2020/09/27

地テシ:171 「ベイジルタウンの女神」見てみました! の巻

ヴィレッヂプロデュース2020 Series Another Style「浦島さん」「カチカチ山」の本番が徐々に近づいてきております。今作では客席数の制限を行っての上演となります。なお、ご来場頂きますお客様におかれましては、あらかじめ公式HPの「感染予防対策について」をお読み頂きますようにお願い致します。

また、 チケット半券裏面にお名前とお電話番号を事前にご記入頂きますようお願い致します。御手数ではございますが、感染防止対策の一環としてご理解頂きますようお願い致します。


今作では東京公演のみですし、いつもよりも日数も少ないうえに、昨今の状況から劇場でのご観劇に二の足を踏んでいらっしゃる方も多いかと思われます。

でも! 大丈夫! 今作では全ステージオンライン配信がございます!

PIA LIVE STREAMという配信サービスを使用して、全国どこからでもご覧頂けます。詳しくはこちらをご覧頂き、事前に推奨環境等をご確認頂きたいのですが、ご自身のパソコンやスマホ、タブレット等で簡単にご視聴頂けます。開演から3時間はアーカイブ配信も残りますので、ちょっと遅れて見始めても大丈夫です。

今春からこちら、いくつかのカンパニーによる配信公演は見てきましたが、PIA LIVE STREAMさんでの配信を見たコトはありませんでした。チケットの買い方や配信の具合はどんな感じなんだろうと思っておりました。そんな9/22に、高田聖子さんもご出演のケムリ研究室 vol.1「ベイジルタウンの女神」がPIA LIVE STREAMで配信されるというじゃありませんか! これは見ないワケにはいけないでしょう。

ケムリ研究室は緒川たまきさんとケラリーノ・サンドロヴィッチさんが新しく立ち上げたユニットです。緒川さんや聖子さん以外にも知り合いの出演者が多く、見たい気持ちはメッチャあるのですが、なにしろこちらも稽古中です。スケジュールが読めないので困っていたのですが、丁度9/22が稽古休みとなりましたので、キチンとオンタイムで視聴することができました。

チケットを取るのも簡単です。チケット販売サイト「チケットぴあ」では劇場での客席チケット販売と共にライブ配信チケットも売っています。そちらから通常のチケットを取るのと同様の操作で購入できます。ぴあ会員IDの取得が必要ですが、こちらも簡単に登録できます。
クレジットカードを登録しておけばその場で、していなくてもコンビニなどで手軽に決済できます。あとは指示通りに進めば視聴用urlが書かれたメールを受け取れます。当日、開演時間頃にそのurlをクリックすればいいだけです。とっても簡単でした。

ご自宅のネット回線スピードにもよりますが、とても綺麗な画質で見るコトができました。「ベイジルタウンの女神」ではWOWOWオンラインでも配信があったので、違いを見ようと同時に繋いでいたりしたもんですから、トラフィックが大きすぎたらしく途中で二度ほど数秒通信がきれてしまいましたが、すぐに復帰できました。そんなバカなコトはせず、普通にご視聴頂ければ途切れることも無いと思います。ちなみに、一、二幕間の休憩時にはPIAでは限定のインタビューが、WOWOWでは他の番組の予告編が流れていましたよ。

演劇はやはり劇場で生で見て頂くのが一番面白いと思うのですが、ライブ配信ならではの良さというのもありまして、やはりカメラによってアップで見られるというのはありがたいですね。俳優の表情や細かな仕草がハッキリ見られたり、制作者の見せたいトコロが見られるのは嬉しいのですが、反面、自分の見たいトコロではない部分がアップになっていたりする時もあるのがもどかしい。また、照明や映像の美しさを楽しむのもやはり生の方が優れていると思います。
生には生の、配信には配信のそれぞれの良さがありますので、それぞれの楽しみ方をして頂きたいと思います。

私も視聴しながら、なんとなく収録されたDVDでも観ているような感覚になっていたのですが、時々「あ、違うわ。これ、今リアルタイムで演じられているんだ」と思い返す瞬間もあって、なんとも不思議な感覚になったりもしました。

ああ、ライブ配信についてばかり書いてしまい、肝心の芝居内容について書くのを忘れておりました。
ケラさんの大好きな喜劇映画のオマージュがふんだんに散りばめられたウェルメイド喜劇風なのに、やはりケラさん流のトゲとかズレとかもあって、達者なキャストと優秀なスタッフそれぞれの技も堪能しつつ、とても楽しく見ることができました。
とにかくみんな楽しそうなのがよい。いや、早替えとか転換とか、俳優部も忙しくて大変なんだろうとは思うのですが、内容も合わせてみんな楽しそうなんだよね。
本当は是非とも劇場で拝見したかったのですが、ライブ配信でも充分に堪能することができました。あ、配信ならではということで、ビールを飲みながらのリラックス観劇もしてみましたよ。そういうところもいいよね、配信って。

