2018/01/26

地テシ:100 2017年のゲームのハナシの続き

前回はPS4とPSVRの話だけで終わっちゃったから、今回はNintendo Switchのハナシです。発売は昨年の3月。私は予約できて発売当日に手に入れたのですが、かなり品薄でなかなか買えない人も多かったようです。でもさすがにクリスマスの頃には結構出回っていましたね。

ゲームに詳しくない方でもテレビのCM(ほら、例のカチッっと音がするヤツ)などで見たことがあるのではないでしょうか。細長いiPadくらいの画面の両側に、着脱可能なコントローラが二個ついています。そのまま携帯ゲーム機としても使えますし、両側のコントローラを取り外して独立した二つのコントローラとして対戦ゲームも出来ます。さらに、本体を専用のドックに差し込めば、ご家庭の大画面テレビでも楽しむことができるという素晴らしさ。実に優れたハードです。
コントローラがまた素晴らしい。小さいクセに使いやすい。ボタン操作だけでなくセンサーも優秀なので、振ったり押したり傾けたりという操作も正確に読み取ってゲームに反映させます。さらに「HD振動」という実に精度の高い振動を起こすこともできます。
また、起動したトップ画面ですぐに新作ゲームニュースなどが読め、気になる作品のページに飛ぶとすぐにプロモーション動画も見られ、そのままショップに飛んでダウンロード購入することもできます。そして、これらの挙動が軽くて速い! とにかく全ての操作が軽快なのも重要なポイントです。

まあ、このようにとても良く出来たハードな上に、ソフトがまた凄いんです。特に任天堂の出すゲームにはハズレがない。
例えば複数人で遊ぶなら、割とバカバカしい体を動かす系のミニゲームがいっぱい入った「1-2-Switch」や、定番レースゲームの「マリオカート8 デラックス」、私はプレイしていませんが巷で大評判の「スプラトゥーン2」など、盛り上がること間違い無しのソフトがたくさん揃っています。

私は主に一人でプレイしているのですが、一人用のソフトも名作揃い。任天堂の本気度が伺えます。

なかでも素晴らしいのが「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」。ゼルダの伝説はファミコン時代から続いているシリーズでして、しかも毎回名作なんです。NINTENDO64の「時のオカリナ」やGAMECUBEの「風のタクト」なんかは随分とやりこみました。しかし、今作の「ブレス オブ ザ ワイルド」は、今までとはちょっと違ったアプローチでゼルダを再構築しているように感じます。
今までのシリーズでは、プレイヤーが序盤にできるアクションが少なく、ストーリーが進むごとに徐々にアクションやガジェットが増えていきました。つまり、見えてはいるんだけど、大きな岩に阻まれているとか高い崖の上とかにあって、序盤は行くことが出来ない、という制限を掛けていたのです。そして、爆弾とかブーメランとかのアイテムを手に入れることによって、徐々に行動範囲が広がり、慣れていくごとに複雑なアクションができたり強い敵が出てきたりするのです。
しかし、今作では攻略に必要なガジェットが、全て序盤に手に入ります。手に入っちゃうんです。しかも広大な世界がオープンワールド風(公式にはオープンエア)に広がっていて、どの方向に進むのも自由なんです。やろうと思えばいきなりラスボスに会いに行くことだって可能です。勝てないけど。
広大なフィールドには無数のイベントが仕込んであって、全く飽きないようになっています。というよりも、あるイベントで捜し物をしながら走っていると、何やら気になるモノを見つけて寄り道してしまって、別のイベントが始まるなんてしょっちゅうです。仕掛けの置き方が絶妙なんです。なのでなかなか止め時が見つからない。操作もキビキビしていてずっとプレイしていたくなる快適さです。


それとお馴染み「スーパーマリオ オデッセイ」も素晴らしい。私はNINTENDO64の「スーパーマリオ64」が大好きで、それ以降のマリオがあまりしっくりこなかったのですが、今作は実に良く出来ています。操作性もマップも良く出来ている上に、今作のキモである「帽子を投げて当てるとそのキャラクターに変身できる」というギミックが新鮮。敵キャラにもなれるし、フィールド上の普通の動物にもなれる。アクションの幅が一気に広がります。
ただ、マリオデはまだ序盤しかプレイできていないんですよ。なぜなら今はまだゼルダをプレイしているから。なぜ昨年の春に出たゼルダを今頃プレイしているかというと、春夏はPS4で手一杯だったのよ。で、10月くらいからゼルダをプレイし始めたら、楽しくて止まらない。年を越してもまだプレイしています。今年の年越しソフトもゼルダでした。マリオは後日のお楽しみ。


そんな好調のSwitchですが、先日また面白そうな新製品の発表がありました。「Nintendo Labo」という作品なのですが、ちょっと説明しにくいのでこちらの動画をご覧下さい。


Switchの超優秀なコントローラを使って、新しい遊びを提案してきたわけです。長く遊べるかどうかは別として、発想として素晴らしい。特に小さなお子さんがいるご家庭ならば知育玩具としても優秀なのではないでしょうか。
最近の私はSwitchもPS4もソフトはダウンロード販売で買っているのですが、コレは久々にパッケージで買うコトになりそうです。

触れば触るほどハードの優秀さとソフトの質の高さがよく判るSwitch。どちらかといえば複数で遊んだ方が面白そうなソフトが多いのですが、もちろん一人でも大丈夫。ボディの小ささも含めて万人にお勧めできるマシンです。そろそろ品薄も解消されてきているようなので、気になっている方はゼヒ!