台稽古をしておりました。
そして公式さんからも「休憩込みで三時間三十五分」という上演時間が発表されました。ほらね。十分ほど短くなっているでしょ。ほとんどカットせずにこの短縮は驚異ですね。

そんなこんなで歴史の街・金沢でお待ちしております。ただ、劇場がちょっと遠くて金沢駅からバスで20分ほど掛かることにはご注意下さいね。詳しくはこちらをご参照下さい。そして、今日はみぞれ交じりの雪も降りました。服装にはお気を付けて。じゃ、そういうことで!