そんなこんなのライブ配信体験記。まあ一言でいえばとっても簡単で手軽に楽しめますよってコトです。昨年オープンしたばかりで綺麗な東京建物BrilliaHALLで生で楽しむも良し、ライブ配信で気楽に見るのも良し。いつもより短めの濃密な二人芝居、三人芝居である「浦カチ」をどうぞお楽しみに!


2020/09/20

地テシ:170 「Ghost of Tsushima」終わりました! の巻

私にとって半年振りの舞台であるヴィレッヂプロデュース2020 Series Another Style「浦島さん」「カチカチ山」の稽古も佳境に入り、徐々に忙しくなってきました。ここ数週間、ほぼ毎週水曜日にお送りして参りました川下大洋さんとのドナ禁キャス「リクツナイト」も前回の放送で一旦終了です。私とではなくても、大洋さんや多彩なゲストで何らかの形で続いていくと思われますので、そちらもどうぞお楽しみに。

春夏ごろの暇だった日々とは違って、何かとやるべきコトが、そして何よりも舞台本番が近づいている忙しさってのはやはり良いものですね。まあ体力的には大変なんですけども。そうだ、そんな夏頃に暇だからと作った、初の動画作品である「まこトラベル」も貼っておきましょう。ジリジリと閲覧数も増えております。ありがとうございます。



そして「浦カチ」の宣伝動画第二弾も貼っておきましょうね。



さらに、昨春、今春に上演されました「偽義経冥界歌」のゲキ×シネ上映が決定致しましたので、そちらの宣伝動画も貼っておきましょうね。



予告編では、私は「ガッザーッ」の一言しか声を発していませんが、これでも源頼朝です。そんな「偽義」ゲキ×シネの詳細についてはこちらをご覧下さいませ。「浦カチ」上演の直後、10/24から全国での映画館での上映です。収録されているのは今春版ですので、弁慶役は三宅弘城さん、くくり役は山本カナコさんですよ。

さて、宣伝がてらの動画連張り致しましたが、今回の主題は「ゴースト・オブ・ツシマ、終わったよ」ってコトなんです。7/17にPS4で発売されました大人気のオープンワールド剣戟ゲームである「Ghost of Tsushima」については何度か書きました。チマチマと約二ヶ月プレイいたしまして、ようやくエンディングを迎えたというワケです。
ロード時間も短くイベントも盛りだくさん、美しい画面にレスポンスの良いアクションと、最初から最後まで軽快に爽快にプレイできて大満足でした。しかも、対馬をくまなく走り回っていたら、最終的にはトロコン(トロフィーコンプリート)まで達成してしまいましたよ。してしまいましたよ!

PS4には各ゲームごとにトロフィーという達成目標があり、普通にプレイしていれば達成できるモノから、特殊な状況、過酷なプレイ、全アイテム取得など、様々な条件が設定されています。ヘヴィなゲーマーの中にはトロコンしないと気が済まないという人もおりますが、私は今までほとんどトロコンなんぞしたことがありません。収集系(アイテム全取得とかマップ全区域開放とか)ならいざ知らず、特殊系(特定の条件で敵を倒すとか)や過酷系(高難易度でのクリアとか)などは最初から諦めています。
ところがツシマではトロフィーの設定が比較的ユルいので、ゲームクリア時の段階で取りこぼしたトロフィーが2個だけだったのです。アイテムは全て集めましたし、マップも全て埋めました。特殊な条件での撃破も案外こなせていました。そして残り2個。
ここまで来ればトロコンしたいと思いつつ、でもさすがに厳しそうなので攻略サイトを見てみたら、条件は厳しいが内容は簡単(特定の組み合わせでコスチュームを着るとか)だったもんで、スルッとクリアしてしまい、スルッとトロコンしてしまいました。

いやあ、楽しかった。面白かった。これでツシマを堪能しまくったと言ってもいいでしょう。何しろトロコンしたんだから。久しぶりにトロコンしたんだから。全世界のプレイデータを見てみると、トロコンした人は12%を越えていました。それほどまでに簡単だし、それほどまでにプレイヤーを熱中させたというコトでしょう。人気の程がうかがえます。

さて、これで心置きなく「Marvel's Avengers」に移れます。こちらも中々に楽しい作品ですが、中々にハードなゲームですので、「ゲームは余りしないけど、マーベル作品は好きだからちょっとプレイしてみようかな」という方には結構難しいかと思われますのでご注意下さい。
まあ、今の私の興味はPS5の予約販売をゲットできるかどうかなんですけどね。いやあ、こちらも予想通りの高難易度です。Oculus Quest 2は見送ってもいいから、PS5はなんとかして手に入れたいところです。いやあ、まだまだワクワクはありますねぇ!



2020/09/13

地テシ:169 ノックノックス「照らす」配信上演! の巻

9/9に開催されました「浦カチ」YouTubeライブでは沢山のご視聴ありがとうございました。「浦島さん」と「カチカチ山」それぞれの主役である福士蒼汰さんと宮野真守さんをお迎えして、作品の見どころなどを語って頂きました。それにしても二人は仲がいいなぁ。二年後の「神州無頼街」も楽しみです。
同日に全公演の配信チケットも発売されております。配信のチケットは「PIA LIVE STREAM」というプラットフォームでの販売となりますが、通常のチケットと同様の手軽さでお買い求め頂けます。詳しくはこちらをご覧下さいませ。

さて、そんなワケで10月には「浦カチ」の本番が、久しぶりの舞台本番が、待ちに待った舞台本番があるのですが、同じく10月にさらにもう一つ、舞台に立てることになりました!

ノックノックス「照らす」はヤストミフルタさんによる作・演出・作曲の五人芝居です。しかも生演奏付き。10/31(土)夜7時からの一度きりの配信上演です。
無観客配信公演ですので、全国どこからでもご視聴頂けます。チケットの購入方法などはノックノックス公式HPをご覧下さいませ。視聴チケットの発売は上記の公式HPにて10/3(土)19時からですよ!

初めての団体、初めての作・演出とのタッグではありますが、ノックノックスさんのこれまでの舞台ではミュージシャンによる演奏や、幻燈という特殊な映像表現、また舞台を彩る多くの植物など、通常の演劇という枠にとらわれない個性的な集団だと伺っております。今作もヤストミさんならではの優しさあふれた作品になると思います。
また、初めての出演とはいえ、出演者の中には藤谷みきさんや江戸川じゅん兵さんなど旧知の方もおられますので、リラックスした気分で臨みたいと思います。

参考として、作・ヤストミフルタさん、出演・藤谷みきさんによります、可愛らしい人形劇を貼っておきますね。



この春夏、数多くの演劇(を含めたイベント全体)が中止や延期を余儀なくされてきましたが、秋が近づくにつれて様々な団体が新たな挑戦に動き始めました。演劇舞台公演が今後どうなっていくのか、まだまだ不透明ではありますが、それぞれの団体の新たな挑戦に未来を感じて頂きたいと思います。



2020/09/06

地テシ:168 浦カチYouTubeライブ! の巻

ここしばらく毎週水曜日の夜に行われておりますドナ禁キャス「リクツナイト」。9/2(水)には古地図を見られるとても便利な某サイトを見ながら、東京の昔と今を比較してご紹介いたしました。喋るネタはいくらでもありますが、地図や歴史に興味の無い方には面白くなかったかもしれません。
次回の「リクツナイト」は来週水曜日の9/9は飛ばして、9/16(水)の22時開催の予定です。9/9近辺は川下さんも私も忙しいためです。二人とも10月には公演がありますからね、色々と忙しいのですよ。


で、何故して9/9に忙しいのかって話ですよ。気になりますよね。いや、気にならなくても告知してしまいます。
9/9(水)の20時からYouTube新感線チャンネルを間借りして「浦カチ」YouTubeライブ会見を行うのですが、それに私も出演いたします! 「浦島さん」と「カチカチ山」、それぞれの主演であります福士蒼汰さんと宮野真守さんと共に、「浦カチ」について語ります。羽野晶紀さんと井上小百合さんもVTR出演なさいます。無料配信ですのでどなたでもご視聴可能です。

本来ならばこの秋には、福士さんと宮野さんのダブル主演による「神州無頼街」を上演するはずでしたが、公演が再来年に延期されてしまったために急遽企画されたこの企画。いつもの大人数によるスペクタクルなアクション活劇超大作を封印し、いつにない少人数によるシンプルな御伽話会話劇短編という、今だからできること、今だからこそやってみたいことをお送りしたいと思います。



9/4に誕生日を迎えた中谷さとみさんのナレーションでお送りするこの動画のコピーである「これは、今の物語。おそらくは、君においても。」の通り、誰もが知る御伽話をベースに太宰治が諧謔を込めて再構成した物語を、倉持裕さんと青木豪さんという当代きってのクセモノ作家が更にリライトするという、まさに今の時代に即した物語になっております。もはや御伽話を元にした新作です。とても興味深い作品になっておりますのでゼヒ。全ステージオンライン配信もありますよ。一般発売は本日から!

そうそう、動画といえば私の作った「まこトラベル」第二回も貼っておきましょう。



こんな動画が作れた余裕のある日々ではなく、今は久しぶりの稽古に通いながら余裕のない日々と演劇ができる喜びを感じております。いやあ、少人数芝居だからセリフが多い多い! 大変な日々ではありますが、そんな新しい日常の大事なスパイスになるような作品を目指しておりますので、どうぞご期待下さいませ。チケットと詳細については公式から。来週の水曜日は「リクツナイト」ではなくYouTubeライブでお会い致しましょう!


2020/08/30

地テシ:167 「リングフィット・アドベンチャー」終わりました! の巻

8/26に行われましたドナ禁キャス「リクツナイト」を沢山ご視聴頂きましてありがとうございました。途中、何度も途切れたり音声が聞こえなくなったりしてしまいまして申し訳ありません。川下大洋さんも私もまだツイキャスの経験が少なくて判らないコトが多く、トライ&エラーで学んでいる途中ですので、どうかご容赦下さいませ。次回は9/2(水)22時の予定です。もう少し安定した環境でお送りできるよう努力致します。


さて、このブログでも何度か書いております「おウチでゲームでフィットネスで」の一つでありますNintendo Switchの「リングフィット・アドベンチャー」ですが、そのメインコンテンツであるアドベンチャーモードがようやくエンディングを迎えました!
ロールプレイングゲームのように敵を倒しながらストーリーを進めていくモードでして、楽しく身体を動かしながらエクササイズができるようになっています。フィールドをランニング(実はその場足踏み)しながら、敵に出逢えば戦闘(実はエクササイズ)で倒し、得られた経験値(実はエクササイズ・ポイント)で主人公を成長させながら進めます。
約30分ほど(実運動時間は10分ちょっと)プレイすると「今日はここまでにしませんか」と終了を促されます。それを毎日、休み無く繰り返すこと115日。ついにラストのボスを撃破し、ストーリーを終えることができました。
ストーリーを真っ直ぐ進めてもよいのですが、既にクリアしたエリアに戻ってみると新たなクエストが発生していたりするので、そういうのもクリアしながら経験値を集めていたために、ちょっと日数が掛かってしまいました。
全てのクエストを終わらせて完全クリアを目指していたのですが、苦手なミニゲームというモノはあるモノです。私の場合、ロボットが投げてくるディスクをハリセンで打ち返す「ディスクヒット」と、頭上でリングコンを引っ張りながらパラシュートで輪っかを通っていく「パラシュート」が苦手でして、この二つをノーミスでクリアするなどのいくつかの課題を取り逃してしまいました。でも、まあいいでしょう。

ちなみに私のデータを書いておきますと、プレイを始めて115日目にLv198でクリアしました。総活動時間は27時間、総消費カロリーは7000kcal、総走行距離は90kmでした。1964年生まれのプレイヤー数は316人で、私は総活動時間で54位。結構やっているつもりでもライバルは沢山いるもんですね。やるな56歳世代!

ラスボスを倒すとエンディングとなり、スタッフロールが流れます。ですが、これで終わりというワケではありません。
クリア後にはエクストラステージが始まり、実質的には二周目です。敵も強くなりますが経験値は沢山もらえるので、全スキル開放へ向けてモチベーションも上がります。素材や、新しい宝石などももらえます。どうやら私のリングフィット・アドベンチャーはまだまだ先が長いようですね。

とはいえ「浦カチ」の稽古も始まりますので、これからは休日にプレイするとか、ボチボチとしたペースにしたいと思います。ま、いいよね。なお、同様に毎日続けていた「Fit Boxing」の方は128日連続でした。あと、VRのゲーム機であるOculus Questの「Box VR」は無料アップデートで「Fit XR」というモノに変わり、なにやら近未来的に新しくなって更に楽しくなったりしていますよ。

そんなワケで、私のおウチでゲームでフィットネスで、な日々も一旦終了です。続きは稽古場と劇場で動きますよ! 「浦カチ」は10/4(日)〜17(土)に東京建物Brillia HALLにて。全公演にライブ配信もあります! チケット発売は9/5! どうぞよろしく!